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浜田 望生さんのレポート
【アクセス・周辺環境】
環状4号線から丘陵に広がる住宅地に入り、その先の緑豊かな場所に位置する。
車で環状4号線の本郷小学校交差点から向かうと、桂台小前野信号を左折し、公田小下の信号より少し手前で左に入ることになるが、電柱に取り付けられた「横浜永久の杜」という看板を見落とすと大変。
道幅があまり広くないわりに混雑しているので、Uターンもできず大船方面まで走っていくはめになる。
電車で行く場合は、JR根岸線の港南台駅や大船駅から路線バスが出ているが、バス停から高低差のある道を約15分ほど歩くことになってしまうので、本郷台駅から出ている無料シャトルバスを利用するのが一番楽かもしれない。
無料送迎バスは定休日の水曜・木曜以外、毎日1時間ごとに運行していて、園内の第一墓園と第二墓園の間にある休憩棟前まで連れて行ってもらえる。
このとおり、交通の便はあまり良いとはいえないが、それだけに周辺は緑が多く静かで、ゆったりとした気分でお参りできそう。
【園内】
すでに販売終了となった第一墓園と、現在販売中の第二墓園があり、それぞれの墓園の中は完全に平坦に整備されている。
周囲にさえぎるものが何もないので、どの場所でも大変日当たりがいいのがうれしい。
区画によって、芝墓地、ガーデン墓地、花壇墓地とタイプが分かれていて、芝墓地以外の区画では背中合わせになるお墓同士の間に植え込みが作られている。
全体的に洋墓が多い感じがするのは、園内の明るい雰囲気に合わせて墓石を選ぶ人が多いせいなのだろうか。各所に配置された水場も石造りでおしゃれな印象。
そして、第二墓園よりさらに奥の高台には、永代供養墓「永久の塔」がシンボルのようにそびえ立っている。
【管理棟】
第一墓園、第二墓園それぞれに管理棟が造られている。
管理棟はエレベーター付きの2階建てで、棟内には休憩所や法要施設、会食施設なども整っているそうだが、残念ながら訪れたのが休業日だったために見学できなかった。
【その他】
園内は完全バリアフリー構造。高台に位置する永代供養墓「永久の塔」までは、第二墓園から階段で上っていくことになるが、車椅子などの利用者のために階段下でもお参りができるよう設備が整えられている。
また、駐車場も1ヵ所ではなく園内の各所に配置されているため、自家の墓石に近い場所まで車で入っていけるのがうれしい。無料シャトルバスの発着場には、隣接して休憩所兼待合室が。
ただ、水曜・木曜の休業日には鍵がかけられていて利用できない。
【周辺スポット】
■白山神社
永久の杜とは丘陵の尾根をはさんだ反対側に位置する。地元の人々には「毘沙門堂」と呼ばれ親しまれている古社。というのもその昔、源頼朝が行基作といわれる毘沙門天像を賜った際に、それを収めたお堂がこの神社の創建と伝えられているから。現在では地元の氏神となっていて、鎌倉市の文化財にも指定されている。梅雨の時期には、参道に植えられた紫陽花が美しく色づく。
■散在ガ池森林公園
「鎌倉湖」の愛称で親しまれている農業用水池を中心とした森林公園。園内には、自然の風景を満喫できる散策ルートが4コースほど用意されていて、春は桜、秋は紅葉が楽しめる。また、池周囲の湿地帯早著合うの宝庫でもあり、バードウォッチングに訪れる人も多い。
横浜永久の杜の地図、最寄り駅や交通アクセス、霊園の施設に関する情報をご案内します。
JR東海道本線(東京~熱海) 大船駅
JR根岸線 本郷台駅
JR根岸線 大船駅
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