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日本のへそというキャッチフレーズで知られる岐阜県。ユネスコの世界文化遺産に登録以降、観光客が急増している白川郷をはじめ、さまざまな観光資源を持つ自然と歴史のある地域です。小京都の一つ、飛騨高山は歴史情緒あふれる街並みが残っていて、観光客の賑わいが絶えません。また、県内には下呂温泉をはじめ名湯が数多くわいていて、湯治目的でゆったり岐阜を楽しむこともできます。
また、戦国時代、織田信長が居城を置いた岐阜市の長良川では鵜飼が盛ん。毎年5月から10月の夜、暗闇に包まれる屋形船からかがり火に照らされる鵜匠と鵜とのかけあいが見事です。
産業面では、陶磁器生産で日本トップを誇る土岐市を中心に全国シェア5割を生産する美濃焼が有名。また、飛騨牛は神戸牛、松阪牛と並んで評価の高く、岐阜を訪れる旅人の舌を楽しませてくれます。
このように表情豊かな岐阜県では、他県とは違った葬祭事情があるようです。詳しく見ていきましょう。
※厚生労働省『人口動態調査』『衛生行政報告例』より「いいお墓」作成死亡者数のデータを見てみると、岐阜県では年々増加傾向が強まっています。1990年の死亡者数は県全体で1万4,055名。15年後の2005年には1万8,511名となっていて、およそ4,500名も増加しました。それから5年後の2020年には2万人突破して2万220名。その後、2012年は2万1,531名、2013年2万1,518名、2014年2万1,658名、2015年2万1,996名と増加は続き、最新の2017年は2万2,964名。この27年ほどで約9,000名も岐阜県の死亡者数は像介していることがわかります。
一方、墓地数も増加傾向にあります。2000年から2017年にかけて1万以上も増えるなど、死亡者数の増加が反映されているようです。
そのため、岐阜県でお墓不足などの問題は起こりにくいといえますが、希望に沿ったお墓を用意するなら、早めのお墓探しをおすすめします。
白川郷や飛騨高山をはじめ、戦国武将が活躍した岐阜県は独自の文化を今も受け継いでいます。お墓やお葬式の風習やならわしにも歴史的な背景を持つ独特のものが残されていて、岐阜県の葬祭事情を豊かにしています。
全国的な夏の行事であるお盆の迎え方。岐阜県では、使用する道具で他地域とは一風変わった風習があります。
また、全国的に葬祭事情で岐阜県がとくに珍しいのは、葬儀のスタイルです。神道の作法と仏教のならわしがミックスした独自の文化を持っていて、他県から訪れた人はびっくりすることもあるほど。
その地域が持つ独特な葬祭事情は、県らしさを理解するうえでとても大きな鍵を握ります。岐阜県の人たちが大切にしてきたならわしや伝統を少し見ていきましょう。

あなたのお住まいの地域では、お盆に提灯を掲げるならわしはありますか。全国的には地域によって新仏がある年、室内に提灯をつるすところも一部残っています。しかし、お墓に提灯をかけるというのは全国的にも岐阜地区の一部のエリアにだけ伝わる風習のようです。
お盆提灯と呼ばれていて、本来は墓所の一角に提灯立てを設置して、そこに吊します。しかし、最近の霊園や墓地はスペースが限られていること、提灯立てでつまずいたり、風で提灯が飛んでしまうと危ないことなどから、小さな提灯を墓石の花立てに差すスタイルに簡略化されています。
岐阜地区で使われているお盆提灯は、棒の先に両手で収まるほどの大きさの紅白の提灯。とても質素なものです。市販されているお盆提灯を買って来て、花立てに立てるだけというとてもシンプルな風習は、岐阜地区でも垂井から関周辺の狭いエリアで今もお盆になると見られます。
ちなみに、お盆提灯で使われている赤色の染料は水に弱く、雨や露で溶け出して墓石を染めてしまうことがあります。一度染料が墓石に染みこんでしまうと取るのは困難です。できれば、そのまま差しておくのではなく、お参りが終わったら持ち帰るところが少なくありません。
地域によってはお盆提灯をたくさん立てるため、丈夫なステンレス製の花立てにするところもあるそうで、岐阜地区のお盆を代表するならわしといえるでしょう。
岐阜県の葬儀は、神式で行われるところが多く、全国で一般的な仏式の葬儀はあまり見られないのが特徴です。県内で神式の葬儀が主流な理由は、明治政府が行った廃仏毀釈運動が一つ考えられます。中世から長い間、神仏習合で宗教行事を行ってきた日本でしたが、神道と仏教を明確に分ける政策が推し進められた結果、岐阜県ではとくに神式の葬儀に一本化されたようです。
とはいっても、純粋な神式による葬儀というよりは、仏式の影響も残しながら地域独自のスタイルに変化していて、岐阜県式とも呼ばれるような神式に一部仏式の作法を取り入れたかたちとなっています。
このほか、岐阜県内でも一部地域で独特なならわしが受け継がれています。たとえば、岐南町など東美濃では、葬儀の後に食べられる「斎(とき)」という食事の献立の中に砂糖入りの甘いみそ汁が含まれます。昔は砂糖が貴重だったため、参列者や僧侶へのおもてなしとして始まったものが、風習となったようです。
また、恵那市周辺の西美濃では、ビール券を香典返しに送る習慣があります。もともとは葬儀からしばらくして日本酒の一升瓶を香典返しに送っていたものが、形を変えたといわれています。葬儀当日に受け取る香典返しなら、重たい瓶よりもビール券のほうが参列者にも喜ばれるという配慮があるのでしょう。
岐阜県の一般墓では、常光寺 樹木葬瑠璃庵(可児市/可児駅) 、 圓満寺霊苑(円満寺霊苑)(海津市/駒野駅) 、 瑞巖寺霊園(各務原市/市民公園前駅)などがランキングでよく選ばれています。
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岐阜県の公営霊園には、各務原市営 公園墓地 瞑想の森、多治見市営 北市場霊苑(多治見駅から徒歩約20分)、岐阜市営 上加納山墓地(田神駅から徒歩17分)などがあります。
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一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
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