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全国23位、約140万の人々が暮らす愛媛県はみかんの産地として有名で、柑橘類の生産量は年間21万トンを誇ります。100年以上の歴史のなかで技術や研究を重ね、季節に合わせて栽培されている柑橘類は現時点で17品種に及ぶことも大きな特徴です。そのなかでも温州みかんと伊予柑は収穫量が全国1位です。また、愛媛県松山市内の道後温泉は県内でも最大の観光地で、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台になっていることをご存知の人も多いでしょう。
愛媛県は大まかに東予地方・中予地方・南予地方の3つの地域に分けることができ、各地方で県民性が多少異なりますが、全県的にのんびり屋でおおらか、人当たりの良い性格の人が多いです。男性は陽気で親切で素朴な人も多くみられ、女性は地方によって明るく気さく・のんびり屋・おおらかとそれぞれ異なります。では、愛媛県のお墓や葬祭事情はどうなっているのでしょうか。この記事では、愛媛県のお墓の相場、ほかの四国地方との比較などをご紹介します。
※厚生労働省『人口動態調査』『衛生行政報告例』より「いいお墓」作成近年のデータを確認すると、愛媛県では死亡者数が年々増加しています。年間の死亡者数は、1990年から2017年までの28年間で約6,000人以上増えていることがわかります。また、墓地数も2000年の7,504件から死亡者数に伴い大きく増加し、2017年の時点で1万2,535件です。
ちなみに愛媛以外の四国地方(徳島県・香川県・高知県)とも比較してみましょう。
四国地方のすべての県で死亡者数が増加していることがわかりますが、高齢化の影響も考えられます。そのなかでも愛媛県の死亡者数は群を抜いています。これはもともとの人口が多いことが起因しており、死亡率の推移は全国平均よりも常に高いことも理由のひとつです。愛媛県の発表によると一番の死因は悪性新生物となっており、全国よりも死亡率が高いことも特徴です。
一方で、墓地数をみると愛媛県と高知県は5,000件ほど増えているのに対し、徳島県や香川県は死亡者数に対しそれほど増えていません。徳島県の墓地数は2000年時点で1万7,391件なので、すでに建設しているお墓を利用していると考えられます。
ここからは、愛媛県ならではの葬祭のならわしや、お墓事情をご紹介します。世界各国に比べると細長の地形である日本は、北から南までの距離が2,800km以上もあり、気候や風土の違いからさまざまな習慣に違いがみられます。他県に足を運ぶと、自分の住んでいる地域ではみられないお墓や葬儀に対する考え方や風習が残っていることも多いです。
特に愛媛県は離島である四国地方の一部だったこともあり、他県とは異なる風習もみられます。愛媛県は有名な暮石「大島石」の採掘地です。大島石は四国のみならず全国に愛媛県産の暮石が使用されていることも特徴的。また、ほかの地域ではみられず他県の人が不思議に思ってしまう「みんま」という風習もご紹介したいならわしです。次の項目から、愛媛県の葬祭にまつわる風習や、全国的にも有名な暮石についてご紹介します。
「石の貴婦人」と呼ばれている大島石は愛媛県今治市宮窪町を中心に採掘されています。今治市といえば「今治タオル」の製造地として有名ですが、実は大島石の採掘地としても有名。大島石は青みのある石肌によって気品と風格を感じる人が多く墓石材として人気です。関西や中国地方でも「お墓といえば大島石」と、数多くのお墓に使われるほど信用されています。
ほかの国産暮石と比べても堅く粘りがあり吸水率も低いので、お墓を建てた当時と変わらない姿を維持することが期待できます。ときが経つほど青みが強くなる岩肌は「100年品質」と謳われるほど、品質が劣化しないメリットもあります。大島石を使うことで、一般的な暮石に発生する色褪せや退色によるトラブルの心配も少なくなります。
大島石は品質に分けてランク付けされており、お墓の予算に合わせた大島石を選べることも特徴です。※品質を低い→高い順で表示
大島石は小説家の司馬遼太郎や俳人・歌人の正岡子規、陸軍士官の秋山好古など、有名人のお墓にも使用されています。さらに、国会議事堂や赤坂迎賓館、大阪戎橋の建築材として採用されているほど高い品質に定評があります。大島石は採掘元である愛媛県の愛媛県庁舎にも使用されています。大島石で作られたお墓や建造物の良さは、有名人のお墓や国を代表する建造物で確かめることも可能です。
大島石は高級暮石に分類され、一番高いランクの大島石特級でつくるお墓は100万円を超えるものも存在します。愛媛県の一般墓の価格はほかの四国地方や全国の中央値に比べると高いですが、大島石を暮石として採用している影響も考えられます。

愛媛県には「みんま」という風習があります。みんまとは故人の四十九日法要(忌明け)が終わり初めて迎えるお正月のことです。全国で迎える一般的な1月をお正月とするのではなく、12月に訪れる最初の巳の日・午の刻にお墓参りをして、故人のお正月を祝う行事になります。最近では、お墓参りをする近親者の都合の良い日で行われることもあります。戦国時代から始まったならわしとされていますが、愛媛県では現在でも大切にされている風習です。
みんま当日には下記のような物を用意してお墓へ行きます。
みんまではしめ飾りを墓前で燃やし、その火でみんま餅を炙ります。炙ったみんま餅は引っ張ってちぎり、みんなで分け合うことも特徴です。さらに、お箸でちぎる・包丁で刺して食べるというような、一般的にタブーとされている方法で食べるのが習わしともされています。お墓に持っていったみんま餅は残さずに食べきることも必要です。古くからある習慣のため、愛媛県内では人数に合わせて製造してくれるお菓子店も多く存在します。
愛媛県の一般墓では、宝塔寺霊園(松山市/松山駅) 、 松山メモリアルパーク(東温市/横河原駅) 、 松山メモリアルヒルズ(松山市/木屋町駅)などがランキングでよく選ばれています。
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愛媛県での霊園・墓地の費用相場(目安購入価格)は、一般墓138万円です。
お墓購入にかかる費用は同じ霊園でも区画や空き状況によって異なるため、詳しくは資料請求や現地見学で最新情報を入手しましょう。
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愛媛県の公営霊園には、松山市営 垣生墓地(岡田駅から車で7分)、松山市営 天徳寺境外墓地(木屋町駅から徒歩7分)、松山市営 客谷墓地(西衣山駅から徒歩15分)などがあります。
「いいお墓」では、墓じまいに伴う墓石撤去・処分、各種手続きの代行はもちろん、お墓の引っ越し・改葬先のお手伝いもしています。
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一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
「いいお墓」では、お墓に関する知識や情報を「はじめてのお墓ガイド」という形で提供しています。
以下でお墓選びに役立つ記事をピックアップしましたので、お墓探しや現地見学、購入前の参考情報としてぜひご活用ください。
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