正林寺緑地霊園の現地レポート

【アクセス】
　猿投グリーンロード・八草インターから車で約５分。豊田市の丘陵地域に位置するとはいえ、この辺りは愛知万博にあわせて道路が整備されたため、名古屋方面からのアクセスも意外に良い。八草インターを降りてからはほぼ一本道で、遠目にもわかりやすい大きな看板があるためわかりやすい。
　最寄の駅はリニモ／愛知環状鉄道の八草駅だが、けっこう距離があるので公共交通機関を利用するのはあまり現実的とはいえない。

【周辺環境】
　山と畑に囲まれた静かな環境。周辺は山里を思わせる小さな集落が点在しており、非常にのどかな雰囲気。霊園の南側はゴルフ場になっている。周辺には天然ラドン温泉の日帰り入浴施設がある猿投温泉や愛・地球博記念公園といった観光スポットがある。万博が終わってからは訪れる人も少ない愛・地球博公園は四季折々の花が美しく咲き、温水プールやスケートリンクもある穴場的スポット。

【園内】
　まず目に飛び込んでくるのが大きな駐車場。これだけ大きければ普段の墓参りで駐車スペースに困ることはまずないだろう。広すぎてどこに停めようか迷ってしまうほどだ。墓地は駐車場の２方向を囲むように遠くのほうまで広がっている。駐車場の正面には金色の水子観音が墓地全体を見わたすように立っており、霊園内には視界をさえぎるようなものは何もないので、広いとはいえ自分がどこにいるのかわからなくなってしまうといったことはない。
　水場は駐車場の一角にある。霊園の広さからすると一箇所のみというのはちょっと不便な気もするが、来園者はすべて駐車場を通ることを考えると実は合理的なのかもしれない。駐車場には取り替えた供花の捨て場やトイレも完備されており、利用者への心づかいが感じられる。