【よくわかる】樹木葬の費用 – その内訳、埋葬方法別の相場を徹底解説!

樹木葬は一般的に、墓石のあるお墓より費用がかからないイメージがありますが、実際どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

どの霊園でも費用は同じなのか、永代使用料はあるのか、管理費は必要なのか、費用相場はどのぐらいなのかなど、この記事では樹木葬にかかる費用、樹木葬の種類別にかかる費用や相場について解説します。

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樹木葬の平均費用・料金相場

樹木葬の平均費用・料金相場は70万9,259円です。

2016年度調査2017年度調査前年対比
樹木葬74.1万円70.9万円-4%
一般墓181.5万円174.1万円4%
納骨堂86.3万円98.5万円+14%

出典:第9回 お墓の消費者全国実態調査

墓石を必要としない樹木葬は、墓石代がかからないため金額が抑えられるのが大きなメリットです。一般墓を建てるときはトータルで100~300万円程度かかるとも言われていることを考えると、10万円前後から購入できる樹木葬はとても安く感じられますよね。

一方で、中には200万円以上という価格設定も。相場はあくまで目安であり、地域の地価や条件によって金額は異なるので、実際に見学して、目で見て、雰囲気を体感してみてください。

樹木葬の費用の内訳

樹木葬の費用の内訳は以下の通りです。

  • 永代使用料
  • 埋葬料
  • 銘板彫刻代
  • 年間管理料

では、これらが何を指すのか詳しく見ていきましょう。

永代使用料

樹木葬で必要な永代使用料について
故人のお骨を埋葬する土地を使わせてもらうための使用料です。

“永代”という言葉のニュアンスから、お金を払えばその土地を永遠に使わせてもらえそうなイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には一定の期間を経過すると、お骨を取り出して他の人と合祀されるケースがよく見られます。

「13年」「17年」など決まった期間(年忌法要の期間に合わせることが多いようです)、骨壺に入れて埋葬し、合同墓などに合祀された後に遺骨を土に還すという方法がとられています。

合祀の有無やタイミングは契約する業者ごとに異なるので、契約のときに必ず確認してください。

埋葬料

故人のお骨を埋葬してもらうための手数料で、複数のお骨を埋葬する場合、遺骨1柱ごとに埋葬料がかかるのが一般的です。

家族全員で利用する場合、利用人数分の埋葬料を支払う必要があるので割高になることもあります。

また、埋葬料を永代使用料に含めている霊園もありますが、埋葬料を支払わなくて良い代わりに永代使用料そのものが若干高い場合もあります。

必ずしも、埋葬料がない=お得というわけではない点に注意してください。

銘板彫刻料

遺骨を埋葬した場所の近くに、銘板、いわゆるネームプレートを設置できるサービスです。

オプションとなっている霊園が多いですが、石材や金属に埋葬されている人の名前を彫って設置してもらえる嬉しいサービスです。

樹木葬はシンボルツリーが成長する関係で、お墓の様子は年々、様変わりします。

こういった変化が楽しいという利用者も多いのですが、しばらく訪れていないと周囲の様子が変わってしまっており、お墓がどの辺りにあるのかわかりにくくなる場合があるのですが、銘板があればどこに誰の遺骨があるのか明確になるので、お墓参りがしやすくなります。

年間管理料

樹木葬で必要な年間管理料について
運営費や管理費などとも呼ばれる、お墓の管理をしてもらうために必要な料金ですが、昨今の樹木葬では年間管理料が無料という霊園も増えてきました。

年間管理料が必要な霊園でも、契約時に、契約期間の管理料を一括で支払うなどケース・バイ・ケースです。契約時にしっかり確認しましょう。

樹木葬の種類・形式と樹木葬費用

“樹木葬”とひとことで言っても、埋葬の方法に違いがあり、当然、かかる費用も異なってきます。

  • 個別埋葬タイプ…少し高め
  • 合葬タイプ…平均的な価格
  • 合祀タイプ…最もリーズナブル

そこで、埋葬方法別の相場についても把握しておきましょう。

個別埋葬タイプの費用と特徴

20~200万円

個別埋葬タイプとは、遺骨の一柱ごとに1本の樹木を植え、その下に個別に埋葬するスタイルです。

それぞれに樹木を選ぶことができ、かつ、家族や夫婦などまとまった家族単位で個別に区画が用意されているため一般的なお墓と同じようにお参りもできるという、樹木葬の中では最もリッチな構成と言えるお墓です。

その分、費用も少し高めに設定されている霊園が多く、また年間管理料が必要になることも多いようです。

合葬タイプの費用と特徴

10~60万円

1本の大きな共同のシンボルツリーの周囲に、複数人の遺骨を埋葬するスタイルです。

ただし、地下では区画が分かれているため、他人の遺骨と混ざることはありません。

個別埋葬タイプよりは費用を抑えることができ、樹木葬の中でも平均的な価格で購入できるのが合葬タイプ。年間管理料が不要という霊園も多くあるので、事前にしっかり確認しましょう。

合祀タイプの費用と特徴

10~20万円

個別のスペースが存在せず、シンボルツリーの下で他の方の遺骨と一緒に埋葬するタイプの樹木葬です。

遺骨は土に還りやすいように細かくされ、土に直接埋葬されるか、土に還りやすい骨壷などに遺骨を入れて埋葬されます。

省スペースであり、個別の樹木の管理を必要としないため、永代使用料や埋葬料は安めで、かつ年間管理料も不要のところがほとんどです。

最もリーズナブルなタイプではありますが、「個別のお参りはできない」「遺骨を取り出すことができない」という特徴があることも覚えておきましょう。

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樹木葬費用の追加料金

樹木葬にかかる費用は、基本的にはここまで紹介してきたとおりです。

しかし樹木葬には、基本的な料金を払って受けられるサービスに加えて、追加料金を支払って受けられるオプションサービスも存在します。

霊園や業者ごとに多くのサービスがありますが、ここでは代表的なものをご紹介します。

料金は千差万別なので、契約前などに確認してください。

法要料

樹木葬の費用でオプションサービスとなる法要の費用について
僧侶を呼んで読経してもらうサービスです。

霊園全体で行う合同法要のほか、霊園に相談し、命日など任意の日に法要を行う個別法要があります。

合同法要は初期費用に含まれていることがありますが、個別法要は別途僧侶にお渡しするお布施などが必要になります。

樹木葬の費用・料金に関するまとめ

樹木葬では永代使用料・埋葬料・運営管理料などが必要になります。

平均的なコストは71万円くらいですが、樹木葬の種類によってもさまざまです。どのような樹木葬がいいか、希望と予算に合わせて選びましょう。また、オプションサービスについては

各霊園または業者によって内容も料金も異なるので、事前に確認してください。

樹木葬は季節や天気によってもそのイメージは変わります。インターネットやチラシなどの画像だけでは伝わらないことも。

気になる樹木葬墓地には実際に足を運んで、その雰囲気を体験してみることをおすすめします。

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