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県の大きさが本州で一番の岩手県のほぼ中央に位置するのが盛岡市です。盛岡市は岩手県の県庁所在地でもあり、東西と北側を山で囲まれた自然豊かな環境にあります。市の人口は2019年8月現在で約29万人となっています。
気候の特徴として、夏場は気温がそれほど高くはならず、住みやすい気候になっています。冬場は東北地方のため寒い日が続きますが、東北地方の中では日照時間が長い地域です。
盛岡市の特産品は麺類がたくさんあります。わんこそばや盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺と、他の地域ではなかなか味わえない麺のグルメを堪能することができます。毎年11月には全日本わんこそば選手権もありますので、大食いに自信のある方は挑戦してみるのも良いでしょう。
盛岡市には大きなお祭りも多いです。多農耕馬に感謝する伝統行事で、色鮮やかな装束に着飾った100頭あまりの馬が街を練り歩く「チャグチャグ馬コ」や、夏の盛岡を「さんささんさ」の掛け声と共に踊る「盛岡さんさ踊り」などが代表的です。
この記事では、そんな岩手県の中心地である盛岡市でのお墓を探すヒントをご紹介します。
盛岡市でお墓を建てる場合、全国的な一般墓の中央値と比べると相場は低いようですが、相場はいくらになるのでしょう。
盛岡市のある岩手県で一般墓を購入する相場は約28万円です。全国の一般墓の中央値が約40万円ですので、相場としてはお手頃な価格といえるでしょう。岩手県ではお墓を建てる土地代も相場が約28万円となっており、 全国の中央値が約34万円なので、こちらもややリーズナブルなそうばといえるでしょう。お墓代と土地代を合計すると約56万円になりますが、それでも全国の中央値に比べると費用的な負担が少なくお墓を建てることができます。
隣県の青森県や秋田県と比較すると、どのような違いがみえてくるのでしょうか。青森県における一般墓の相場は約18万円、お墓の土地代も約18万円です。秋田県はそれよりも安く、お墓代も土地代もともに約15万円となっています。隣県と比べるとやや高めではありますが、それでも全国の中央値と比べると安くお墓を手に入れられることが分かります。
盛岡市でお墓を建てることを検討している場合、今からでも簡単にお墓を建てることは可能なのでしょうか。死亡者数と墓地数を確認してみましょう。
まずは、盛岡市の年間死亡者数をみていきましょう。盛岡市の人口統計によると、盛岡市の年間死亡者数は2015年は2,978人でしたが、2017年には3,055人となり、3,000人を超えています。また、盛岡市の老年人口も年々増加しており、2000年から2010年にかけて15,000人余りも増えています。全国的に高齢社会となっており、盛岡市も今後、右肩上がりで年間死亡者数が増えていくと予想されます。
次に、盛岡市内にある墓地の数をみていきましょう。盛岡市にある墓地の数は2010年には79ヵ所で、5年後の2015年も同じ数字で推移していますが、2017年になると2ヵ所増加して81ヵ所となっています。盛岡市の年間死亡者数の増加については先ほど触れましたが、墓地の数は死者数ほど右肩上がりになっていない状態です。
盛岡市の高齢化は今後も進んでいくと考えられます。公営霊園も新庄霊園以外区画は埋まっている状態ですので、十分にお墓があるとは考えずに、理想の霊園がみつからないという事態を避けるためにも、早めにお墓を探して備えておくと良いでしょう。
盛岡市の霊園の場所やアクセス方法にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは盛岡市の霊園について詳しくみていきましょう。
盛岡市の霊園は市の中心街から山沿いに点在しています。盛岡市の地図をみてみると、東西南北に広い盛岡市は市内外を多くの山々に囲まれており、市街地は北上盆地の西南部に広がっています。盛岡市のお墓は市外に点在していますが、その多くは市街地と市街地に隣接する山沿いに集中しているのが特徴です。
盛岡市では霊園が国道沿いにあることが多く、アクセス方法としては車での移動が便利です。「国道4号線」や「国道46号線」、「国道106号線」、「国道455号線」などの利用が考えられます。公共交通機関を利用するときは「JR東北本線」や「JR山田線」を利用すると良いでしょう。
ゴールデンウイークなどの一時的な帰省でお墓参りの場合、少し観光もしていきたいという人もいるかと思います。そんなときにはおすすめなのが、春であれば市の中心地にある「石割桜」です。巨石の間を割って育ったという桜の見事な姿には心打たれる人も多いでしょう。他にも、冒頭で触れたチャグチャグ馬コが神事としておこなわれる「盛岡八幡宮」は、その荘厳で豪華な造りでみるものを圧倒します。一目で心を動かされるスポットを訪れて、鋭気を養ってみるのも良いかもしれません。
