【第9回】お墓の消費者全国実態調査(2018年)霊園・墓地・墓石選びの最新動向

お墓の消費者全国実態調査
「いいお墓」お墓の消費者全国実態調査

いいお墓」では、当サイトを利用し、実際にお墓を購入された方々に対して定期的にアンケート調査を行っています。そこで霊園・墓地・墓石のみならず、石材店に対する率直な意見や不満なども含め、たくさんの声をいただき、それらの一部を集計したものを「お墓の消費者全国実態調査」として公開しています。

お墓の消費者全国実態調査とは

いいお墓」をご利用いただき、お墓を実際に建てられた方を対象に、第9回「お墓の消費者全国実態調査」を行いました。前回調査(2016年)と同様、都道府県別のお墓の購入平均価格やお墓のタイプなどの情報をまとめています。

調査方法

2017年1月1日から同年12月31日までに「いいお墓」から資料請求・相談され、お墓を購入された方に対するアンケート調査/有効回答数:433件

※回答率(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しています。そのため、合計数値は必ずしも100%とはならない場合があります。

小冊子
お墓探しハンドブック

もれなく
全員に

お墓探しの資料をプレゼント!

お墓の選び方やチェックポイントがわかる

第9回調査サマリー

「一般墓」の平均総額は174.1万円
樹木葬や納骨堂などお墓は多様化しつつも、2人に1人が一般墓を選び、根強い人気

近年、時代の変化と共に、お墓のニーズも多様化してまいりました。「樹木葬」や「納骨堂」など、お墓のタイプが多様化する中、2人に1人は従来通りの「一般墓」を選んでおり、お墓のスタンダードとして根強い人気があることが伺えます。

お墓の購入金額(永代使用料・墓石代・その他費用を含む)の推移

お墓購入額の全国平均は「一般墓」が174.1万円となり昨年比-4%と微減でした。市場に安価なお墓が増えたためか、2015年より減少が続いています。
樹木葬」は全国平均70.9万円と昨年比-4%の微減となりましたが、「納骨堂」は全国平均98.5万円、「そのほか永代供養墓」は全国平均92.1万円となり、こちらは昨年よりも増加しました。

2016年調査2017年調査前年対比
一般墓※1181.5万円174.1万円-4%
樹木葬74.1万円70.9万円-4%
納骨堂※286.3万円98.5万円+14%
そのほか永代供養墓※286.3万円92.1万円+7%

※1)2016年調査では300万円未満に関しては価格帯を選択する設問形式に変更し、その中央値を平均値算出に利用しています。
※2)2017年調査では「納骨堂」と「そのほか永代供養墓」は区別されていないため、その両方を混ぜたデータとなっています。

多様なお墓ニーズの一方、2人に1人は「一般墓」を選択

お墓を4タイプに分類し、実際に購入したお墓を回答してもらった結果、各タイプ一定数の回答が集まり、家族形態の変化とともに、お墓のニーズは多様化している様子が伺えます。
中でも一番多かったのは「一般墓」で、46.7%と全体の半分近くを占め、従来型のお墓に安心感があることが伺えます。2番目以降は、樹木をシンボルとした「樹木葬」が24.9%、「納骨堂」が19.6%、「そのほかの永代供養墓」が8.8%の順となりました。

また、「男性」は一般墓を多く選ぶ傾向にあり、女性よりも11.3ポイント多くなりました。逆に「樹木葬」は女性に多く選ばれる傾向があり、男性よりも10.8ポイント多く選ばれていました。

霊園選択で一番重視した要素、第1位「アクセスのよいエリア」

霊園・墓地選びで重視する項目の第1位は「お墓参りにアクセスのよいエリア」で30.7%、前回1位の「お墓のタイプ」は18.0%で第2位という結果となりました。前回に引き続き、お墓のタイプを重視する方は多いことが伺えます。

また今回、「地縁のあるエリア」が6.7%で初めて上位5つに入りました。お墓探しが、金額などの物質的な状況だけでなく購入者様の地縁に基づいたものであることが伺えます。

タイプ別、お墓を選んだ理由

お墓のタイプを選んだ理由を聞いてみたところ、一般墓は「家族で一緒に使えるから」が66%で最多となりました。それ以外にも、「生きていた証としてお墓を残したいから」が29.7%と、他のタイプと差が出る結果となっています。

逆に一般墓以外のお墓では、後継ぎやお金を理由に選ぶ方も多かったのですが、納骨堂やそのほか永代供養墓では「管理が気軽そうだから」、樹木葬では「自然に還れそうだから」が一番の理由に選ばれ、タイプごとの個性の違いが表れる結果となりました。

