0120-949-938資料請求リストに追加した霊園・墓地0件
現在リストに登録された霊園・墓地はありません。
×閉じる
現在リストに登録された霊園・墓地はありません。
×閉じる
約35万人の人口を誇る高槻市は大阪府の北側に位置しており、中核市にも指定されています。大阪市と京都市に挟まれていることもあって、ベッドタウンとしても人気があります。高槻市内のほとんどの地域は、瀬戸内海気候の影響で夏と冬に降水量が少ないですが、山間部では冬に降雪もみられます。
高槻市の中心エリアにある高槻駅の周辺では都市開発が進んでいることもあり、さまざまな商業施設が建設されています。一方で高槻駅の近にある高槻市駅には懐かしさを感じさせる「高槻センター街」とうい商店街があり、さまざまな催し物によって一年中賑わいをみせています。高槻市の北部エリアは北摂山系になり、ポンポン山、三好山、黒柄岳などが聳え、ポンポン山は標高678mとあって日帰り登山を楽しむ人も多いです。
そんな高槻市のお墓事情はどうなっているのでしょうか。この記事では、高槻市のお墓事情についてご紹介します。
では、高槻市のある大阪府の一般墓の相場からみていきましょう。
高槻市のある大阪府の一般墓の中央値は約100万円になっています。全国の一般墓の中央値は約40万円となっているので、大幅に大阪府の相場が上回っています。大阪府の一般墓の相場と全国の中央値を比較してみると、約60万円という大きな差額が出ています。
次に、一般墓を建てるときに必要な、土地に関する相場も確認します。大阪府で一般墓用の土地の購入費用の中央値は約68万円です。対して、全国の一般墓土地の中央値は34万円となっており、大阪府と全国平均を比べると差額は34万円になります。。
では、大阪府と隣接する他県のデータもみていきましょう。大阪府と隣接するのは京都府、兵庫県、奈良県、和歌山県の4つです。京都府の一般墓の相場は約80万円、土地代は約60万円、兵庫県では一般墓代が約68万円、土地代が約52万円、奈良県だと一般墓代が約74万円、土地代が約55万円、和歌山県の一般墓代は約32万円、土地代が約30万円となっています。一般墓と土地代の中央値で全国より高いところは、京都府、兵庫県、奈良県の3つです。全国の相場より低かったのは和歌山県のみでした。関西地方の中で比較しても、大阪府が一番お墓に関する費用が高くなっていることが分かります。
高槻市で一般墓を購入しようと思った場合、大阪府の相場に照らし合わせると、一般墓代の約100万円と土地代の約68万円を合わせて約168万円前後の費用を用意する必要があるかもしれません。
厚生労働省『人口動態調査』『衛生行政報告例』より「いいお墓」作成
この項目では、高槻市の死亡者数と墓地数についてみていきましょう。
高槻市が発表している人口統計をみると、死者数は緩やかに上昇していることが分かります。2010年の年間死亡者数は2,838人で、5年後の2015年には3,073人となり、3,000人を超えました。2017年になると3,353人に増加し、年々高槻市の年間死亡者数が増えていることが分かります。また、高槻市の統計によると、65歳以上の高齢者は2005年には66,780人いることが確認されています。それから急激に増えていき、2010年には82,863人まで増加しています。全国的な高齢社会となっている中で、高槻市も例外ではありません。これからも死亡者数は減少することなく増加していくことが予想されます。
次に、高槻市内にある墓地の数をみていきましょう。高槻市内にある墓地の数は、2005年から2010年にかけては139ヵ所となっており、2015年には1ヵ所増えて140ヵ所となっていますが、それ以降は増加の傾向はみられず、2017年も同様の数字となっています。高齢化が進み、死亡者数が年々増えているのですが、お墓の数はほとんど横ばいの数字で推移している状態です。
高槻市では高齢化が進み高齢者の数も増える一方で、それにともない死亡者数も今後増え続けると予測できます。対して墓地数は一ヵ所しか増えていないことともあるため、自分や自分の親の墓地が必要になったときに「希望の霊園がみつからない」という事態になる可能性がでてくるかもしれません。直前になって霊園、墓地探しで困らないためにも、資料請求や見学をおこなうなど、早めにお墓を探しておくと良いでしょう。
この項目では、高槻市の霊園、墓地についてご紹介します。
高槻市の地図をみていくと、お墓は市街地に集中していることが分かります。アクセスとしては、車なら「国道170号線」「国道171号線」「地方道6号線」などを利用してお墓参りすると便利です。車でアクセスする人のことを想定して、駐車場もしっかりと確保されている霊園、墓地もあります。
また、市街地に設けられている霊園、墓地なら、公共交通機関でのお墓参りもしやすい環境になっています。電車なら「JR京都線」「阪急京都本線」が使え、駅から徒歩圏内という霊園、墓地もあります。数世代にわたって霊園、墓地を管理することを考えると、交通の便は重要視されます。その点でいうと、高槻市の霊園、墓地はお墓参りしやすい環境です。
アクセスが良く、大阪市と京都市に挟まれた立地から都市的な一面も多い高槻市ですが、北部には自然が広がっています。摂津峡公園の近くには美人の湯と称される温泉や、四季折々の自然とともに温泉を楽しめる宿もあります。また、JR高槻駅から徒歩3分という駅チカ温泉もあり、お墓参りの終わりに疲れを癒してみるのはどうでしょうか。
高槻市内には阿武山古墳と呼ばれる、国の史跡にも指定された有名な古墳があります。標高281.1mほどの阿武山にあり、1934年に地震観測施設の拡張工事をおこなっている最中、巨石に突き当たったことから発見されました。当時はかなり話題となり、「貴人の墓発見」と大々的に報道された経緯があります。というのも、阿武山古墳の被葬者が、飛鳥時代に活躍した政治家で大化の改新でも有名な中臣鎌足だとする説が有力視されているからです。
阿武山古墳の内部には棺の一種である麻布が漆で何層にも貼り付けられた夾紵棺がみつかり、中には緑や青のガラス玉で編んだ玉枕と、綿をまとっている60歳代の男性のミイラ化した遺骨が残っていたそうです。頭や顔面、胸にかけて金糸が散らばっており、復元すると立派な冠帽だったということも分かっています。中臣鎌足は、多武峰略記で安威山に埋葬されたと伝えられているため、まとっていた衣装や被葬者の死亡状況から、中臣鎌足説が有力になっています。
遥か昔に埋葬された偉人のお墓は、規模も現代では考えられないほど大きいです。また、副葬品やお墓そのものから想像される当時の様子は絢爛だったことでしょう。お墓に華美さを求めることはあまりないかもしれませんが、どんなお墓に入りたいかという希望を持っている方は多いはずです。どんなお墓に自分が入るのか、今から考えてみても良いのではないでしょうか。
