最近人気の永代供養墓・納骨堂【継ぐ人がいない方向け】

先祖から代々同じ土地に住み続けていた時代には、檀家であるお寺と強く結びつくことでお墓の維持管理、先祖の供養をしてきました。

社会の情勢が変わり転居することが多くなったり、少子化により家を継ぐ人がいなくなるとお墓を守っていくことが難しくなります。

今住んでいる場所の近くにお墓を建てるとしても多額の費用がかかります。

そこでお墓に比べてコストパフォーマンスに優れ、家を継ぐ人がいなくても遺骨を納められ供養をしてもらえる納骨堂と永代供養をご紹介します。

 

最近人気の納骨堂のタイプ

価値観の多様化や生活スタイルの変化により特定の宗教に属さない人が若い人を中心に増えてきています。

一方お寺も少子高齢化による後継者不足や檀家が減ることによって収入が減少するという問題を抱えています。

そこで近頃注目を集めているのが納骨堂です。納骨堂にはさまざまなタイプがあります。

遺骨を納めるだけのロッカータイプ、家族代々受け継ぐこともできる仏壇タイプ、タッチパネルで選ぶと自分の家族の遺骨が出てきて個人のお墓のようになる機械可動タイプなど。

いずれもお寺の檀家になる必要はなく、宗教のしきたりにとらわれることなく大切な家族の供養をすることができます。

また都市部に多くあることから利便性がよく現代人の生活スタイルにあっていると言えます。

 

独り身でも子供がいなくても安心?

継ぐ人がいなくても永代供養なら、最初に費用を支払うだけで維持費も必要なく、永続的に供養をしてもらえるので安心です。

お参りに来てくれる家族がいなくても、いつも生花が供えられていて、きれいにしてもらえるので寂しくありません。ただし合祀になるので遺骨を取りだすことはできません。

しばらくは個別にお参りをしたいという場合は、一定期間は個別に納骨し、1周忌、3回忌、13回忌などが過ぎれば合祀することを選べるサービスもあります。

一人身の場合は生前予約をしておきましょう。亡くなったことや葬儀の案内を送る人のリストを作成しておきます。

身辺整理、納骨、供養についても希望を伝えておくことができます。

 

お墓

 

供養にかかるお金はいくら?

お墓を新しく建てるなら墓石の材料費、加工料、土地代など200万円~300万円ぐらい必要とされています。

墓石の材質、土地の価格などによって大きく変わります。

年間の維持費は5千円~2万円です。

檀家としてお寺に供養を依頼するなら、葬儀代に約100万円、加えて49日、100カ日、1周忌、3回忌、7回忌などの法事費用がかかります。

僧侶へのお布施は3~5万円、お車代5千円~1万円、他に法事後の食事代、引き出物代などがかかります。

納骨堂は遺骨を納めるだけの安価なものなら5千円ほどからありますが、祭壇がきっちりとあってお参りできるようになっている一般的なものは50万円ぐらいで、家族用になると100万円前後です。

永代供養の費用はすぐに合祀をするもので3万5千円ぐらいからあります。

1年間、遺骨を個別に収めてから合祀するタイプなら5万円前後、さらに個別の期間を延ばせばその分費用がかかります。

納骨堂を探したい方は納骨堂なびをご覧ください。

納骨堂ナビ(姉妹サイト)ではさまざまなタイプの納骨堂をご紹介しています。


日本最大級のお墓ポータルサイト「いいお墓」では、全国7,000件以上の霊園・墓地を検索できるほか、資料請求・見学予約・お墓の相談をすべて無料で承っています。お墓・永代供養墓・樹木葬の価格(費用)、お墓購入者の口コミ、建墓のポイント、石材店の選び方や、お墓の引越し(改葬)など、お墓に関する情報も満載。霊園・墓地のことなら「いいお墓」にお任せください。

また、運営元の株式会社鎌倉新書(東証一部上場、証券コード:6184)では、お墓だけではなく、葬儀・葬式、仏壇・仏具店、相続に関わる税理士・司法書士・弁護士・行政書士などの専門家を紹介するなど多岐に渡るフォロー体制を持ち、幅広い情報を提供しています。

 

5/5 (6)

増える永代供養~変わる価値観と最近のお墓の傾向

 

最近、お墓を購入し、供養するということに関して、昔と比べ、大きく事情が変わってきているようです。

故人の遺骨を納め供養する際、お墓を建てますが、この後の選択肢として「檀家制度」か「永代供養」から選ぶことになります。

 

檀家制度を廃止するお寺も?

檀家制度というのは、檀家が一つの寺院に所属し、お布施と銘打った経済支援を行い、お墓や葬祭全てを任せることです。後代の者が、代々継承していきます。それに対し、永代供養は、お墓を継ぐ者がいない場合、お寺が永代に渡って供養と管理をします。

かつては檀家制度が一般的で、江戸時代に始まってから、永らく普遍的な制度として受け継がれてきました。ところが最近では、世襲制だった檀家制度を廃止し、永代供養を選ぶ方もお寺も出てきているといいます。

 

一代限りの永代供養墓を求める人も

永代供養は、合祀することになるため、後に個人の遺骨を取り出すことはできません。

このため、「遺骨を大切に扱っていないのではないか」「故人を軽んじることになるのでは」という声もあるといいます。しかし、肝心なのは本人の意思であり、本人が納得できる形を選ぶのが良いのではないでしょうか。

核家族化が進み、「家を守り、後を継ぐ」という観念が消えつつある現代。自ら永代供養を望む人も少なくないといいます。「一代限り、自分のお墓だけでいい。次の代はどうなるかわからない。明日をもしれない現代社会において、お墓にお金をかけるべきではない」と考える方達は、これからもっと増えていくのではないでしょうか。

 

お寺の在り方が問われる時代

家族のあり方は、お寺の営みにも変化をもたらしました。

かつては檀家制度で安定した収入のあったお寺も、檀家制度廃止、お布施の引き下げをせざるを得なくなりました。そこで副収入として始められたのが永代供養でした。時代の流れか、檀家制度のあった頃よりも、高収入になったお寺もあるようです。

時代が変われば、例えお寺であろうと変わらざるを得ません。無宗教の方が多い現代で、「これからお寺が生き残っていくには、住職自らが、自営業のつもりでやっていくしかないのではないか」と考える方もいます。

悠久の昔から流れてきた、長いお寺の歴史に「新しいお寺の在り方」が問われる時なのかしれません。

☎お墓探しの相談をする