お墓の引越しは全体の15%

今回の調査から質問項目に、もとからあったお墓を引越しさせる(=改葬)のためにお墓を新規で購入されたかどうかを聞いたところ、「改葬」のための購入者はお墓購入者全体の15.0%を占めました。

なお、引越し先としては、一般墓や永代供養墓など、後継ぎの有無などのご事情によってさまざまです。

終活の広がりとともに「生前墓」や「墓友」が注目される

生前に購入したお墓を寿陵と言いますが、終活の広がりとともに寿陵を求める方は増えていくと考えられています。実際に2017年はお墓購入者の20.3%が実際に亡くなる前に購入されていることが分かりました。

地域別に「寿陵」の割合を見てみたところ、一都三県以外の地方の方が8.7ポイント多いという結果になりました。子どもが近くに住んでいないため、事前にお墓を準備する方が多い傾向が伺えます。

また、一部ではお墓購入後、定期的に購入者で集まり会食を行うなどしながら、懇親を深めていく関係性があります。そういったお墓を縁に交友する友だちを「墓友」と呼びます。
「墓友」に興味のある人は、全体の6.0%という結果になりました。

霊園・墓地の購入動向/平均購入額

霊園・墓地選びで抑えておきたい消費者の最新動向データを集めました。

「永代使用料+墓石金額(一般墓)」平均購入額は前年より横ばいに推移

お墓購入時にかかる費用で主なものは、土地を使用する料金(永代使用料)と、墓石価格(工事費用含)です。今回の調査ではその平均購入額は174.1万円となりました。「100万円未満」「100万円~140万円未満」の価格帯がそれぞれ21.9%とボリュームゾーンとなっています。

また、永代使用料は平均62.2万円、墓石価格は平均114.3万円となりました。

前年と比べると、一般墓の購入総額は260万円以上の高価格帯では、「300万円以上」が4ポイント減少し、それを吸収する形で「260万円~300万円未満」が4ポイント増加したものと考えられます。
260万円未満の価格帯では、全体的に低価格の方にシフトしたと考えられます。

地域別、お墓の平均購入額

地域別にみると、平均購入額(永代使用料墓石価格)は多くの地域で下がっています。逆に東京都では、前年比110%となりました。

2016年調査2017年調査前年対比
全国181.5万円174.1万円-4%
東日本181.4万円173.8万円-4%
西日本181.7万円175.4万円-3%
東京都206.7万円228.3万円+10%
神奈川県201.8万円163.2万円-19%
千葉県174.0万円160.0万円-8%
埼玉県185.0万円164.3万円-11%

「樹木葬」平均購入額は70.9万円

樹木葬の平均購入額は70.9万円となりました。
ボリュームゾーンは「40~60万円未満」で33.3%でした。

「納骨堂」平均購入額は98.5万円

納骨堂の平均購入額は98.5万円となり、永代供養墓の中でも納骨堂は、樹木葬よりも高額になる傾向が伺えます。
ボリュームゾーンは「80万円未満~100万円」の価格帯で35.3%となりました。

「そのほか永代供養墓」平均購入額は92.1万円

そのほかの永代供養墓の平均購入額は92.1万円となりました。
ボリュームゾーンは「20万円~40万円未満」の価格帯で26.3%でした。「20万円未満」の価格帯が13.2%と永代供養墓の中でも、低価格のものが多い中、300万円以上もする大寺院の永代供養墓があるなど、価格帯が多岐にわたるのが特徴的です。

霊園・墓地選びの本音/決め手となったポイント

霊園・墓地選びで最も重視するのは「アクセス」

霊園・墓地を購入する上で一番重要視したポイントでは「アクセスのよいエリア」が30.7%となり、第7回調査(2015年)以来の第1位となりました。
第2位には「お墓のタイプ」が18.0%、第3位には「金額」が16.9%で続いております。
他方、施工会社・販売会社の信頼度や、運営母体に対する関心は薄い結果となりました。

選んだお墓、2人に1人は「一般墓」と根強い人気

実際に購入したお墓のタイプは「一般墓」が46.7%と一番多くなりました。2番目以降は「樹木葬」が24.9%、「納骨堂」が19.6%、「そのほかの永代供養墓」が8.8%となりました。
永代供養墓が近年新しいお墓として注目されていますが、伝統的な墓石を使った一般墓の人気は根強いことが伺えます。

お墓のタイプを選んだ理由、一般墓は「家族で使えるから」

お墓のタイプを選んだ理由を聞いてみたところ、一般墓は「家族で一緒に使えるから」が66.3%で最多となりました。それ以外にも「生きていた証としてお墓を残したいから」が29.7%と、他のタイプと差が出る結果となっています。

