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松山市は人口約51万人が暮らす四国最大の都市です。中国四国地方では政令指定都市の広島市や岡山市に次いで3番目の人口規模を持ち、複合商業施設の建設や交通網の整備がおこなわれるなど、四国最大都市としてさらなる開発が進められています。
松山市のキャッチコピーは「いで湯と城と文学のまち」。いで湯はいうまでもなく道後温泉、城は江戸時代から松山地域の発展の基礎となった松山城、文学は松山にゆかりのある正岡子規や夏目漱石など文豪を指しています。
四国最大の都市として発展し続けている松山市ですが、市内を走る観光鉄道「坊っちゃん列車」は明治時代の情機関車を再現しており、温泉街を巡る人力車や、温泉街そのものなどが織りなすレトロな風景は、訪れた観光客につかの間のタイムスリップを体験させてくれるでしょう。
そんな松山市のお墓事情はどうなっているのでしょうか。ここでは、松山市の隠れた観光地のお話も合わせてご紹介します。
松山市で一般的なお墓を建てようと思った場合、いったいどのくらいの費用が必要なのでしょうか。ここでは、松山市のある愛媛県の相場をみていきましょう。
愛媛県の一般墓と、一般墓用の土地の相場はそれぞれ約48万円となっています。全国の中央値と比較してみると、一般墓は約40万円、一般墓用の土地は約34万円となっており、愛媛県の相場がやや高めであることが分かります。
では、四国にある他の3県と比べた場合、愛媛県の相場とはどのくらい差があるのでしょうか。徳島県と高知県の一般墓と土地代を合わせた相場は約80万円、香川県では約26万円ほどとなっています。他の3県とくらべてみても愛媛県の相場は高くなっており、一番安い香川県とでは3倍以上の差があります。
愛媛県の相場に照らし合わせてみると、松山市でお墓を建てようとした場合の費用感が想像しやすいのではないでしょうか。愛媛県は全国と比べてみてもやや高めの相場となっているため、松山市でも同様の金額が必要となる可能性があります。もう少し安めにしたいと感じた方は松山市のお墓について調べてみると、相場よりも費用を抑えたお墓と出会える可能性があります。関心のある方は早くから情報収集をしてみると良いでしょう。
ここでは、松山市の死者数と墓地数についてみていきましょう。
まずはじめに松山市の死者数ですが、松山市の人口統計によると、2000年の年間死亡者数は3,363人でしたが、2005年には早くも4,000人超えて4,173人となりました。2015年には5,139人と5,000人台も突破していることから、右肩上がりで死者数が増えていることが分かります。2017年にも減少の傾向はみられず5,310人と2015年の数字を上回っており、高齢化の影響もあって、これからも死者数は増え続けると予測されます。
次に墓地数についてみていきましょう。松山市内の墓地の数は、2000年時点では624ヵ所でしたが、2015年までの15年間は緩やかではありますが増加傾向がみられ、669ヵ所にまで増えています。しかし、2017年には1ヵ所減らして668ヵ所となっており、死者数の右肩上がりの増加数に対して、やや心もとないのが現状です。
松山市では年々死者数が増加の一途をたどっていますが、墓地数は急激な増加というものがありません。これからもこの状況が続くことがあれば、死者数に対して墓地数が足りなくなる可能性もあります。いざお墓が必要となったときに、希望する霊園がみつからないという事態を避けるためにも、早いうちからお墓の準備をしておくと良いかもしれません。
松山市の地図を確認してみると、松山市のお墓は市街地から山沿いにかけて点在していることが分かります。
松山市は南北に縦に長い都市で、北東部には高縄半島の山々が聳え、南部は皿ヶ嶺連峰に接する地形もあり、市街地はその中間の松山平野に集中しています。そのため、松山市のお墓は市街地から山沿いの地域にかけて点在し、人里の少ない山間部にはあまり多くありません。主な移動手段は自動車や、鉄道、バスなどがあります。また、市内には空港もあり、遠方からも広くお墓参りに来ることが可能となっています。
自動車を利用する場合、松山城を中心に四方に街を通る幹線道路の利用が便利です。電車を利用する場合は、JR線のみならず伊予鉄道が8路線もあり、沿線にある墓地も多いことから市内の墓地を広く回ることができるでしょう。市内の移動であれば、バスの路線も非常に便利で、主だった拠点であれば電車とバスの利用でたどり着くことができます。
ほかにも自動車や公共交通機関以外の交通手段として挙げられるのは、意外にも自転車です。比較的コンパクトシティとなっている松山市では、有料の観光レンタサイクルも開設されており、お墓参りだけでなく市内観光にもふらっと行ってみたいという方は、選択肢の一つとして考えてみるのも良いかもしれません。
松山市は古くから温泉地として有名ですが、その温泉が日露戦争時のロシア人捕虜にも開かれていたことをご存知でしょうか。
