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金沢市は石川県の県庁所在地であり、約46万人が暮らす中枢都市です。2015年には北陸新幹線が開通し、多くの人々が観光に訪れています。
金沢市は、江戸時代に「加賀百万石」といわれた加賀藩があった地域であり、現在も武家屋敷や茶屋街といった城下町の名残を感じることができます。日本三名園のひとつである兼六園も金沢を代表する観光名所で、国内のみならず外国人観光客も多く訪れる人気スポットです。
一方、金沢市は日本情緒あふれる街並みと現代の都会的な風景が混在する街です。どこを歩いても目に楽しい街ですが、中でも金沢駅は世界で一番美しい駅に選ばれたほどで、記念撮影をする観光客の姿が多くみられます。また、現代アートを展示した2004年開業の金沢21世紀美術館は、入館者数が国内でトップクラスの人気美術館となりました。
そんな歴史ある街並みと、現代的な建物が融合した金沢市の霊園やお墓、葬祭の風習はどうなっているのでしょうか。
金沢市のある石川県のお墓の相場は全国の中央値とほぼ同額となっています。具体的な費用についてみていきましょう。
石川県の一般墓の相場は約40万円ほどで、全国の中央値約40万円とほぼ同額です。また、お墓を建てる際に必要な土地の相場は約33万円であり、こちらも全国の中央値約34万円に近い相場となっています。
次に、同じ北陸の富山県と福井県の相場と比較してみます。富山県の一般墓の相場は約30万円、土地の相場は約28万円ほどで、福井県の相場は、一般墓、土地共に約34万円ほど。土地の相場は金沢市とほぼ同額ですが、一般墓の相場は金沢市の方が割高になるかもしれません。
金沢市でお墓を建てる場合は、石川県の相場に照らし合わせてみると、一般墓の約40万円と土地の約33万円、合わせて約70万円前後を準備しておけば標準的なお墓を建てられるでしょう。
金沢市でお墓を建てようと考えている人にとって、死者数に対して墓地数が足りているのかどうかは気になるところです。ここからは、金沢市の死者数と墓地数についてみていきましょう。
金沢市の人口統計をみてみると、金沢市の死者数は増え続けていることが分かります。2010年の年間死亡者数は3,872人で、2015年は4,378人、2017年は4,551人と、年々増加の一途をたどっています。日本全体で少子高齢化が進んでいますが、これは中枢都市である金沢市も同様です。金沢市の高齢化率は年々上がっており、これからも死者数の増加が予測されます。
一方、金沢市内にある墓地の数は、2010年以降ほとんど増えていません。2000年には731ヵ所でしたが、2010年は664ヵ所と減っており、2015年は693ヵ所、2017年も変わらず693ヵ所と2010年よりは増加しているものの横ばいの状態です。
死者数はこれから先、さらに増えることが予測されるため、将来的に金沢市では墓地不足に陥る可能性があるかもしれません。このため、「希望の霊園がみつからない」という事態にならないよう、早めにお墓探しをはじめてみても良いかもしれません。
続いて、金沢市のお墓はどういった場所にあるのかみていきましょう。金沢市の地図を確認してみると、金沢市の墓地は市街地に集中する傾向があることが分かります。
金沢市は南北に縦に長い地形をしており、南東部は奈良岳や見越山、大門山などの山々が連なる山岳地帯で、北西部は金沢平野に市街地が広がっています。金沢市にある墓地はこの平野部に多く点在し、山深い地域にはあまり墓地はみられません。
金沢市内の主な移動手段には、自動車、鉄道、バスなどが挙げられます。自動車を利用する場合、市街地を横断するように通る幹線道路を利用すると広く市内を移動するのに便利です。しかし、金沢市内の道路は加賀藩初代藩主・前田利家による「攻め込まれにくい城下町」の設計思想から取り入れられた曲がり角の多い道路が今でも数多く残されており、市内の道路は非常に入り組んでいることもあって慣れていない方には少し分かりにくいかもしれません。鉄道を利用する場合、JR線の他にIRいしかわ鉄道、北陸鉄道などが利用できます。市外や、より遠方の方が金沢市に訪れる場合には便利な移動手段です。自動車はないけれど市内をよりくまなく移動したい、という方にはバスの利用がおすすめです。市内には多くのバス会社が運行する路線が張り巡らされており、主要拠点では本数も多いのでスムーズに市内を移動することができます。
霊園が集中している市街地には、金沢湾で獲れた海鮮を楽しめるお店や市場もあり、気軽に立ち寄ってみるのも良いかもしれません。金沢市の中心地には近江町市場があり、地元の人や観光客から人気のスポットとなっています。そして、中心部から車で15分ほどの無量寺町には金沢港いきいき魚市があります。金沢港の目の前にあるため新鮮な海鮮物を低価格で味わうことができます。お墓参りの道中に、こうした市場などで金沢湾の海産物を楽しんでみてはいかがでしょうか。
全国には先人たちから受け継がれてきたその土地ならではの風習があります。金沢市に伝わる「キリコ」という風習もそのひとつです。
