群馬でお墓を買うなら~お墓の費用相場と特徴を徹底解説!~

群馬県でお墓を探すためのヒント


ご当地キャラクター『ぐんまちゃん』が有名な群馬県。いまなお、葬儀に関する変わった風習の残る地域でもあります。

  • 葬儀の受付は、一般と“新生活”に分かれている
  • 位牌は子どもの人数分作る
  • 出棺時におこなう撒き銭は縁起のいいもの

など、他県から見ると「何それ⁉️」と不思議に思う風習ばかり。そんな独特な風習の残る群馬県のお墓事情についてみていきましょう!

群馬県のお墓の相場は20万円。全国の相場より10万円以上も安い!?

群馬県全国
一般墓土地の相場約20万円約34万円


※「いいお墓」掲載の料金プランより算出

群馬県のお墓の相場は、土地だけで見ると20万円。これは、全国相場の34万円と比べて14万円も安い価格になっています。

お墓を建てようと思ったら、土地に加えて墓石も必要になりますが、墓石の価格は土地の価格と比例する傾向があるため、群馬県で墓石を買うとき、土地の相場と同様に安くなる傾向にあると考えて良いでしょう。

その他、樹木葬や納骨堂などの他の種類のお墓でも全国相場よりも安い傾向にあり、つまり群馬県はお墓を安く買える県である、と言えます。

とはいえ、以下で解説していますが、死亡者数の増加スピードに対してお墓の増加スピードが遅れているのが現状。希望のお墓を建てたいと考えたら、早めにお墓探しを始めるのが良いでしょう。

群馬県では死亡者数の増加に対して墓石の数の増加スピードが遅い!?

群馬県の死者数と墓地数の推移を示したグラフ


※「いいお墓」掲載の料金プランより算出

群馬県の死亡者数は、1990年から2017年にかけて9,000人近く増えています。1990年には1万3,607人だった死亡者数が、2017年には2万2,585人と年々増加。今後も増加傾向が続いていくと考えられています。

群馬県の墓地数も、少しずつ増え続けています。2000年には4万2,124件だった墓地数が、2017年には4万4,250件になり2,000件ほど増加しています。

しかし、死亡者数の増え方に対して死亡者数の増加数が少ないため、今後お墓が不足していくことが予想されます。お墓の購入を検討中の方は早めに検討を始め、良い墓地を見つけたらできるだけ早く行動すると安心です。

群馬県は香典に独特の風習が

冒頭でもお伝えしたように、群馬県には古くからの風習が残っており、特に“新生活”の風習は他県から見ると不思議なものかもしれません。

次の項でご紹介しますが、新生活の風習は葬儀にかかる費用をできるだけ抑えるもの。遺族と参列者どちらにも助かる風習です。

他にも、位牌を子どもの人数分用意するといった独特な風習もある群馬県。特徴的な風習についてご紹介しましょう。

群馬県に根強く残る“新生活”の風習

群馬県の葬儀のイメージ画像
“新生活”の風習とは、昭和20~30年代におこった市民運動のなごり。「新生活運動」とは、戦後の疲弊した時代に華美な生活を慎み、経費削減に努めるという運動でした。葬儀の際にも香典の金額を減らし、香典返しを辞退することを推奨していて、現在もなごりがある地域が多く残っています。

このため群馬県のお葬式では、通夜や葬儀・告別式の受付が、一般と新生活の2つに分けられています。初めて群馬県の葬儀に参列した方は、「新生活って何⁉️」と驚いてしまうかもしれませんね。

新生活と聞いて、「新しい生活を始めた人?」「故人への感謝を胸に新たな人生を始める人?」「実家から離れて生活をしている人?」などと、いろいろな考えが巡るものの、その場にいる人にはなんとなく質問しづらい空気を感じることも。

自分がどちらの受付をするべきなのか分かりやすい判断の方法は、香典の金額です。故人との仲によって香典の金額は増減するのが一般的ですが、新生活では関係性に関係なく2,000円か3,000円が普通。

新生活で受け付けをした方には、香典返しはありません。そのため、一般的な金額の香典を包んだのに新生活の受付をしてしまうと「本当にいいのですか?」と不思議な顔をされることも。もちろん、香典返しが不要なのであれば問題ありませんが、新生活の風習を知らずに受付をしてしまって「香典返しないのか…」と、複雑な気持ちにならないようにしておきたいですね。

新生活の風習が残る地域では、焼香に来た人を軽食などでもてなす“通夜振る舞い”もありません。食事は遺族、親族のみで食卓を囲む程度。参列者には、通夜振る舞いの代わりに、500~800円程度のお酒やおつまみ、コーヒーなどを渡すこともあるようですが、期待はしないほうが良いでしょう。

「位牌は子どもの人数分」など独特の風習も

群馬県の不思議な風習は新生活だけではありません。

位牌に故人の戒名を刻み、仏壇に安置するのが一般的な仏式のお葬式。基本的に仏壇は喪主の家に置かれ、位牌もひとつだけでしょう。

ところが群馬県には故人の子供の数と同じ数位牌を作り、それぞれの家庭で仏壇に安置するという習わしがあります。例えば、故人に3人の子供がいる場合には位牌を3つ作るのです。

故人は1人なので位牌もひとつという認識が一般的ですが、群馬県では亡くなった後も子ども全員の近くで見守る風習があるのですね。

また、出棺時の風習にも独特なものがあります。

群馬県の一部地域では、出棺の時に遺族から参列者へ、小銭を半紙にくるんで撒くことがあります。これは「撒き銭」という風習で、長寿を全うした高齢者が亡くなった場合におこなわれます。

撒き銭を拾って持ち帰ると「長生きができる」と、縁起の良いものといわれています。また、故人の財産から振る舞われるので、故人の功徳を積むことにもなると考えられています。

写真提供:ググっとぐんま写真館

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