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約60万の人々が暮らしている鹿児島市は鹿児島県の中心に位置しており、県庁所在地でもあります。市内からは年間900万の人が訪れるとされる観光スポット・桜島がみられることも特徴です。桜島を含む景観が、イタリア・ナポリにあるヴェズーヴィオ火山付近に似ていることから「東洋のナポリ」とも呼ばれています。
鹿児島市には有名な「西郷隆盛像」があり、道中に西郷隆盛が西南戦争終結前に最後のときを過ごしたとされる「西郷洞窟」もある「城山」は、国の天然記念物にもなっています。また、鹿児島市は戦国時代にはあのフランシスコ・ザビエルが来航したことでも有名で、彼の名前を冠した「ザビエル公園」という公園は、ザビエルの来航400周年を記念して作られました。園内にはいくつもの銅像が建ち、ザビエルやその協力者たちと布教活動をする姿を人々に伝えています。鹿児島市内には市にゆかりのある人物たちの銅像が多くみられ、街を歩くだけで自然と歴史に触れることができるでしょう。
鹿児島市は歴史のある街ですが、それだけではありません。今やコンビニでもみかける「しろくま」という氷菓の発祥の地でもあるのです。鹿児島市内にある「天文館」は南九州を代表する繁華街で、観光客にも人気があります。その一角に建つシロクマのハリボテが目印の「天文館むじゃき」で生まれた名物は、60年以上も市民や観光客に親しまれてきました。ガイド本や、グルメ番組でもたびたび取り上げられるなど、その知名度は全国的となっています。
そんな鹿児島市のお墓事情はどうなっているのでしょうか。鹿児島にある史跡の話題も交えながら、鹿児島市のお墓事情を紹介していきます。
では、まずは鹿児島市のある鹿児島県の一般墓の相場から確認してみましょう。
鹿児島県で一般的なお墓を用意する場合、中央値は約8万円になります。対して、全国的な一般墓の中央値は約40万円です。鹿児島県と全国の中央値を比較すると差額は32万円になり、鹿児島県の相場の方が全国に比べて安くなる傾向です。
続いて、一般墓を建設するための土地の購入費用もご紹介します。鹿児島県でお墓を建てるための、土地購入費用の中央値は約8万円です。対して、全国の一般墓用の土地の購入費用の中央値は約34万円という結果になっています。鹿児島県と全国の中央値を比較すると差額は26万円になり、鹿児島県の方がお墓の土地の購入費用も安価になります。鹿児島県ではお墓に関する費用が全国的にみても安くなる可能性があります。
では、鹿児島県と隣接する他県のデータもみていきましょう。鹿児島県に隣接するのは熊本県、宮崎県の2県です。熊本県の一般墓の中央値は約66万円、一般墓用の土地の中央値は約47万円、宮崎県は一般墓の中央値が約10万円、一般墓用土地の中央値も約10万円となっています。全国の一般墓の中央値よりも高いのは熊本県で、鹿児島県と宮崎県は全国の中央値より安価になっています。鹿児島県は隣接する県と比べても、お墓に関する費用が安く抑えられる傾向となっています。
この項目では、鹿児島市の死者数と墓地数についてご紹介します。
鹿児島市が発表している人口統計を確認すると、死者数が年々右肩上がりで増えていることが分かります。2000年の時点では年間3,732人の死亡者が確認されています。さらに5年後の2005年には4,829人に増加、2010年では5,964人と、年間死亡者数は年々増え続けています。さらに5年後の2017年も確認してみると、2017年は6,035人の死亡者数という結果になり、年間死亡者数が7,000人を超える日も近いかもしれません。
鹿児島市の高齢化率も年々高くなっています。同じく鹿児島市の人口統計をみてみると、65歳以上の高齢者数は2010年で75,777人いることが分かっています。2015年には84,549人に増えており、5年間で1万人近く老年人口が増えています。人口の割合でみてみると、鹿児島市内に住む人々の実に26%が老年人口となっています。
対して鹿児島市内にある墓地の数はどうなっているのでしょうか。鹿児島市内にある墓地は、2000年には560ヵ所でしたが、2010年には822ヵ所と急激な増加をみせています。しかし、2010年をピークに、その5年後の2015年には683ヵ所にまで数を減らしており、それ以降は同じ数字で推移しています。
鹿児島市では、年々増加し続けている死者数に対して、墓地の数は増えないばかりか減少しています。そのため、今後お墓を建てようと考えたときに墓地数が足らなくなるかもしれません。希望している霊園はあるのにお墓を建てられない、というトラブルを避けるためにも、早いうちからお墓について準備をしておいて損はないでしょう。
次は鹿児島市の霊園、墓地についてご紹介します。鹿児島市の地図を確認してみると、鹿児島市のお墓は沿岸部の市街地に多いことが分かります。
鹿児島市は南北に縦に長い地形をしており、東側の鹿児島湾に面した平野部以外は山間部となっており、市街地はそれほど広くありません。鹿児島市の墓地は、この市街地に集中する傾向があり、山間部の墓地というのはあまりみられません。
