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浜野一成さんのレポート
・アクセス、周辺環境
船橋市馬込町の丘陵地帯に広がる船橋市営馬込霊園は、昭和26年に「船橋市霊園」として開設され、市の発展とともに順次拡張を実施し、船橋市で最大級の公営霊園として現在に至っている。春は参道を桜が彩り、秋は木立ちの紅葉が美しい市民の霊園は、参拝者に植え込みの散策や園内の休憩所や芝生で、団欒のひとときを提供してくれる。
霊園には、JR総武線の船橋駅や東武線の馬込駅からバスのアクセス。船橋船取街道(県道8号)にある「馬込霊園入口」の交差点から看板で導かれる霊園までは、徒歩10分の道のりだ。
車でのアクセスは、県道8号経由となるが、馬込十字路や金杉十字路は、曜日や時間を問わず混雑が予想されるので、時間に余裕のある参拝を心がけたい。駐車場は、園内中央と各ブロックに用意されているが、区画と比較すると数は多くない。園内がかなり広いので移動は大変。自転車で訪れている人も見受けられた。
・園内
園内は玄関から中央道路が中心部のロータリーまで続いており、駐車場が設置されている。
中心部のロータリーには、大きなシンボルツリーが参拝者を迎えてくれる。シンボルツリーを中心として27に区分けされたブロックの敷地は、約240,00㎡の広大な広さ。子どもを連れて行く場合は、目を離さないように気をつけたいと感じた。ブロックを区切る通路脇には、樹木が植えられている。訪れたときは、初秋であったため、紅葉はなかったが、春や晩秋には、参拝者の目を楽しませてくれるだろう。散歩やウォーキングらしき人も見受けられ、地域住民に愛される霊園として、親しまれているようだ。
船橋市営馬込霊園は、市が運営を行う公営霊園。そのため利用するには、「申請時に市内に1年以上在住し、住民登録か外国人登録をしている人」「祭祀を主宰する人」「一度も埋・収蔵したことのない焼骨を持っている(火葬許可証原本を市に提出できる)人」といった条件を満たす必要がある。さらに区画自体に空きがないと利用できない。返還墓地募集は、適宜行われている。だいたい年1回のようで、平成21年は「普通墓地35区画」と「芝生墓地4区画」の募集があった。募集は9月で締め切られている。また、霊室や合祀墓も用意されている。
・管理棟、施設他
管理事務所は入り口脇にあり、道路を反対側には、参拝者への休憩施設がある。休憩施設には、50席ほどの机と椅子が用意されているので、大人数の法要の待ち時間にも心強い。また、机と椅子は、足の弱いお年寄りにも喜ばれている。
園内には、ベンチやあづまやなどの休憩場所がある。屋根の付いた休憩場所は、雨の日には、ありがたい。水場と手桶も各ブロックごとに設置されているので、参拝の際は重宝しそうだ。
船橋市営 馬込霊園の地図、最寄り駅や交通アクセス、霊園の施設に関する情報をご案内します。
東武野田線 馬込沢駅
新京成線 滝不動駅
新京成線 鎌ヶ谷大仏駅
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