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約110万の人々が暮らす宮崎県はヤシの木「フェニックス」が県木にも指定されるなど、南国情緒溢れる気候が特徴です。古くからのんびりした風土で土地も豊かなため、宮崎県民の性格は全体的におっとりしています。温和・素朴・お人好し・楽天的・正直な人が多いことも特徴です。
また、宮崎県は古事記や日本書紀にまつわる有名スポットが存在し、観光名所になっているところも多いです。そのひとつが、宮崎県の北部山沿いにある高千穂峡で、高さ80~100m・断崖が7kmにもわたる渓谷になります。そこには、高千穂八十八社の総社である高千穂神社が存在し、邇々芸命(ににぎのみこと)を御祭神としています。高千穂神社で行われているのは、イザナミとイザナギの神話を演じる夜神楽(よかぐら)で、国の重要無形民俗文化財に指定されているほど貴重な演目です。
また、太陽神アマテラスオオミカミが隠れていたとされる天岩戸の洞窟を御神体としている天岩戸神社や、天孫降臨の地のひとつとされる槵觸神社なども有名です。さらに、南部平野部には「鬼の洗濯岩」で有名な青島神社も建設されています。青島神社は、1200年以上も前から信仰を集めている神社で約1.5kmの小島のなかにあり、海幸彦山幸彦の神話で有名なスポットです。
青島神社よりさらに南下すると自然の洞窟のなかに建設された鵜戸神宮があります。鵜戸神宮は神武天皇の父神である鵜葺草葺不合命(ウガヤフキアエズノミコト)が誕生した土地とされ、現在も御祭神として祀られています。このように、日本の神々や神話に縁が深い宮崎県。では、お墓や葬祭事情はどうなっているのでしょうか。この記事では、宮崎県のお墓の相場、ほかの九州地方との比較などをご紹介します。
※厚生労働省『人口動態調査』『衛生行政報告例』より「いいお墓」作成宮崎県の死亡者数は、年々少しずつ増加しています。データで確認する1990年の死亡者数は8,867人でした。それから毎年徐々に増えていき2005年には11,167人となり、1万人を超える結果になっています。2005年以降も1万人を下回ることはなく年間死亡者数は増加し続け、2017年には死亡者数が13,749人という結果となりました。1990年から2017年の27年間で、5,000人近く死亡者数は増加していることが分かります。
一方、墓地数は2000年の時点で9,149ヶ所ほど存在していました。2010年までは少しずつ増え続け9,709ヶ所まで存在していましたが、2011年を境目に以降は減少しています。2017年の時点で墓地数は9,450ヶ所になっているので、17年の間で墓地の増減は微弱でほとんど横ばいとなっています。
宮崎県では死亡者数は27年の間で増加しているため、お墓のニーズは高まっています。それにも関わらず、墓地数が減少していることから、お墓が不足することも考えられます。お墓が必要になったときに建設できる土地がないというトラブルを避けるためにも、早めに墓地・霊園の資料請求や見学を行なってお墓を探した方が良いでしょう。
他県に足を運ぶと自分の住んでいる地域ではみられない、お墓や葬儀に対する考え方や風習が残っていることも多いです。ここからは、宮崎県ならではといえる葬祭のならわしや、お墓事情をご紹介します。
宮崎県ではお墓から火をもって帰るお盆の風習「迎え火」が特徴的な地域です。また「不浄払い」という神様を守るならわしも大切にされています。次の項目から、宮崎県の葬祭やお盆にまつわる風習についてみていきましょう。

宮崎県のお盆では「迎え火」と「送り火」の両方が重要視されています。お盆の初日(お盆入り)の夕方か夜になるとお墓に行って、ご先祖様をお迎えする行事を「精霊迎え」といいます。墓前で松明などを燃やしたら「今から家に帰りますよ」とご先祖様たちへ合図をして、松明の火からろうそくや提灯に火を移します。ご先祖様が迷わずに帰って来られるように焚く火が迎え火です。
迎え火を焚いたら「この火を目印についてきてください」という意味合いを込めてろうそく・提灯の火は灯したまま自宅に向かいます。自宅に帰るまでの間にろうそく・提灯の火が消えてしまうと、ご先祖様が道を見失ってしまい迷子になるとされているので、ろうそく・提灯の火は消えないように自宅に持ち帰ります。
自宅にたどり着いたあともろうそく・提灯の火は灯したままです。宮崎県のお盆では、お盆の初日からお盆の最終日(お盆入りからお盆明け)までの数日間、ろうそく・提灯の火は消さないまま灯し続けることが特徴です。迎え火でご先祖様を自宅に連れてきたら、家族や親戚などと一緒にご馳走をいただきます。これは、他の地域と同様です。数日間ご先祖様と一緒に過ごしたらお盆の最終日(お盆明け)に、ご先祖様をあの世に送り出す行事「精霊送り」を行います。
精霊送りでは、ろうそく・提灯の火を自宅からお墓へともっていき、ご先祖様をあの世に送るための送り火にします。送り火は迎え火と同じ墓前で焚くこともあり、地域や家庭で違いがあります。「また来年のお盆に会いましょう」という意味を込めて墓前でろうそく・提灯の火を消すとお盆の行事が終了します。
宮崎県は神々が降り立ったとされる高千穂峡が存在する影響で「神の国」や「神々の故郷」などと呼ばれている天孫降臨の地です。また、日本書紀や古事記に登場する神々が祀られている神社も多いため、神道の教えを大事にする風習が残っています。その神道の教えのひとつが「不浄払い」で、死に関するならわしです。
人間の死は穢れ(非日常的なこと)として捉えられるため、葬儀が行われる前には、故人宅の神棚を閉じる・白い和紙で神棚を覆って隠すなどを行います。そうすることで、神棚に祀りいつも見守ってくれている神様を「穢れから守る」ことにつながるのです。神様を守る行為を最優先で行い、年忌明けまでそのままにしておきます。
また、葬儀が終わると、葬儀に使った場所・食器などすべてのものを布で覆って清めます。葬儀場のお清めが済んだら神官に終わったことを伝え、穢れが残っていないかを確かめてもらい不浄払いが終了になります。神官によっては不浄払いを神官が行なってくれる場合もあります。故人の家族が火葬場から戻ってきたときに、神主にお祓いしてもらうことも大切なならわしです。
宮崎県の一般墓では、宮崎市営 南部墓地公園(宮崎市/加納駅) 、 宮崎市営 宮崎みたま園(宮崎市/蓮ヶ池駅) 、 延岡市営 岡富公園墓地(延岡市/延岡駅)などがランキングでよく選ばれています。
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宮崎県の公営霊園には、宮崎市営 南部墓地公園(加納駅から徒歩16分)、宮崎市営 宮崎みたま園(蓮ヶ池駅から車で5分)、延岡市営 岡富公園墓地(延岡駅から徒歩16分)などがあります。
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一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
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以下でお墓選びに役立つ記事をピックアップしましたので、お墓探しや現地見学、購入前の参考情報としてぜひご活用ください。
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