鹿児島市内の主な移動手段には、自動車、鉄道、バスなどが挙げられます。自動車を利用する場合、市内を通るいくつかの幹線道路を使うと広く市内を移動することができるでしょう。しかし、進む都市開発に道路の整備が追い付いていないという一面もあり、朝夕は通勤渋滞が発生していることも多いので、時間帯を確認して移動したほうが良いでしょう。鉄道はJR線と鹿児島市電を利用することができます。鹿児島市内を運行しているバスと合わせて利用すると、くまなく市内を移動することができるでしょう。利用したい移動手段と立地も合わせて検討してみると、より希望に沿った霊園を探すことができるかもしれません。
冒頭でも触れたとおり、鹿児島市では「しろくま」が有名です。しろくまを扱っている天文館むじゃきでは氷菓以外にも食事処としてメニューが充実しているので、お墓参りを終えてから一息ついてみるのも良いでしょう。天文館むじゃきのある「天文館」は鹿児島市の繁華街ですから、しろくま以外にもさまざまなグルメがそろっています。道すがら、食べ歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。
鹿児島県の偉人といえば西郷隆盛が有名ですが、鹿児島市上竜尾町にある南洲墓地には西郷隆盛のお墓が存在します。
南洲墓地には西郷隆盛のほか、鹿児島県、熊本県、宮崎県、大分県から集まった薩軍兵士2,023名も埋葬されており、西郷隆盛のお墓を囲むように暮石が並んでいます。また、西郷隆盛を支援した鹿児島県の初代知事・大山綱良など、西郷隆盛を慕っていた人々のお墓も建てられています。墓石だけでなく記念樹や常夜燈などもある南洲墓地には、勝海舟が西郷隆盛を想って詠んだ歌碑も建設されています。1879年に建設された南洲墓地は、1955年に鹿児島県指定史跡に登録されました。
南洲墓地に隣接するように、1977年に西郷隆盛没後100年を記念して建てられた西郷南洲顕彰館という資料館もあります。館内では西郷隆盛の思想や業績を紹介しているため、彼がどのような生涯を送ったかを学べるとともに、西南戦争の資料や西郷隆盛が身につけていた衣服など貴重な展示物も目にすることができます。
南洲墓地は観光地になっているため、一般の人も参拝することができます。お墓参りに鹿児島市を訪れた際は、少し足を伸ばして、鹿児島市の歴史に触れてみるのも良いかもしれません。
鹿児島市の霊園・墓地では、新生田上霊園田上霊場(鹿児島市/鹿児島中央駅) 、 新生田上霊園中央霊場(鹿児島市/鹿児島中央駅) 、 田上共同墓地管理組合・樹木葬(鹿児島市/広木駅)などがランキングでよく選ばれています。
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鹿児島市の公営霊園には、鹿児島市営 武岡墓地(鹿児島中央駅から徒歩12分)、鹿児島市営 唐湊墓地(唐湊駅から徒歩11分)、鹿児島市営 草牟田墓地(加治屋町駅から徒歩17分)などがあります。
「いいお墓」では、墓じまいに伴う墓石撤去・処分、各種手続きの代行はもちろん、お墓の引っ越し・改葬先のお手伝いもしています。
墓じまい一括見積もりをご利用いただくことで、墓じまいの作業や手続きを代行してくれる業者をご紹介。役所での「改葬許可証」などの申請手続き、石材店との調整・交渉、お寺との離檀の交渉も代行いたします。「手続きのために時間が取れない」という方でも、お気軽にご相談ください。
一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
永代供養墓とは、お墓を承継する人がいない場合に、霊園や寺院が遺族に代わり永代に渡ってご遺骨を管理・供養してくれるお墓のことを指します。墓石型や樹木型といったさまざまな種類のお墓に「永代に渡って供養をする」というサービスが付いたお墓だといえます。少子化や高齢化が進んだ現在では、子どもや家族への負担を減らしたいという考えから、承継者がいても永代供養墓を選ぶケースが増えてきています。
永代供養墓のメリット・デメリットや選び方については「永代供養墓とは - 種類と費用、選び方のポイント」の記事で詳しく解説しています。
樹木葬とは、墓石を建てず、樹木や花を墓標として埋葬するお墓のことを指します。埋葬方法はさまざまで、ご遺骨を最初から土に埋葬するタイプや、粉骨して骨壺に納め個別埋葬するタイプ、一定期間経過後に合祀するタイプなどがあります。永代供養付きが一般的なので、埋葬後の管理やメンテナンスを個人で行う必要がないのもメリットの一つです。樹木葬は、民営霊園や寺院のほか、近年では都立霊園などの公営霊園でも導入され、人気が高まっています。
樹木葬のメリット・デメリットや選び方については「樹木葬とは - 種類・特徴や費用相場」の記事で詳しく解説しています。
納骨堂とは、ご遺骨を主に建物内に安置し供養するもので、室内にある仏壇式やロッカー式などのお墓のことを指します。自動搬送式納骨堂といった機械式のものもあります。主に都市部を中心に、近年樹木葬とともに注目を集めており、駅から近く、天候を気にせずお墓参りできる施設が多いことも人気の理由の一つです。
納骨堂のメリット・デメリットや選び方については「納骨堂とは - 種類と費用相場、メリット・デメリット」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
「いいお墓」では、お墓に関する知識や情報を「はじめてのお墓ガイド」という形で提供しています。
以下でお墓選びに役立つ記事をピックアップしましたので、お墓探しや現地見学、購入前の参考情報としてぜひご活用ください。
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