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開創当時は真言宗。天文七年 (1538)十一番札所である、長源寺三世、圓芝春徳によって、曹洞宗に改宗。伊東七福神 福寿財宝の神布袋尊を祀る。
1100年代の昔、工藤祐経のうらみを受け不慮の死をとげた河津三郎祐泰(曽我兄弟の父)の菩提をとむらって、父伊東祐親が建てた寺。鐘楼堂の上の高台には日本三大仇討ちの一つ、曽我兄弟の首塚と、父祐泰の墓がある。
「河津掛け」は、河津出身の力持ち河津三郎祐泰が、俣野五郎景久を破った技が発生元といわれており、相撲四十八手の一つ「河津掛け」は河津三郎祐泰がをあみだしたとされる。境内に祐泰を顕彰した碑が建つ。
またその仇討ちの元となった相撲が縁で、昭和三十四年日本相撲協会の碑が建てられ、当時の時津風親方を始め、横綱双葉山、栃錦や若の花一行がの土俵入りが行われ伊東祐親公の霊を弔った。
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