一般墓以外のお墓(永代供養墓)では、「後継ぎがいないから」が大きな割合を占めました。
また、納骨堂やそのほか永代供養墓では「管理が気軽そうだから」(それぞれ69.4%、57.9%)が、樹木葬では「自然に還れそうだから」が36.1%と、タイプごとの個性の違いが表れる結果となりました。

これからお墓を購入する方へのアドバイス

お墓を建てた経験があるからこそ分かる、お墓づくりの大変さ。お墓づくりの先輩方より、さまざまな経験値に基づく具体的なアドバイスをいただくことができました。ぜひ参考になさってください。
※この項に関しては、通年実施しているアンケート(対象者は同じ)をもとに制作しております。
※誤字脱字や固有名詞を除いて、原文のまま掲載しております。

お墓の探し方、タイミング

一般的にお墓を建てるのは四十九日が目安と言われ、周囲からも「どうなった?」と声をかけられたが、時間がかかっても、自分で納得いくまで比較検討し購入した方が、後々後悔や不満が出ることが少ないと思う。

葬儀が終わってから検討しましたが、2ヶ月近く悩みましたが、焦ることはないと思います。納得いくまで家族で充分に話し合って決めたら良いと思います。

お墓選びで霊園をまわるのは精神的にも体力的にも疲れます。どういうお墓が理想か、希望を絞ってお墓探しをすると効率良いと思います。

初めて首都圏でお墓を購入するのは何の知識も無いと中々大変です。とにかく資料を送って頂き少しずつ理解を深めながら進めて行きました。選択にあたって色々迷いが出てきて何を一番大切に考えるのか段々分からなくなって来てしまいました。結局は選択肢を広げ実際に見学に行って絞り込んだ後に承継する息子と再度見に行って決めました。
家族の間で環境、交通利便性、価格など何をポイントにするか共通の認識が有ると進めやすいと思います。

はじめは何を基準に選ぶか漠然としていたが、流行の樹木葬を手始めに、一般墓に永代供養墓とすべてのタイプの霊園を見学した。そのなかで自分の中での選定基準が徐々にできあがっていった。

霊園は、家族でかなり相談しました。複数の霊園、いろいろなタイプ(公園墓地、公営墓地、寺院墓地など)を見学して比較評価した方が良いと思います。
墓石はタイプや石材によって金額にばらつきが大きいです。結局、予算以上(+数十万円)になりましたが最終的には家族としても満足できる購入ができたと思っています。

必ず2ヶ所以上は目で確かめて、比較検討をすること。墓地周辺の地理も把握すること。10年後20年後など、自分の未来の状況も考えること。

霊園について(交通アクセス、園内の雰囲気、周辺環境など)

納得いく場所選び/現地見学が重要

見学の際、住職さまにもお会い出来ればいいですね。お人柄がわかると安心です。

お墓の見学をして、建っている墓石を見てから気にいった墓石を決めるほうがいいと思います。

最近はインターネットが普及していていろいろな情報を得られるとは思いますが、やはり『百聞は一見に如かず』の言葉の通り行ってみて、霊園の雰囲気だったり管理状態などがわかる部分が多かったと思います。100%満足なお墓というものは難しいかもしれませんが根気よく探せば気に入ったお墓はきっと見つかると思います。

管理者に話を聞くことで、霊園の印象や見方が変わるので、見学を申し込むことが重要です。資料に書いてある費用のほかに、消費税やその他の費用がかかるので、見学時に良く確認することが大事です。

ネットや資料だけでなく、現地に足を運んで、雰囲気、実際のお墓の大きさ(写真は実際より大きく見えると感じます)、利便性等、確認するといいと思います(可能であれば複数)

父の墓所を探しておりましたが、自分もここに入りたい環境か、足の弱った母がお参りしやすいか、自分が歳をとったときにお参りしやすいかなども考えて決めました。
最後墓所までたどり着くのに階段はどうしてもありますね…。完全にバリアフリーで、車で本堂や墓所横まで行ける環境はなかなか難しいですね。ただスロープや階段の傾斜も緩やかに改修されているところもあるので、現地確認は大切ですね。

和歌山の地に思い入れがありますのでここに決めました。夫と同じお墓に入れますので私も安心しております。子供がいますが、ここに私達夫婦が入ることができたことを伝えてありますので子供も了解してくれ、私も子供も大変、納得しております。

小高い丘の上にあり静かで、遠くに海も臨める大変良い環境です。東京在住ですが沖縄が好きで、将来的に親と一緒に自分も入るつもりで購入したのですが、内地からでも快く受け入れて下さいました。また、スタッフの方々の対応も安心感がありました。

