お墓の基礎知識 – 霊園・墓地、永代供養墓、納骨堂、樹木葬、墓石・石材店のイロハ

家は一生ものと言いますが、お墓は子々孫々末代に至るまで引き継いでいく一家の拠り所でもあります。また、近年では価値観やライフスタイルの変化により、様々なタイプの「お墓」や霊園・墓地もでてきています。

お墓の購入は、一生に一度あるかないかのことであり、知識がないのは当たり前です。わからないことは曖昧にせず、疑問とこだわりをたくさんもってお墓選びをされてください。 後悔しないよう、お墓を決める前にいろいろなことを知っておきましょう。

お墓選び、その前に

霊園・墓地を探すにあたって、押さえておきたい要点。
費用や値段のこと、霊園・墓地の形態、購入の手順などについて説明します。

お墓の価格相場一覧 - 墓石、永代使用料、諸費用、墓地タイプ別にかかる費用目安
この記事では、実際にお墓を購入したお客様のアンケートをもとに、地域別の墓石・永代使用料の平均価格、区画の平均面積をご紹介します。お墓の彫刻代、改葬費用、開眼法要のお布施などの諸費用の相場、納骨堂や樹木葬など新しいタイプのお墓の相場についても紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 購入したお墓の平均価格(永代使用料+墓石価格)、全国 :196.37万円、東日本:203.50万円、西日本:174.35万円、■東京都:256.71万円、■神奈川県:212.68万円、■千葉県:177.60万円、■埼玉県:191.70万円、■愛知県:146.06万円、■大阪府:172.85万円、■京都府:218.26万円、■兵庫県:181.26万円、■広島県:115.69万円、■福岡県:194.44万円
霊園・墓地さがしの6つのポイント - お墓の購入前に知っておきたいこと
普段はあまり考える機会のないお墓の選び方ですが、お墓はある程度まとまった金額が必要になる高価な買い物であり、建ててしまったら簡単にやり直しや移転ができるものではありません。故人の宗教・宗派はもとより、場所探しや石材店選びもお墓選びの重要なポイントです。石材の価格や工事費のほか、手厚い供養のためには欠かすことのできない管理費用などの経済的な制約もあります。これからお墓を新設するというときには、よく考えて後悔のないようにしたいものですが、実際にはさまざまな失敗談も散見されます。ここでは、そんなお墓の選び方で失敗しないための基本的なポイントを、6つの項目にまとめてご紹介します。
公営霊園、民営霊園、寺院墓地の違い - 運営形態によるメリット・デメリット
霊園・墓地は、お墓を経営する主体によって大きく3つの種類・運営形態(公営=自治体、民営=公益法人、寺院=宗教法人)に分けることができます。「公営霊園は安い」、「民営霊園は経営的に不安」、「寺院墓地は面倒」……など、偏った情報や印象で判断される方も少なくありませんが、人間の個性と同じように、霊園・墓地それぞれにおいて異なる特色や特徴があります。
お墓の相続(承継・継承)
お墓の使用権取得者(名義人)が亡くなった際、「お墓を継ぐ」必要がありますが、これを「承継」と呼びます。お墓の承継は、家を継ぐ長男が継承することが半ば慣習化していましたが、一人娘が他家に嫁いでしまったケースや、子供のいない場合など、核家族化の進む現代の社会背景とともに、親族間で承継することが困難な事例が増えてきています。 ただ、親族に「承継者がいない」ということで、お墓がなくなってしまうということではありません。
法律や規則・契約
お墓や埋葬は「墓埋法」によって規定されています。墓埋法は正式名称を「墓地、埋葬等に関する法律」といい、昭和23年に制定されたお墓や埋葬について細かく定められた法律です。 そして、この法律の施行細則を定める法令として、厚生労働省令の「墓地、埋葬に関する法律施行規則」があります。ここで、お墓の法律的な定義、お墓に埋葬する場合の手続き、お墓の管理に関する規則や罰則を定めています。

墓石・石材店の選び方

霊園・墓地の場所が決まったら、墓石選びです。あらかじめ「墓石」のことを知って、イメージや要望をある程度明確にしておけばその後の流れがスムーズになります。
石の種類には何があるの?どんな形のお墓を建てたらいいの?といった、墓石の種類・形・デザイン、さらに加工や工事、彫刻について説明します。

