宇宙葬とは – 旅行?探検?それとも月面?好みに合わせて選べる宇宙葬

人工衛星の着陸回収、宇宙関連の日本人宇宙飛行士の期間、何かと宇宙の話題がある中で、宇宙葬も静かにブームを迎えています。しかし、一口に宇宙葬と言っても、バルーンに乗せて成層圏で散骨するものから、宇宙の果てまで探検するものまで、実はいろんな種類があります。月面に遺骨を置いて、いわば月を墓標に故人を偲ぶ、そんなサービスも生まれています。

宇宙葬の種類

ロケットに乗って行く宇宙葬には大きく「宇宙旅行」「人工衛星」「月面墓地」「探検・冒険」という4つのタイプがあります。

宇宙旅行タイプ

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「ちょっと宇宙を味わってみたいな」という方向けです。故人の遺骨の一部を宇宙空間に送ります。少しだけ地球に出て、また大気圏に突入。母なる地球に帰ります。

人工衛星タイプ

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「せっかく宇宙に行くなら、本格的に宇宙に滞在したい」という方向けです。宇宙に出て地球の周りをぐるぐる回り、宇宙から地球に遺してきた大切な遺族たちを見守るの宇宙葬です。時間をかけてゆっくりと高度を下げて最後は大気圏に突入、流れ星のようになります。

月面墓地タイプ

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「宇宙葬とはいえ、やっぱりお墓もほしいな」という方向けです。月面に遺骨を安置するので、いわば月が墓標になります。遺族たちは子孫の代までも、月を愛でながらご先祖様であるあなたに思いを馳せます。

探検・冒険タイプ

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「宇宙の果てを見てみたい」そんな冒険心旺盛な方向けです。宇宙探査機に乗って、宇宙空間をずっとずっと旅し続けます。ちなみに、冥王星の発見者の遺骨は、冥王星を観測する探査機「ニュー・ホライズンズ」に乗っているそうです。

宇宙葬をするには?

宇宙葬を行うためには、地球をいったん離れる必要がありますので、専門の会社に依頼しなければなりません。宇宙葬を取り扱っている会社は、日本にもいくつかあります。
株式会社銀河ステージ(東京本社:東京都港区、代表取締役社長:安楽友宏)は、宇宙葬だけでなく、樹木葬や海洋散骨なども取り扱っています。
https://www.e-ohaka.com/guide/column/4395/
エリジウムスペース(本社:カリフォルニア州サンフランシスコ、代表:トマ・シヴェ)は、2013年にできた新しい宇宙葬の会社です。東京都内に事務所があり、日本語も通じます。

(文・構成 小林憲行)

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