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瀬戸内海に面し、四国のひとつである香川県。日本一小さな面積の県ですが、穏やかな気候で住みやすい県です。うどんと言えば香川県と、誰もが思い浮かべるくらい讃岐うどんが有名な県でもあります。もちろん、うどんの生産量も日本一です。
他にも瀬戸内海に浮かぶ「アートの島」と呼ばれる直島は、島全体がアートスペースになっており、アートオブジェやギャラリー、宿泊施設がある島です。同じく瀬戸内海にある小豆島はオリーブが特産で別名「オリーブの島」としても有名です。オリーブはオリーブの実の新漬けやエクストラバージンオイル、化粧品など様々な用途に使われています。そんな香川県の霊園やお墓、葬祭事情をご紹介します。
※厚生労働省『人口動態調査』『衛生行政報告例』より「いいお墓」作成次に香川県の墓石数と死亡者数の関係について紹介します。香川県では、年々死亡者数が増加しています。1990年は約9,400人だった死亡者数が、2005年以降は1万人を超えています。2017年は1万1,000人を超えているため、年々死亡者数はやや上昇傾向にあるのが特徴です。一方、香川県の墓地数は1990年から2005年の間は若干減少しています。2005年に2,500基を越え、2010年から約2700基を越えました。2010年以降は、ほぼ横ばいの状態が続いています。
では、隣県と比較するとどうでしょうか。隣県である徳島県と比較すると、徳島県では1990年で約7,000人と香川県よりやや少なめの死亡者数になります。徳島県は2015年までは1万人以下、2017年で初めて1万人を越えてました。徳島県の墓地数は2000年で約1万7,300基、2017年までは約1万7,400基とほぼ横ばいが続いている状態です。県の面積の関係がありますが、墓地数は徳島県の方がかなり多くあります。
葬儀やお墓のしきたり、お盆での風習などは全国によってさまざまありますよね。香川県でも他県にはない風習やしきたりが存在します。
そのひとつとして全国では末期の水(故人の口に水を含ませる)は綿を使うのが一般的ですが、香川県では樒(しきみ)の枝葉を使用することが多いです。樒(しきみ)の枝葉は枕飾りとして使用することもあります。また、家にある神棚は葬儀の期間中は神棚封じを行ないますがその時、神棚にかける白い半紙には「忌」の文字を書いて封じます。
弘法大師が生誕した土地であり、海の幸と温暖な気候に恵まれた香川県ならではのお盆での風習やお墓のしきたりをご紹介します。
香川県のお盆の風物詩に「さぬき盆灯篭」という風習があります。「さぬき盆灯篭」は主に西讃、坂出、高松など瀬戸内の海沿いにあり宗派には関係なく、紙で作られた細長い形の細工が施された灯篭を吊るして故人を偲ぶ風習です。灯篭の種類はお仏壇に吊るす「お仏壇灯篭」とお墓にお供えする「お墓灯篭」の2種類があります。
「お仏壇灯篭」は初盆から3年間飾ります。1年ごとに灯篭を変え8月1日からは灯篭にあかりを灯します。灯篭専用の懐中電灯も販売しているほどです。お仏壇灯篭の場合、形は大きく豪華な飾りが特徴で色は1年目は白・2年目は銀色・3年目は金色を吊るすのが風習です。
お仏壇灯篭に比べ、やや小ぶりの「お墓灯篭」はお墓参りのときにお線香・お花・ろうそくと一緒にお供えします。こちらは仏壇用の灯篭と違い、大きさも小さめで色も水色やピンクなど様々な色があるのが特徴です。「お墓灯篭」の場合は、色の意味はないので故人の好きだった色を選ぶこともできます。
「さぬき盆灯篭」の価格は「お仏壇灯篭」で約8,000円~約26,000円、「お墓灯篭」で約1,500円~約2,500円と価格も様々です。細工も、いろいろな模様の細工が施され販売されています。

「庵治石(あじいし)」は、国産の墓石では最高級とも呼ばれている鉱石のひとつです。主な発掘産地は香川県高松市の北東にある庵治町と牟礼町の五剣山になります。その北西に4つの丁場がありますが、中でも品質の高い庵治石が発掘されているのが庵治大丁場です。
庵治石は、石英・長石・雲母などの結晶が細かく神秘的で美しい石です。その歴史は古く、平安時代からあるといわれています。庵治石の種類は、大まかに石目が細かい「細目」と石目が粗い「中目」に別れています。大平正芳・石原裕次郎・手塚治虫など有名人の墓石や、広島平和記念公園・原爆慰霊碑・高松空港モニュメントなどにも使用されています。
自然にできた産物の庵治石は、どれもひとつとして同じ石はなく、磨くと濡れたような艶がでることや、石の表面に斑点や郡雲状のまだら模様「斑(ふ)」が入った光沢は庵治石だけの特徴です。「庵治石」は硬く粘りがある石のため、加工が難しい石とも言われています。そのため加工には石職人の経験と技術が不可欠ですが、彫刻を施せば500年前の石の文字が読めるほど劣化に強い石です。
香川県の一般墓では、丸亀さくら想苑(丸亀市) 、 アルファメモリアルパーク高松 せせら樹(高松市/円座駅) 、 大善寺 納骨堂(高松市/端岡駅)などがランキングでよく選ばれています。
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香川県の公営霊園には、高松市六ッ目公園墓地(端岡駅から車で約10分)、高松市川西公園墓地(端岡駅から徒歩10分)、丸亀市営 青ノ山墓地公園(宇多津駅から車で4分)などがあります。
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一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
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