習志野市営 海浜霊園

東京湾を望む自然環境に恵まれた習志野市営の公営霊園

「習志野市営海浜霊園」は、7万3,958㎡の敷地に、約7,570区画のお墓が設けられた、習志野市が運営・管理を行う市営霊園です。

JR「新習志野駅」方面より向かうと、「千葉船橋海浜線」沿いに「習志野市営海浜霊園」の場所を指し示す看板が見えてきます。

霊園に近接するエリアには、公共施設「習志野クリーンセンター」や「千葉工業大学新習志野キャンパス」、企業の社屋などが多く建ち並んでいます。

「習志野市営海浜霊園」は全国的にも希少な、海に面した環境を持つ霊園です。
墓域を超えたエリアからは、目の前に広がる東京湾越しに、水平線に沈む夕陽や都心の夜景などを眺めることができます。

園内は、従来型のお墓が建つ「一般墓地」が設けられています。
墓石が縦に建つ和型と呼ばれるお墓の区画があります。

墓石が横に建つ洋型と呼ばれるお墓の区画もあります。
和型と洋型が建つ区画は、明確に分けられています。

「合葬式墓地」も用意されています。
納骨壇にご遺骨を納めるタイプと、当初よりご遺骨を合祀するタイプが揃っています。

• お墓の募集は毎年行われていますか？

  • 「一般墓地」「合葬式墓地」共に、毎年6月ごろに募集期間が設けられています。 応募数が募集数を超えた場合は抽選が行われます。
  • 事前に習志野市より広報される募集内容をご確認の上、お申込みください。

【墓地タイプ①】一般墓所

「一般墓所」は、和型タイプと洋型タイプの2種類があります。
代々継承することができる、従来型のお墓です。
埋葬人数に制限は設けられていません。
両タイプのお墓は区域内で混然一体になることなく、それぞれのタイプごとに墓域が分けられています。

和型タイプは、3.45㎡、4.50㎡、9.00㎡の3つのプランがあります。
3.45㎡の区画はコンパクトな墓域ながらも、墓誌や塔婆立ても備えることができるゆとりある広さを持っています。

4.50㎡の区画は、荷物を置く台や植栽などを植樹するお墓もあります。
区画内に砂利などを敷いて、美しい景観を彩るお墓もあります。

9.00㎡の区画は、堂々たる広さを誇っています。
募集区画数が限られている、希少なタイプの区画です。

洋型タイプは、4.50㎡、9.00㎡の2つのプランがあります。
4.50㎡の区画は、隣のお墓との境である外柵や墓誌も建つ、プライベート空間をしっかりと持つことができるお墓です。

9.00㎡の区画は、灯篭、荷物を置く台、墓誌などを建立しても、空間に余裕が持てるゆとりある空間です。
和型タイプと同様に、この大きさの区画は募集区画数が限られていますのでご承知おきください。

• 区画の大きさによって使用料などは変わってきますか？

  • 区画を貸し付ける使用料は、㎡数によって異なっています。年間管理料も使用料と同様に、それぞれの㎡数によって価格が設定されています。
  • 区画の大きさによって建てるお墓の価格も変わってきますので、総合的に費用がどのくらいかかりそうであるのかを、事前にお確かめいただくことをおすすめします。

【墓地タイプ②】合葬式墓地

「合葬式墓地」は、1つの大きなお墓に、多くの方のご遺骨を一緒に埋葬するタイプのお墓です。
「ロッカー型の納骨壇タイプ」と「納骨袋に納めたご遺骨を合葬するタイプ」の2タイプがあります。
地上1階、地下1階の鉄筋コンクリート造りの施設です。

「ロッカー型の納骨壇タイプ」は、1名様用、2名用が揃っています。
共に20年間骨壺にて安置された後、合祀されることになります。
1,824名様を埋葬することができます。

「納骨袋に納めたご遺骨を合葬するタイプ」は、1名様ごとに当初より合祀するプランです。
既にご遺骨をお持ちの方、生前でお申込みできる方の応募枠が設けられています。
8,000名様ほどを埋葬することができます。

納骨壇タイプは、納骨堂の中に入り納骨壇の前でお参りができます。
合葬タイプのお参りは、共有の参拝広場で行うことになります。
供花や線香を手向け、亡き人に手を合わせることができます。

• 生前予約の場合、亡くなった際、どのような経過を経て埋葬されますか？

  • 生前予約で使用許可を得ている方は、ご自身が亡くなった際に、合葬式墓地への納骨がなされるように、あらかじめ必要な措置を講じておいてください。

【墓地の募集要項】毎年6月ごろに募集される

「習志野市営海浜霊園」の募集申込期間は、毎年6月ごろに設けられています。
現在、「一般墓地」の「和型タイプ」「洋型タイプ」と、「合葬式墓地」の「納骨壇タイプ」「合葬タイプ」の募集が実施されています。
インターネットないしは郵送にて、所定の書類に必要事項を記載して申込を行ってください。

