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長野県は岐阜県や山梨県と同じように海岸線を持たない内陸県。県北部に行くにつれて標高の高い山岳地帯が続き、大小さまざまな盆地を中心に町が点在している山がちな県でもあります。
県鳥は高山に棲息する国の特別天然記念物のらいちょう、秋になると紫色の花が咲く県花のりんどう、県獣のかもしかや県木のしらかばなど、高山に囲まれた長野ならではの動植物が県のシンボルとして大切にされてきました。
長野新幹線開通をはじめ、1998年、冬季オリンピックの開催地で賑わった長野では、スキーやスノーボードなど、ウィンタースポーツが人気。このほか、夏の冷涼な気候を活かした高原野菜、避暑として歴史のある軽井沢には別荘が建ち並び、農業から観光業まで、幅広い産業が県の経済を支えています。
※厚生労働省『人口動態調査』『衛生行政報告例』より「いいお墓」作成長野県では、1990年の1万6,646名以降、年々死亡者数が増加傾向にあります。1995年には1万8,052名、2000年に1万9,320名だったところ、2005年には大台の2万人を突破。2万1,369名を記録しました。2017年のデータでは2万5,665名をマークしていて、今後も同じ程度の死亡者数が見込まれます。
一方、長野県では死亡者数の増加につれて、墓地数も同じように年々増加しています。したがって、当面はお墓不足などの問題は起こりにくいと考えられます。2000年の墓地数は長野県内で7万8,245件。17年後の2017年は8万3,984件で、約1万2,000件以上も増加していることが分かります。
しかし、納得できるお墓選びのためには、やはり早いうちから石材店に相談したり霊園見学を重ねるなど、地道なお墓探しが重要です。
長野県には古くから受け継がれているお墓のしきたりや葬祭のならわしがあります。内陸県のこともあって他からの地域の影響が比較的少なく、独自の文化を今に伝える傾向が強かったことが葬祭事情にも反映。長野県内では地域ごとにそれぞれお墓の建て方や葬儀のやり方に特徴があるのをご存知でしょうか。
たとえば、長野市周辺は以前から火葬を済ませてから葬儀を執りおこなう骨葬がならわし。そのため県外からやって来た人は、独自の葬儀の流れに戸惑うことも少なくありません。また、先祖の霊を迎えて供養するお盆の風習も長野県に独自に残るものがあって「かんば」はその代表的なものです。
ここでは、長野県ならではの葬祭にまつわるユニークなしきたりをいくつかご紹介しましょう。

葬儀と火葬の順番は、全国的に通夜そして告別式の後、火葬場に向かうケースが一般的です。しかし、長野県とくに長野市周辺では火葬の後に葬儀をおこなう骨葬が多くみられます。骨葬の風習のある地域は東北や関西の一部にみられるものの、長野市ではとくにメジャーなしきたりとして現在まで伝えられています。
なぜ長野市で骨葬が一般的なのかは、諸説ありはっきりしたことは分かっていません。一説によると、火葬が普及しはじめた明治時代、長野では養蚕が盛んになりつつありました。蚕を育てるのは非常に手間がかかり、ときには夜通し付き添って世話をしなければならないことも。そのため、もし人が亡くなったとき、火葬だけ済ませておいて、蚕の世話の落ち着く頃合いを見計らって葬儀をおこなう。そんなことから骨葬が広がったといわれています。
骨葬の場合の葬儀の流れは次のようなものです。
まず、出棺の日に納棺の儀をおこなって、火葬場に向かいます。その後、御骨を葬儀場まで持ち帰ってそのまま葬儀という流れが主流です。
なお、長野市以外では県の北部では出棺の日に納棺、そのまま骨葬という流れが主流です。一方、中部や南部に行くと通夜とともに納棺して、出棺後に火葬そして葬儀をおこなう地域が多くみられます。
お盆の迎え火は全国的に広くおこなわれている風習です。8月13日の夕方になると、家の前でおがらを焚く光景がみられます。しかし、迎え火は、地域によってやり方や呼び名が異なります。
通常、日本各地でおこなわれているのは、おがら(麻がら)を玄関先で焚いて迎え火や送り火にするものです。
一方、長野県の中でもとくに北信地方と呼ばれるエリアでは、県木であるシラカバの木の皮を干したものをおがらの代わりに焚きます。これを「カンバ」といい、そのため送り火や迎え火をまとめてカンバ焼きと呼ばれて大切な風習として受け継がれてきました。
おがらは燃やすと白い煙が立ち上がりますが、カンバは黒い煙を出します。巻物状に丸くまとめられたカンバを燃やすと、シラカバの木の独特の香りがあたりに広がります。カンバ焼きのならわしの残る地元では、お盆を迎える風物詩といわれるほどです。
ちなみに、長野県ではお盆にまつわる風習が地域ごとにあって特色を生み出しています。お盆に家族で食事をする時、天ぷらやおやきをみんなで味わったり、迎え火を焚きながら「じいさん、ばあさん、この灯りで、おいで、おいで」と歌いながら先祖の霊を迎えたり、地域や家々によって古くからの風習が変化しながら今後も大切にされていくことでしょう。
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一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
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