一般墓いっぱんぼ
墓石のある従来型のお墓で、墓石の下にカロートと呼ばれる納骨室があり、先祖代々の遺骨を収めて供養していくのが一般的。ただし、近年は、後継ぎの心配が不要となる永代供養付き一般墓(お墓の後継ぎがいなくなった時点で墓じまいを行い、全員を合わせて埋葬する「合祀」に移動)も増えている。
永代供養墓えいたいくようぼ
遺族のかわりに霊園や寺院が遺骨を管理・供養するため、お墓を引き継ぐ必要がないのが特徴。遺骨は個別や遺族で埋葬出来る「個別型」と、全員を合わせて埋葬する「合祀(ごうし)型」に分かれる。通常、合祀された遺骨は取り出せないため、お墓の移動はできない。
樹木葬じゅもくそう
樹木を墓標とし、お墓を引き継ぐ必要がない永代供養タイプが一般的。埋葬方法はさまざまで、初めから遺骨を土に埋葬するタイプや、粉骨して骨壺納めるタイプ(個別に埋葬)もあるが、一定期間、納骨した後に全員を合わせて埋葬(合祀)するタイプもある。
納骨堂のうこつどう
主に室内にある棚式やロッカー式などのお墓で、利用期間に定めがない個別プランと、一定期間(通常33回忌)を過ぎると全員を合わせて埋葬(合祀)されるタイプがある。天候に左右されず掃除不要だが、納める遺骨の数によって料金が異なることが多い(制限なしのケースもある)。