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長野市は長野県北信地方に位置し、人口約37万人が暮らす中枢市です。全国47都道府県のうち、最も標高の高い場所に県庁舎がある県庁所在地でもあります。
市内の約4分の3が山に囲まれた中山間地域で、中心地は千曲川の流れる自然豊かな土地です。ウィンタースポーツも盛んで、1998年に行われた長野オリンピック・パラリンピックのメイン会場となりました。また、松代城や川中島古戦場史跡公園といった歴史的な観光名所も豊富です。
一方、2015年に北陸新幹線が金沢まで開業したことにより、長野駅周辺では駅ビルの改装などがおこなわれ、ショッピングやグルメも楽しめる場所となっています。公共交通機関や高速道路の整備も進み、関東や東海といった地方からも多くの観光客が訪れています。
歴史的な建物や四季折々の自然と、近代的な都市生活の両方を体験できる長野市の霊園やお墓、葬祭事情はどうなっているのでしょうか。
長野市のある長野県のお墓の相場は全国の中央値とほぼ同額となっています。具体的な費用をみていきましょう。
長野県の一般墓の相場は約38万円ほどで、全国的な中央値約40万円とほぼ同額です。また、お墓を建てる際に必要な土地の相場は約35万円で、こちらも全国の中央値約34万円に近い相場となっています。
続いて、長野県の近隣である新潟県、山梨県の相場と比較してみます。日本海側の新潟県の一般墓は約28万円で、土地は約25万円ほど。長野県に比べて合計約20万円も割安です。一方、東側に位置する山梨県は土地代こそ約34万円で長野県よりわずかに安めなものの、一般墓が約50万円でかなり割高となっています。長野県より合計約11万円も多く費用がかかります。
長野県の相場に照らし合わせてみると、長野市でお墓を建てる場合は、一般墓代と土地代を合わせて約73万円前後を用意しておけば一般的なお墓を建てられるでしょう。
この項目では長野市の死者数と墓地数についてみていきましょう。
長野市の人口統計をみてみると、長野市の死者数は年々増え続けていることが分かります。2000年は年間の死者数が2,661人であるのに対し、2005年には3,281人、2010年は3,723人となっています。さらに、2017年は4,249人と、年々増加しています。日本全体で少子高齢化が問題となっていますが、これは中枢市である長野市も例外ではありません。この先も長野市における高齢化率は高くなる一方であり、同様に死者数も増え続けると予想されます。
一方、長野市内の墓地数は2000年が15,359ヵ所だったものが2005年には7,808ヵ所となっており、半数ほどに減少しています。そして、2010年には9,901ヵ所、2015年はやや減少して9,899ヵ所となり、2017年には9,901ヵ所と、緩やかに増減しています。墓地数は2000年から2005年は激減したものの、以降は急激な変化はなく、横ばいに近い数値となっています。
このように長野市では死者数は増加しているのにもかかわらず、墓地数には劇的な減少もあり、「希望の霊園がみつからない」という事態になるかもしれません。希望の土地や条件がある方は、早くからお墓について準備をした方が良いでしょう。
ここからは、長野市の霊園についてみていきましょう。
長野市のお墓は山間部よりも、市街地に集中しています。
霊園へのアクセスですが、県外からお参りに来る場合は「長野IC」や「須坂長野東IC」が市街地に近く便利です。市街地では、沿線に霊園が多い「国道117号線」「国道403号線」「国道406号線」で向かうことができます。国道であれば道幅も広く、冬は除雪もされているためお参りする際も安心です。
電車でお参りに来る場合はJR信越本線や長野電鉄の長野線で向かいましょう。浄蓮寺墓園平成区画や慈光霊苑といった駅から徒歩圏内の霊園もあり、車が使えない場合でもお参りに行くことができます。さらにJR長野駅には東京から金沢を結ぶ北陸新幹線が通っており、関東をはじめとした県外からお参りに来る場合も便利です。
霊園が集中している長野線沿線には、長野市を代表する観光スポットの善光寺があります。善光寺は「遠くとも一度は詣れ善光寺」といわれ、近年はパワースポットとしても話題です。お寺に宿泊する宿坊体験もできるため、善光寺参りの真髄といわれるお朝事に参拝してみるのもおすすめです。
善光寺から長野駅まで約2km続く善光寺表参道商店街も人気で、歴史ある街並みと長野名物の食べ歩きを楽しむことができます。善光寺は霊園が集中している市街地からのアクセスも良好なため、お墓参りの道中に寄り道してみるのも良いでしょう。
