はじめてのお墓ガイド
霊園・墓地のことなら「いいお墓」

霊園・墓地・永代供養墓・樹木葬・納骨堂の種類から価格・費用、建墓のポイント、石材店の選び方のほか、お墓の引越し・改葬、墓じまいなど、お墓のことをはじめての方にもやさしく解説します。

開眼供養・開眼法要とは – 日程と当日の流れ/お墓・仏壇・魂入れ・納骨のマナー

開眼供養(開眼法要)とは、新しくお墓を建てたときや仏壇を購入したときなどに行う、仏様の魂を入れ込む大切な供養です。開眼供養は供養であると同時にお祝いごとでもあり、終わった後は僧侶や参列者を招いて会食を開くのが一般的です。
開眼供養は四十九日や一周忌などの納骨式と一緒に行う場合と、開眼供養のみ行う場合とでお布施の相場や参列者の服装も違ってきます。では、開眼供養はどのように準備し、行えばよいのでしょうか。

 

ここでは、開眼供養の意味や由来、主催者として準備するべきこと、開眼供養に必要な費用や招かれたときのマナーなどを詳しくご紹介いたします。また、お布施や半返しの表書きの書き方や、祝儀袋・不祝儀袋の選び方など、細かい決まりごとについてもご説明いたしますので準備の際の参考にしてください。

開眼供養は、新たにお墓を建てたとき、仏壇を新しく購入したときなどに行う供養のことです。僧侶をお呼びして、読経してもらいます。

「開眼」は、「かいがん」ではなく、「かいげん」と読みます。開眼供養は、開眼法要、お性根(しょうね)入れ、入魂(にゅうこん)式、魂(たま)入れ、霊(たま)入れなど、その呼び方もさまざまです。

開眼供養を行っていないお墓はただの石で、供養することでお墓に仏様の魂を入れるのです。

浄土真宗では、お墓や仏壇に仏様の魂が宿るという考え方をしません。そのため、浄土真宗では開眼供養は行わず、御移徙(おわたまし)や建碑式、入仏法要と呼ばれる供養を行います。

開眼供養の歴史由来

日本の開眼供養の歴史は、奈良時代に聖武天皇が造立した東大寺の大仏が始まりといわれています。752年、大仏殿の前で執り行われた盛大な開眼供養の様子は、「続日本紀」などの書物に記されています。参列者は1万人ほどで、音楽や踊りが催され、とても豪華な供養だったそうです。

開眼供養を行う時期

お墓の開眼供養を行う時期については、決まりはありません。

一般的に、家族が亡くなってからお墓を建てる場合には、四十九日や一周忌などの法要の際に、納骨式と一緒に行います。

生前にお墓を建てる生前墓(寿陵)についても、開眼供養を行います。時期について決まりはありませんが、できれば完成時に行うのがよいでしょう。また、最初の納骨の際に行う場合もあります。

生前墓の開眼供養については、寺院の僧侶に相談してみてください。

開眼供養に必要な準備

お墓の開眼供養の主催者は、一般的にはその墓の施主が務めます。

供養を行うためには、次のような準備が必要です。

お墓の準備

お墓の清掃を行い、お清めをします。そして、祭壇やお供え物の準備をします。地域によっては、両隣のお墓へもお供えすることがあります。祭壇やお供え物については、寺院や墓地の管理会社、石材店に相談しましょう。

また、故人の戒名などの石彫りをしていないときは、供養の日までに石彫りをしてもらうように、石材店に手配をしましょう。

僧侶の手配・日程調整

読経をしてもらう僧侶へ連絡します。時期は、遅くても1ヶ月前までに連絡をして、日時を決定します。お世話になっている僧侶の方がいない場合は、墓地の管理会社や石材店に相談してみましょう。

参列者への連絡・出欠確認

供養の日時が決定したら、参列者へ連絡します。参列者は、親戚や故人の知人・友人などです。案内状を送り、出欠を確認します。案内状には、日時や場所・地図のほか、納骨式を一緒に執り行うのか、開眼供養のみなのかなども明記しておきましょう。

会食の手配

開眼供養の後は、一般的に僧侶や参列者を会食の席へ招待します。会場は、寺院や墓地の施設、ホテルなどです。墓地から会場が離れている場合は、バスやタクシーなどの手配も必要です。

お布施

僧侶に渡すお布施を準備します。納骨式も一緒に行うときは、不祝儀袋や白無地の封筒を用意し、表書きはお布施、入魂御礼などとします。開眼供養のみのときは、紅白結びきりの熨斗のついていない祝儀袋を用意し、表書きは内祝、開眼御礼などとします。

浄土真宗の場合は、どちらの場合も、表書はお布施で、白無地の封筒に入れます。

使用するのし袋や表書きについては、宗派や地域によって異なるので、寺院や石材店に確認しましょう。

引き出物

参列者に、会食後に手渡す引き出物を準備します。

開眼供養の費用

お布施の相場、お布施以外の寺院僧侶への謝礼

開眼供養のお布施の相場は、3万円~5万円程度です。

開眼供養と納骨式を一緒に行うときは、1.5~2倍の金額を包むのが一般的です。僧侶に遠方から来ていただくときは、交通費1~2万円程度をお車代としてお渡しします。また、僧侶が会食に臨席しないときは、御膳料として1万円程度お渡しします。御車代と御膳料は、白無地の封筒にいれます。

なお、お布施の額についてはお寺との関係にもよります。詳しくは霊園や墓地の管理者や石材店などに相談してみましょう。

その他の費用

その他、祭壇の使用料、お供え物代、寺院や墓地の会場の使用料、会食の料理代、移動費用、引出物代などが必要です。

開眼供養の服装(開催側、参列者)

開眼供養の服装は、納骨式も一緒に行うときは、開催側も参列者も喪服が望ましいです。

また開眼供養のみのときは、開催者側は礼服に白ネクタイ、女性は礼服や色無地の着物、落ち着いた色の洋服が望ましいでしょう。参列者は、礼服や落ち着いた色の洋服などがおすすめです。どちらの場合も、派手な色やアクセサリーは避けましょう。

開眼供養の流れ

当日の流れは、一般的に次のようになります。

 

寺院の本堂・墓地の会場などで読経

墓前に移動

僧侶の読経

お墓に巻かれた白い布を取る

開催者・参列者が順にお焼香

会食会場へ移動して、会食

開眼供養のお祝いを頂いた場合の対応

参列者以外の方からお祝いを頂いた場合は、頂いた金額の半額程度の品物をお返しとして送ります。表書きは、内祝や御礼、志などとします。

開眼供養に参列する場合

開眼供養のお祝い

開眼供養のみを行うときは、赤白の熨斗のない祝儀袋を用意し、表書きは開眼御祝や開眼供養御祝などとします。開眼供養と納骨式を一緒に行うときは、不祝儀袋を用意し、表書きは御仏前とします。

金額はどちらの場合も、知人・友人は3,000~5,000円程度、会食を用意されているときは1万円程度です。親族・親戚は、会食が用意されていなくても、1人あたり1万円程度が一般的です。

開眼供養でのあいさつ

開眼供養のみを行うときは、おめでたい慶事なので、主催者の方に「おめでとうございます」とお祝いのあいさつをしましょう。

まとめ

開眼供養についてご紹介しました。開眼供養を執り行うためには、さまざまな準備が必要です。また、宗派や地域、墓地によってもしきたりやルールが異なります。

「開眼供養を行いたいけどどのようにすればよいかわからない」、「開眼供養の費用はどのくらいなのだろうか」、「僧侶や会場を紹介してほしい」など、開眼供養についてお悩みの方は、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

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