日本ではお盆の時期に、提灯などで迎え火や送り火を焚きます。金沢市のキリコもこの提灯に近いもので、みた目は木や紙で作られた灯篭のような形をした箱です。由来については詳しく分かっていないものの、お盆の時期にご先祖様をお迎えするために焚く迎え火を雨や風から保護する目的で始まったという説があります。
キリコは、お盆の時期になると中にろうそくを立てお墓の前に吊るして使います。キリコを吊るす目的は、お墓参りに来た証拠にするため、ご先祖様を送り出すための送り火にするためです。また、キリコを吊るすもうひとつの理由として「人と人とのつながりを大切にしたい」という金沢市の人々の気質があるともいわれています。
金沢市の大切な風習であるキリコですが、近年このキリコを廃止しようとする動きがありました。これは、箱型のキリコの処分に関わる問題によるもので、お盆を過ぎた後のキリコはお寺で野焼きされていましたが、廃棄物処分の法律改正により野焼きができなくなくなり、キリコを廃止すべきであるという動きが広まったのです。
しかし、中には廃止反対の声もあり、それによって2002年に開発されたのが「板キリコ」といわれるものです。板状の構造のため中にろうそくを立てることができない問題点もありますが、従来の箱型に比べ持ち運びがしやすいなどのメリットがあり、キリコ廃止にストップをかけている貴重な存在となっています。
金沢市の霊園・墓地では、金沢霊園 極楽寺(金沢市/金沢駅) 、 本光寺 納骨堂(金沢市/金沢駅) 、 メモリアルガーデン金沢石引(金沢市/金沢駅)などがランキングでよく選ばれています。
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金沢市での霊園・墓地の費用相場(目安購入価格)は、一般墓94万円、永代供養墓60万円、樹木葬53万円、納骨堂60万円です。
お墓購入にかかる費用は同じ霊園でも区画や空き状況によって異なるため、詳しくは資料請求や現地見学で最新情報を入手しましょう。
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金沢市の公営霊園には、金沢市営 野田山墓地(野町駅から車で約7分)、金沢市営 内川墓地公園(金沢駅から車で約30分)などがあります。
「いいお墓」では、墓じまいに伴う墓石撤去・処分、各種手続きの代行はもちろん、お墓の引っ越し・改葬先のお手伝いもしています。
墓じまい一括見積もりをご利用いただくことで、墓じまいの作業や手続きを代行してくれる業者をご紹介。役所での「改葬許可証」などの申請手続き、石材店との調整・交渉、お寺との離檀の交渉も代行いたします。「手続きのために時間が取れない」という方でも、お気軽にご相談ください。
一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
永代供養墓とは、お墓を承継する人がいない場合に、霊園や寺院が遺族に代わり永代に渡ってご遺骨を管理・供養してくれるお墓のことを指します。墓石型や樹木型といったさまざまな種類のお墓に「永代に渡って供養をする」というサービスが付いたお墓だといえます。少子化や高齢化が進んだ現在では、子どもや家族への負担を減らしたいという考えから、承継者がいても永代供養墓を選ぶケースが増えてきています。
永代供養墓のメリット・デメリットや選び方については「永代供養墓とは - 種類と費用、選び方のポイント」の記事で詳しく解説しています。
樹木葬とは、墓石を建てず、樹木や花を墓標として埋葬するお墓のことを指します。埋葬方法はさまざまで、ご遺骨を最初から土に埋葬するタイプや、粉骨して骨壺に納め個別埋葬するタイプ、一定期間経過後に合祀するタイプなどがあります。永代供養付きが一般的なので、埋葬後の管理やメンテナンスを個人で行う必要がないのもメリットの一つです。樹木葬は、民営霊園や寺院のほか、近年では都立霊園などの公営霊園でも導入され、人気が高まっています。
樹木葬のメリット・デメリットや選び方については「樹木葬とは - 種類・特徴や費用相場」の記事で詳しく解説しています。
納骨堂とは、ご遺骨を主に建物内に安置し供養するもので、室内にある仏壇式やロッカー式などのお墓のことを指します。自動搬送式納骨堂といった機械式のものもあります。主に都市部を中心に、近年樹木葬とともに注目を集めており、駅から近く、天候を気にせずお墓参りできる施設が多いことも人気の理由の一つです。
納骨堂のメリット・デメリットや選び方については「納骨堂とは - 種類と費用相場、メリット・デメリット」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
「いいお墓」では、お墓に関する知識や情報を「はじめてのお墓ガイド」という形で提供しています。
以下でお墓選びに役立つ記事をピックアップしましたので、お墓探しや現地見学、購入前の参考情報としてぜひご活用ください。
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