1905年に終結した日露戦争の捕虜たちは、瀬戸内海に面し輸送に優れた港があること、街までの鉄道が発達していたことなどの理由から松山に集められました。収容所と聞くと、どんなに悲惨な歴史をたどったのだろうと想像する方も多いかもしれません。しかし、この松山の収容所ではそんなことはなく、周囲に住む県民にも捕虜への博愛処遇が徹底されていました。松山の収容所では、捕虜たちは自由に外出できるばかりでなく、温泉や観劇まで楽しむことができたのです。その噂は当時のロシア兵の間では有名で、日本の捕虜となるロシア兵は、こぞって「マツヤマ!」と松山への移送を希望したそうです。
そんなロシア兵たちが眠る墓地が、現在では隠れた観光スポットとなっています。墓地こそ日本風ですが、敷地内にはロシア正教会の十字架をモチーフにした墓石もあり、また個々の墓石にはカタカナで故人の名前が刻まれるとともに、すべてのお墓が北を向いて建つなど、死後も徹底して故人のことを考ているのが垣間みえます。
昭和36年から毎年開催されている慰霊祭にはこの墓地の清掃活動をおこなっている団体や地元の中学生だけでなく、在大阪ロシア連坊総領事館総領事も訪れているなど、ロシアとの交流が続いています。松山市を訪れた際は、日本の墓地でありながら異国情緒も漂っている隠れた観光スポットに足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
松山市の霊園・墓地では、宝塔寺霊園(松山市/松山駅) 、 北久米文珠苑 樹木園「やすらぎ」(松山市/久米駅) 、 松山メモリアルヒルズ「個別永代墓」(松山市/木屋町駅)などがランキングでよく選ばれています。
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松山市での霊園・墓地の費用相場(目安購入価格)は、一般墓138万円、永代供養墓45万円、樹木葬34万円、納骨堂45万円です。
お墓購入にかかる費用は同じ霊園でも区画や空き状況によって異なるため、詳しくは資料請求や現地見学で最新情報を入手しましょう。
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松山市の公営霊園には、松山市営 横谷霊園(道後温泉駅から車で9分)、松山市営 千秋寺境外墓地(鉄砲町駅から徒歩8分)、松山市営 小坂墓地(いよ立花駅から徒歩10分)などがあります。
「いいお墓」では、墓じまいに伴う墓石撤去・処分、各種手続きの代行はもちろん、お墓の引っ越し・改葬先のお手伝いもしています。
墓じまい一括見積もりをご利用いただくことで、墓じまいの作業や手続きを代行してくれる業者をご紹介。役所での「改葬許可証」などの申請手続き、石材店との調整・交渉、お寺との離檀の交渉も代行いたします。「手続きのために時間が取れない」という方でも、お気軽にご相談ください。
一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
永代供養墓とは、お墓を承継する人がいない場合に、霊園や寺院が遺族に代わり永代に渡ってご遺骨を管理・供養してくれるお墓のことを指します。墓石型や樹木型といったさまざまな種類のお墓に「永代に渡って供養をする」というサービスが付いたお墓だといえます。少子化や高齢化が進んだ現在では、子どもや家族への負担を減らしたいという考えから、承継者がいても永代供養墓を選ぶケースが増えてきています。
永代供養墓のメリット・デメリットや選び方については「永代供養墓とは - 種類と費用、選び方のポイント」の記事で詳しく解説しています。
樹木葬とは、墓石を建てず、樹木や花を墓標として埋葬するお墓のことを指します。埋葬方法はさまざまで、ご遺骨を最初から土に埋葬するタイプや、粉骨して骨壺に納め個別埋葬するタイプ、一定期間経過後に合祀するタイプなどがあります。永代供養付きが一般的なので、埋葬後の管理やメンテナンスを個人で行う必要がないのもメリットの一つです。樹木葬は、民営霊園や寺院のほか、近年では都立霊園などの公営霊園でも導入され、人気が高まっています。
樹木葬のメリット・デメリットや選び方については「樹木葬とは - 種類・特徴や費用相場」の記事で詳しく解説しています。
納骨堂とは、ご遺骨を主に建物内に安置し供養するもので、室内にある仏壇式やロッカー式などのお墓のことを指します。自動搬送式納骨堂といった機械式のものもあります。主に都市部を中心に、近年樹木葬とともに注目を集めており、駅から近く、天候を気にせずお墓参りできる施設が多いことも人気の理由の一つです。
納骨堂のメリット・デメリットや選び方については「納骨堂とは - 種類と費用相場、メリット・デメリット」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
「いいお墓」では、お墓に関する知識や情報を「はじめてのお墓ガイド」という形で提供しています。
以下でお墓選びに役立つ記事をピックアップしましたので、お墓探しや現地見学、購入前の参考情報としてぜひご活用ください。
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