全国の墓石・石材店一覧  - 7ページ目

石材店選びのポイント

石材店を選ぶポイントとしては「墓石に関する知識の豊富さ、相談のしやすさ」「見積書や契約書がきちんと用意されているか」「アフターサポートが充実しているか」「手掛けたお墓の見学ができるか」「霊園の近くに店舗や展示場があるか」などがあります。

価格や契約などのハード面だけでなく、工事はきちんとしているか、彫刻や字彫りなどの希望に丁寧に応えてくれるかなど、ソフト面でも安心できる業者を選ぶことが重要です。

◎信頼できる石材店の選び方

墓石の選び方

墓石の形態は大まかに分けると以下の3種類があります。墓石の大きさや形、使用する石の種類や材質や細工により、価格に幅が出てくるので、希望通りのものに仕上げるためには石材店との十分な打ち合わせが必要です。

和型墓石

江戸時代に一般化した伝統的な墓石です。台石の上に、竿石と呼ばれる塔状の石を建てたものです。竿医師に家名などの文字を刻みます。

洋型墓石

厚めの台石の上に、低く幅の広い石を載せた形が一般的です。最近はこの洋型墓石のタイプが増えてきています。

デザイン墓石

一般的な形式にとらわれない、個性的なデザインの墓石です。自由な形式の墓石が認められている霊園で実現可能です。

◎墓石購入のポイント – お墓を買うとき、墓石を建てるときの注意点

墓石の彫刻／戒名入れ

墓石には、故人の名前や戒名、宗派などを彫刻します。戒名などの文字彫りにかかる費用は3万円～5万円程度が相場とされていますが、墓石の正面に模様などを彫る場合には10万円以上かかることもあります。彫る内容や場所、装飾の種類によって価格幅があるので、まずは見積もりを取ることをおすすめします。

また、戒名は一般的には四十九日など納骨の時に合わせて彫る場合が多いようです。お寺によっては、戒名が刻まれていない場合に納骨ができないということもあるので、お墓が寺院にある場合などは事前に確認しておきましょう。

◎墓石の彫刻・文字 – 戒名彫刻の時期や方法、価格をご紹介

墓石の修理／アフターフォロー

お墓の修理では、墓石に入ったヒビ・目地の補修、墓石のずれ・傾きの補整などを行います。お墓が壊れていることを発見したら、まずはそのお墓を建立した石材店を確認し、連絡しましょう。構造や材質を把握している石材店のほうが修理がスムーズなためです。

建立した石材店がわからないときには事情を説明して他の石材店に修理を頼むようにするとよいでしょう。お墓の修理費用は基本的に高額なので、修理を依頼するときにおおよその金額を確認しておくと安心です。

◎お墓の修理 – 修理の流れ、内容、費用相場

改葬／お墓の引越し

「改葬」とは、すでに埋葬されているご遺骨を、所定の手続きにより別のお墓に移動させることで、お墓の引越しとも言われます。近い言葉に「墓じまい」がありますが、お墓を撤去して更地に戻すことを墓じまい、別のお墓にご遺骨を移動させることを改葬と呼びます。

改葬許可申請などの手続きが必要なほか、元のお墓で行う閉眼供養（魂抜き）、移転先で行う納骨式や開眼供養など、改葬にはいくつかの手順があります。

◎お墓の引越し(改葬)の流れ／墓地移転の方法と注意点

墓じまい／墓石の処分

「墓じまい」とは、遺骨を既存のお墓から新しい場所に移した上でお墓を片付けて更地にし、墓所を墓地の管理者に返還することです。お墓を管理する後継ぎがいないなどの理由で墓じまいをするケースも増えています。

墓じまいの際、墓石の撤去作業は石材店に依頼します。霊園によっては石材店が指定されていることがあるので、事前に確認して費用の見積もりを取りましょう。

◎墓じまいとは – 墓石撤去・処分の流れ・手順と手続き／トラブル回避のポイント