盛岡市には、お墓にまつわる言い伝えや葬儀など独特な風習がいろいろとあります。ここでは、言い伝えや風習について調べてみましょう。
盛岡市内にある由緒ある寺院の「光台寺」には、お墓にまつわる言い伝えがあります。寺院内の「源秀院殿墓所」がその舞台です。盛岡藩初代藩主である”南部利直”の正室となった「於武の方」が、藩主に嫁ぐ際に先祖がその昔大ムカデを退治した矢の根を持参しました。
その後、「於武の方」が亡くなった時に体にムカデのような紋様が浮かび上がりました。ムカデの祟りを恐れた藩主はお堀で囲ったお墓を建て、橋をかけました。しかしその夜に橋は破壊されてしまったのです。何度もかけ替えましたが、それを夜な夜な大ムカデが壊していくと噂になります。お墓の中からは大小のムカデが這い出て、「於武の方」の髪が片目の蛇に変化して石垣の隙間から出てくるという奇妙な現象も起こり、地元の人々は「於武の方」を「むかで姫」と呼び、墓を「むかで姫の墓」と名付けたといわれています。
亡くなった方の鎮魂のために建てるという一面だけでなく、歴史や伝説を語り継ぐというお墓の別の面に触れてみるというのも面白いかもしれません。
そのほかに盛岡市の独特な風習としては、「逮夜」と呼ばれる段取りがあります。これは、通夜後にもう一度同じような儀式をおこなう日があるのです。基本としては近親者のみでおこなう儀式で、一般の方は招待者のみとなります。
逮夜の意味は「次の日におよぶ夜」だそうで、故人の冥福を祈って近親者で一晩中語り明かすという時間を持つのだそうです。
盛岡市の霊園・墓地では、向中野 せいなんの郷墓苑(盛岡市/盛岡駅) 、 宮澤寺(盛岡市/盛岡駅) 、 盛岡市営 新庄墓園(盛岡市/山岸駅)などがランキングでよく選ばれています。
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盛岡市での霊園・墓地の費用相場(目安購入価格)は、一般墓106万円、永代供養墓57万円、樹木葬51万円、納骨堂57万円です。
お墓購入にかかる費用は同じ霊園でも区画や空き状況によって異なるため、詳しくは資料請求や現地見学で最新情報を入手しましょう。
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「いいお墓」では、墓じまいに伴う墓石撤去・処分、各種手続きの代行はもちろん、お墓の引っ越し・改葬先のお手伝いもしています。
墓じまい一括見積もりをご利用いただくことで、墓じまいの作業や手続きを代行してくれる業者をご紹介。役所での「改葬許可証」などの申請手続き、石材店との調整・交渉、お寺との離檀の交渉も代行いたします。「手続きのために時間が取れない」という方でも、お気軽にご相談ください。
一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
永代供養墓とは、お墓を承継する人がいない場合に、霊園や寺院が遺族に代わり永代に渡ってご遺骨を管理・供養してくれるお墓のことを指します。墓石型や樹木型といったさまざまな種類のお墓に「永代に渡って供養をする」というサービスが付いたお墓だといえます。少子化や高齢化が進んだ現在では、子どもや家族への負担を減らしたいという考えから、承継者がいても永代供養墓を選ぶケースが増えてきています。
永代供養墓のメリット・デメリットや選び方については「永代供養墓とは - 種類と費用、選び方のポイント」の記事で詳しく解説しています。
樹木葬とは、墓石を建てず、樹木や花を墓標として埋葬するお墓のことを指します。埋葬方法はさまざまで、ご遺骨を最初から土に埋葬するタイプや、粉骨して骨壺に納め個別埋葬するタイプ、一定期間経過後に合祀するタイプなどがあります。永代供養付きが一般的なので、埋葬後の管理やメンテナンスを個人で行う必要がないのもメリットの一つです。樹木葬は、民営霊園や寺院のほか、近年では都立霊園などの公営霊園でも導入され、人気が高まっています。
樹木葬のメリット・デメリットや選び方については「樹木葬とは - 種類・特徴や費用相場」の記事で詳しく解説しています。
納骨堂とは、ご遺骨を主に建物内に安置し供養するもので、室内にある仏壇式やロッカー式などのお墓のことを指します。自動搬送式納骨堂といった機械式のものもあります。主に都市部を中心に、近年樹木葬とともに注目を集めており、駅から近く、天候を気にせずお墓参りできる施設が多いことも人気の理由の一つです。
納骨堂のメリット・デメリットや選び方については「納骨堂とは - 種類と費用相場、メリット・デメリット」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
「いいお墓」では、お墓に関する知識や情報を「はじめてのお墓ガイド」という形で提供しています。
以下でお墓選びに役立つ記事をピックアップしましたので、お墓探しや現地見学、購入前の参考情報としてぜひご活用ください。
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