申込み条件は、「一般墓地の使用申請の日前、引き続き１年以上、本市に住所を有し、かつ、住民基本台帳に記録されていること」「これまでどこにも埋蔵したことのない焼骨（改葬、分骨でない）を所持しており、火葬許可証を提示できること」「現在、海浜霊園一般墓地及び納骨室の使用許可を受けていないこと」「申込者と焼骨の関係は、配偶者（いわゆる「事実婚」を含む）、３親等以内の血族、１親等の姻族であること」などが挙げられています。

なお、「合葬式墓地」の「合葬タイプ」には、次のような要件も付加されます。
「焼骨保持」の方は、「これまでどこにも埋蔵したことのない焼骨のほか、ほかの墓地等に埋蔵・収蔵している焼骨」をお持ちの方。
「生前予約」の方は、「申込者自身が使用」し、「申込者の年齢が65歳以上である」ことなどが必要事項となります。

• 申込みをした後のスケジュールについて教えてください。

  • 6月の申込期間中に該当するお墓への申込を行った後、募集数が応募数を上回った場合は抽選になります。抽選会は7月に実施されています。
  • 抽選結果が出次第、審査が行われます。使用許可が出た後、8月中に使用料を納入します。その後は順次、埋葬できるようになります。

【園内施設】管理事務所など施設の充実

園内には、霊園の案内や、各種手続機など対応を行っている管理事務所があります。
法要や休憩などに利用できる、和室、洋室も完備しています。
利用を希望される方は、管理事務所スタッフまでお申し入れください。

管理事務所に隣接する売店では、仏花や線香のほか、しきみなども販売されています。
お菓子やアイスクリーム、ドリンクの自販機も用意されているので、お参りの前後に甘味を頂きながら寛ぐことができます。

園内には、陽や雨をよけることができる東屋が建てられています。

池も設けられているので、日差しが強い日などは、涼を感じることができて嬉しいですね。

自転車やバイク専用の置場も設けられています。

• 開園時間について教えてください。

  • 通常は、9時～16時30分ですが、4月～6月、9月、10月の土曜日、日曜日は17時までになります。
  • 7月、8月は18時まで。8月13日～16日は6時～19時までとなります。春・秋彼岸（中日を含め前後3日）は7時～18時までです。
  • 1月1日～3日は9時～16時30分です。この時期、売店はお休みです。

【アクセス】「習志野市営海浜霊園」への行き方

JR京葉線「新習志野駅」南口より、徒歩約13分です。
車では約6分です。

JR総武線「津田沼駅」より車で約13分です。
南口より京成バス「津51系統 第七中学校経由 新習志野駅行」に乗車、「千葉工業大学入口バス停」下車、徒歩約10分です。
京成線「津田沼駅」よりハッピーバス「京成津田沼駅海浜ルート」に乗車、「海浜公園バス停」下車すぐです。

• 園内に駐車場は用意されていますか？

  • 駐車場が完備しているので、お車でお越しいただくことも可能です。

習志野市営海浜霊園についてお聞きしました！

【購入傾向】

• お墓の購入傾向について教えてください

  • 「一般墓地」「合葬式墓地」など、どのタイプのお墓も一定の需要があります。
  • 「合葬式墓地」は、納骨壇タイプ、合葬タイプの埋葬方法があり、それぞれ異なる応募資格が設定されています。
  • 希望されるお墓のタイプの募集内容をご確認の上、お申込みください。

【お彼岸・お盆の混み具合】

• お彼岸やお盆の時期は、お墓参りの方々で混み合うことはありますか？

  • お彼岸やお盆の時期は開園時間を延ばすなどして、多くの方にお参りできるようにしています。
  • お参りするためにお待ちいただくようなことはありません。
  • 開園時間などについて分からないことがあれば、お気軽にお尋ねください。

【習志野市営海浜霊園は、海が近接する豊かな自然に包まれた習志野市営の公営霊園でした！】

• 本日はありがとうございました。習志野市営海浜霊園を検討されている方へ、一言メッセージをお願いいたします。

  • 習志野市営海浜霊園は、JR京葉線「新習志野駅」より徒歩圏内の、アクセス良好な市営霊園です。東京湾が面する眺望を有する霊園としても稀有な存在です。従来型の「一般墓地」のほか、ほかの方と一緒に眠る「合葬式墓地」も設けられています。
  • 是非、一度、現地を見学いただき、ご希望に合うタイプのお墓をお選びいただければと思います。