杜の都・仙台市のお墓選びのポイント
東北地方最大の都市である仙台市は、宮城県の県庁所在地であり、約109万人が生活する政令指定都市です。仙台市は他の大都市に比べ20代・30代の若者が多く住む活気ある都市です。主要駅である仙台駅には東北新幹線が停車するため、郡山駅まで約30分、東京駅まで約1時間30分と都市圏へのアクセスの良さが魅力のひとつです。
仙台駅の周辺は「エスパル仙台」などショッピングモールが多く利便性が高い一方、「杜の都」と呼ばれるほどで、公園や森林など緑の割合が約80パーセントと緑あふれる環境です。市の東側には太平洋を臨み、海と山に囲まれています。都市部の利便性と豊かな自然が融和した都市です。
市内には「JR東北新幹線」「JR秋田新幹線」「JR仙山線」「JR常磐線」「JR仙石線」「JR東北本線」「仙台市営地下鉄南北線」「仙台市営地下鉄東西線」「仙台空港アクセス線」の9路線が通る仙台駅などの駅があり、東西南北のどこに足を運ぶにもアクセスは良好です。
また、市バスが仙台駅から陸前高砂駅、仙台駅から川平団地など仙台駅を中心に東西南北に路線バスが走っており、交通網も良好。仙台南部道路や今泉IC、東北自動車道、仙台宮城ICなど高速道路の入口もあるため、マイカーでのお出かけにも便利です。
お墓探しをするにも交通アクセスが良いため、移動におけるストレスはなさそうですね。それでは、アクセスの他にお墓探しの大事な条件となる、費用面についても見ていきましょう。
仙台市内のお墓の“供給”は、“需要”に追いついていないのが現状
※厚生労働省『人口動態調査』『衛生行政報告例』より「いいお墓」作成
続いて、仙台市内におけるお墓の需要と供給の関係について見ていきます。
まずは供給について…ですが、2000年から徐々に減少傾向が見られていましたが、2015年の調査時に100ヵ所以上も減少しています。これは、2011年の大震災が関係しており、墓石の倒壊などによって墓じまいを余儀なくされたお墓が相当数あったと見られています。
一方で、死亡者数は右肩上がり。全国的な高齢化の並は仙台市も例外ではなく、2000年に5,417人だった仙台市の死亡者数は2017年には8,763人にまで増加しており、お墓の“需要”という点では、確実に増加しています。
つまり、お墓に関しては需要の増加に対して供給が追いついていない、というのが現状で、公営霊園の倍率の高さも合わせて考えると、民営霊園であっても空きを探すのが大変…という事態が起こっても不思議ではありません。
これから仙台市内でお墓の購入を考えている方は、ぜひ資料請求や見学予約をするなどして、お早めに動くと良いでしょう。