全国には、先人たちの思いが詰まったその土地特有の風習があります。そのひとつが長野市に伝わる「いろ」という風習です。ここからは長野市の風習「いろ」について詳しくみていきましょう。
長野県には、通夜の翌朝に火葬を済ませ葬儀をおこなう前火葬と、通夜と葬儀が済んでから火葬をおこなう後火葬の地域があります。長野市では後火葬の地域が多く、この地域では出棺時に遺族が白い布を肩にかけ火葬場へ向かう「いろ」という風習があります。「いろ」とは肩にかける白い布のことで、いろを肩にかけることを「いろをつける」といいます。
白の布を使う理由は、今生きている現世と死後に向かう冥界を結ぶ「霊界の象徴」が白色だと考えられているためです。また、白色が霊界の象徴といわれているのは、白きつねや白へびといった神仏の使いの動物が白色であることが由来です。
「いろ」には、白い布を身に着けることで故人と同じ格好をし、故人の魂があの世に旅立つまで見送るという意味があります。そして「あの世まで一緒に行くことはできないため、ここからは一人で旅立ってください」という遺族の故人への思いが込められているのです。
長野市に古くから伝わる「いろ」は、故人をしっかり見送りたいという長野市民の思いが表れている風習といえるでしょう。
長野市の霊園・墓地では、ロイヤルガーデン長野(長野市/今井駅) 、 專精寺墓地(長野市/篠ノ井駅) 、 慈雲庵(長野市/三才駅)などがランキングでよく選ばれています。
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長野市での霊園・墓地の費用相場(目安購入価格)は、一般墓106万円、永代供養墓46万円、樹木葬53万円、納骨堂46万円です。
お墓購入にかかる費用は同じ霊園でも区画や空き状況によって異なるため、詳しくは資料請求や現地見学で最新情報を入手しましょう。
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長野市の公営霊園には、長野市霊園(浅川霊園)(本郷駅から車で9分)などがあります。
「いいお墓」では、墓じまいに伴う墓石撤去・処分、各種手続きの代行はもちろん、お墓の引っ越し・改葬先のお手伝いもしています。
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一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
永代供養墓とは、お墓を承継する人がいない場合に、霊園や寺院が遺族に代わり永代に渡ってご遺骨を管理・供養してくれるお墓のことを指します。墓石型や樹木型といったさまざまな種類のお墓に「永代に渡って供養をする」というサービスが付いたお墓だといえます。少子化や高齢化が進んだ現在では、子どもや家族への負担を減らしたいという考えから、承継者がいても永代供養墓を選ぶケースが増えてきています。
永代供養墓のメリット・デメリットや選び方については「永代供養墓とは - 種類と費用、選び方のポイント」の記事で詳しく解説しています。
樹木葬とは、墓石を建てず、樹木や花を墓標として埋葬するお墓のことを指します。埋葬方法はさまざまで、ご遺骨を最初から土に埋葬するタイプや、粉骨して骨壺に納め個別埋葬するタイプ、一定期間経過後に合祀するタイプなどがあります。永代供養付きが一般的なので、埋葬後の管理やメンテナンスを個人で行う必要がないのもメリットの一つです。樹木葬は、民営霊園や寺院のほか、近年では都立霊園などの公営霊園でも導入され、人気が高まっています。
樹木葬のメリット・デメリットや選び方については「樹木葬とは - 種類・特徴や費用相場」の記事で詳しく解説しています。
納骨堂とは、ご遺骨を主に建物内に安置し供養するもので、室内にある仏壇式やロッカー式などのお墓のことを指します。自動搬送式納骨堂といった機械式のものもあります。主に都市部を中心に、近年樹木葬とともに注目を集めており、駅から近く、天候を気にせずお墓参りできる施設が多いことも人気の理由の一つです。
納骨堂のメリット・デメリットや選び方については「納骨堂とは - 種類と費用相場、メリット・デメリット」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
「いいお墓」では、お墓に関する知識や情報を「はじめてのお墓ガイド」という形で提供しています。
以下でお墓選びに役立つ記事をピックアップしましたので、お墓探しや現地見学、購入前の参考情報としてぜひご活用ください。
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