墓石の種類 - お墓に最適な石種3条件とは?
墓石に使われる石材には様々な種類があります。石材は取れる産地によって色や材質、耐久性が様々で、その風土に合った石材が墓石として使われています。墓石に使う石材は、大まかな分類として「花崗岩」「閃緑岩」「斑レイ岩」「安山岩」の4種が挙げられ、産地や成分などにより300以上の種類があります。
お墓の構成(経机、墓誌、石塔など)
お墓は、お墓の中心となる石塔と、遺骨を納めるカロート(納骨室)、墓地区画を囲む外柵の3つを基本として構成されています。その他、付属品として、花立て、水鉢、香炉、拝石、塔婆立て、灯篭、墓誌などお墓には様々な墓飾品が設置されます。墓地のスペースや予算に応じて必要なものを設置しましょう。
お墓の工事(施工)
お墓の形状や現場(地盤など)の状況によって異なりますが、工事には通常2~5日程度を要します。 工事日程は事前に確認しておかなければなりませんが、施工の途中経過を見学されると、表面ではわからない基礎部分やお墓のつくり、その過程がよくわかって安心ですし、自ず愛着も湧いてきます。 お任せする石材店には、完成写真だけでなく、お墓の施工途中の写真もお願いしてみてはいかがでしょうか。
墓石加工(香箱・トキン・亀腹・水垂・すりん・蓮華座など)
石材は国内外の採石場から採石され、加工工場で石碑用、外柵用などの用途別に切断されます。切断された後はダイヤモンドの砥石で丹念に磨かれます。その後、熟練した職人により、手加工によって依頼された形状に仕上げます。
墓石の彫刻・文字 – 戒名彫刻の時期や方法、価格をご紹介
墓石には、故人の名前や宗派などを彫刻します。墓石に彫刻を施すことは、残された遺族の故人に対する感謝の証ともいえます。一般的に、日本では人が亡くなると、故人に戒名が与えられるという風習があります。戒名とは、俗名を捨てて新しい名前を得ることで、本当の意味での仏教徒となるために与えられるものです。ではこの戒名を授かったら、い...
信頼できる石材店の選び方
石材店は、墓石などの加工や販売を行っているお店です。大切な方が亡くなった際は、葬儀に目が行きがちですが、石材店との付き合いについても考えておく必要があります。石材店は、お墓の彫刻や建立だけでなく、納骨や法要、墓石が壊れた際の修繕などさまざまな面でお世話になる存在です。石材店と一口に言ってもその数はとても多く、どこを選べ...

墓石・石材店選びのチェックポイント

  • 石のサンプルを手にとってチェック(石の色合いや艶)
  • 実際に建っている3年以上経ったお墓からも、石をチェック(建立年月日から判別できます)
  • 石の種類、使用量、加工、施工などによって、費用が変動
  • チラシやインターネットでの表示価格だけで判断しない(前面に出しているものは標準的なもの多し)
  • 偏見は捨てる(国産=いい石、中国産=粗悪ということはありません)
  • 個性や想いの部分も大切に

墓石・石材店選びの注意点

「白御影石」「黒御影石」と単純に選ぶ方は少なくありません。
しかし、同じようにみえても御影石にも実にたくさんの種類があり、品質や価格の差も千差万別。チラシ広告などでは、概して安い石種や標準的なものを前面に出していることが多くなります。
「石材を違うものにしたら、価格が2倍になった!」
「ちょっと石種を変えただけで値段が80万もアップした、なぜ!?」
ダイヤモンドの希少価値が分からない人はいませんが、墓石材に関しての価値や知識をもっている人は稀です。霊園や墓石店さんのチラシやインターネット表示価格だけで、墓石を判断しないようにしましょう。

霊園・墓地の「よくある質問」と用語集

よくある質問

お墓の購入は初めてのことばかり。
よくある質問や事例を参考にしてください。

お墓用語集

永代使用料?樹木葬?どういう意味?
お墓や墓地、法要に関する用語を説明します。

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