お盆の服装の基本 – お墓参りと初盆・新盆法要で気をつけたいこと

お盆は、亡くなった方や祖先を祀る日本の大切な夏の行事の一つです。実家に帰省してお墓参りをしたり、新盆の法要に招かれたり、お参りするお客様を迎えたりする方も多いと思います。通夜やお葬式の服装といえば喪服ですが、お盆の場合はどのような服装が適しているのか不安な方もいらっしゃるかと思います。そこで今回は、男性と女性、子どものお盆の服装について紹介します。

新盆とは、四十九日の忌が開けてから初めて迎えるお盆のことを指します。新盆では、親族や親しかった知人を招き、自宅やお寺、葬儀会館などで法要を執り行う場合があります。この新盆の法要に招かれた際は、男女問わず喪服で参加します。そして、女性はきらびやかなアクセサリーは控え、真珠など通常の法要や葬儀に参加しても失礼のない程度に抑えましょう。派手なピアスや時計は外しておくと間違いがありません。

子どもは、学校の制服で参加します。制服がない場合は、白いシャツかブラウスに、黒か紺、またはグレーのパンツやスカートなど、フォーマルに近い服装であれば問題はないでしょう。

お寺で法要が行われる場合は、冷房の有無を事前に確認し、冷房がない場合はなるべく薄手の喪服で参加すると暑さを凌げます。葬儀会館や自宅で行われる場合は、冷房が効きすぎる場合があるので、念のため毛布や上着を用意しておくとよいでしょう。特に子どもは体温調節が苦手なので、暑さ寒さの対策はしっかりしてあげると安心です。

また、自宅などで執り行う少人数の法要に招かれた場合は、遺族の方から「平服でどうぞ」と言われることがあります。平服とは普段着のことですが、参加するのはあくまで法要ですのでTシャツにデニムやショートパンツなどのカジュアルな服装や派手な色の服装は避けたほうが賢明です。男女問わず赤や黄色、ピンクなどの派手な色は避けるようにしてください。男性はノーネクタイでもかまいませんが、ジャケットを羽織るとフォーマルな雰囲気が出ます。女性は白色か薄い水色のシャツ・ブラウスに、地味な色のパンツやスカート、もしくはワンピースを選ぶとよいでしょう。子どもも、派手な模様や色のTシャツを避け、ポロシャツなど襟のついた服を着せるようにしましょう。

新盆にお客様を迎える場合

法要などで人を招かない場合でも、新盆には故人を偲ぶために親戚や親しかった知人が、お供え物を持って遺族を訪問することがあります。その際にカジュアルや派手な服装で出迎えてしまうのは、お参りしてくれたお客様に対して失礼にあたることがあります。

喪服である必要はありませんが、襟のついたシャツ・ブラウスに黒・紺・グレーのパンツかスカートなどを着用しておくと、突然の来客があっても慌てずに済みます。

お墓参りをする時

お盆の時期には、実家に帰省してお参りをする方が多いと思います。お墓参りをする際は、男性、女性、子どもを問わず、普段着で大丈夫です。しかし、霊園などにお墓参りに行く場合や寺院にお墓がある場合は、自分の家のお墓だけでなく、親戚のお墓をお参りすることもあるかもしれません。他にも、お寺で住職や親戚、知人にあいさつすることも考えられます。

そのため、墓参りをする際には、派手な色や柄のものは避けたほうがよいでしょう。

お寺や墓苑が山中にある場合は、長い石段を登ったりすることもあるので、お墓周りの状況に合わせて、スニーカーやヒールの低い靴など歩きやすい靴を履いてください。特に山には蚊がいるので、薄手の長袖長ズボンがおすすめです。

また、お墓参りには地域や家のしきたりなどがあるので、結婚して初めて帰省される場合などは、事前に配偶者や義理のご両親に相談しておくと安心です。

墓掃除をする場合

墓参りだけでなく、墓掃除をする方もいるかと思います。暑い中、草むしりや墓石磨きなどの作業をすることになるので、汗で濡れたり、汚れても大丈夫な服装がおすすめです。着替えのほかに、足元が汚れることもあるので、靴を汚したくない方は長靴を持参しましょう。

お墓参りの注意点

お墓参りや墓掃除をする際は、熱中症や日焼けの予防を忘れないようにしましょう。飲み物を持参したり、帽子をかぶったりすることで熱中症を防ぎましょう。また、子どもと一緒にお墓参りする時に気を付けたいのが、蚊やマダニなどです。子どもは、いつもと違う環境にはしゃいで、草むらなどに入ってしまうことがあります。服装はできれば長袖を着せ、短パンではなくズボンを履かせるようにしましょう。腕や脚が出てしまう場合は、防虫スプレーを利用するなど、虫よけ対策をするとよいでしょう。

まとめ

お盆は、亡くなった方や先祖を祀る大切な行事です。そのため、シチュエーションにあった服装で参加したいものです。特に、法要とお墓参りでは服装が大きく違うので注意が必要です。

また、新盆のお参りをする際には盆提灯や果物、お花などお供えにどのようなものを用意すれば良いのか、新盆のお布施の相場はどのくらいなのかなど、お盆のマナーや準備についての悩みはさまざまです。お盆や葬儀に関するお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。

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