家から行きやすいのはポイント

購入して4か月経ちましたが、家から近くにある事でちょくちょくお墓参りできるので満足しています。
今現在は良いのですが、年齢を重ねるにつれ交通の便が悪かったり遠かったりすると足が遠のいてしまいそうなので、家の近くから検討してみると良いかなと思います。

お墓参りは近い所がいいです。自分の家の近くにどんなお墓があるのかインターネットで調べて資料を請求して、そして実際に見学に行くことをおすすめします。

近くでと思って探していましたが、自分よりお墓にお参りに来てくれる人達の事を考えたら、近くも大事なんですが、環境が良く、来るのが楽しくなる様な所も大事だと思いました。

自宅から近いという理由だけで、お寺を決めない方がいいと思います。私の場合は両親をつれて見学を行い、納得のいくお寺にしました(自宅から遠くもなく近くもないのですが、最寄駅沿線のお寺にしました)

ペットと一緒に入りたい

うちの購入条件は第一がペットと一緒に入れるお墓というのが母の希望だったのですが、ペットOKとなっていてもお墓にペットの名前が刻めない、当て字で動物とわからないようにするという他購入者への気遣いがある霊園もありました。なかなか堂々とペットOKという霊園が少ないのを実感しました。

ペット達といっしょなのですが、中が分けられていたり、墓標も色々有るのは、知りませんでした。

正直まだ早いとは思ったけど、ペットも一緒に入れることを考え購入することにしました。人間より決して長生きできない、しかし家族同然ずっと一緒にと考えました。霊園の場所により墓石にも特徴や決まりなど色々あり、自分達が亡くなってから子供達が墓守をする事を考えると気軽に足を運んで、会いに行きたい時に会いに行ける場所という事で決めました。
宗教等気にしなくてもいい姓が変わっても一緒に入れる事は、将来子供達が自分達が建てなくても良いという点では負担も少なく将来の不安は早くにとり除けたと思います。これからの子供達の生活を考えると、自分達親が多少無理しても用意しておく事は負担が少ない点では迷惑をかけなくて済むので良かったです。

お墓のタイプ(一般墓、永代供養墓、樹木葬、納骨堂)

一般墓

とにかく芝生区画が清々してよい。生前の購入となりましたが、家族みんなが大満足です。個人的には芝生区画が本当におすすめです。見学だけのつもりが、母が気に入り見学その日に購入を決めたくらいなので。迷っている方は一度見学に行かれることをお勧めします。

墓石は思っていたように高い。あまり選択の余地は少ないように思います。

樹木葬を考えていましたが、いろいろな墓地を見学した結果墓石を建てる事にしました。金額的には予算を超えましたが、駅近で行きやすい場所でしたのでとても良かったです。
石材店に墓石の彫刻もアドバイスを頂き納得のいくデザインに仕上がりました。

最近のお墓は小さなスペースに洋風な墓石というのが主流になりつつあり、お値段もかなりお手頃になってきているようです。絵や好きなデザインを彫刻したり、お墓に対するイメージも変わりました。

昔からあるお墓のイメージはなく、墓石に花や小鳥、気に入った文字など彫ってもらい、自由にデザインできることが驚きました。

永代供養墓

永代供養墓にも種類があり、合祀されるもの、決められた年数だけ骨壷のまま安置されるもの(その後合祀)、骨壷のまま永代安置されるもの、家族墓など選ぶことが出来ます。年間管理費はかかりませんが、納骨する際に納骨料がかかります。

永代供養と一口に言っても色々違いがあるということがわかりました。実際に何箇所かでお話を伺うと、思いもよらない差を感じたり教えて頂いたりできるので、やはり直接行くというのが大切と感じました。

樹木葬

樹木葬の価格が、思いの外高騰しているという印象を受けました。また、当然のことではありますが、現場をみて検討することの重要性を再確認しました。

樹木葬にしました。亡くなった母の納骨する場所とその横に生存している父の納骨する場所を購入しました。ご住職が気さくな方で良心的でとても良かったです。
私は2人姉妹ですが、お互い結婚をし嫁ぎ先の姓を名乗っています。なので、今後両親1代だけのお墓をずっと維持し続けるのは難しいと思いました。今は娘である私たち姉妹が守れてもこの先孫たちにそれを継がせ持たせること、維持・管理費は誰が支払っていくのかなど色々考えました。

樹木葬と言っても寺院、霊園により色々なタイプがありました。埋葬、永代供養、預かり期間、お墓の形など。パンフレット請求後、実際に足を運びどのような形なのか確認される事をお勧めしたいです。

樹木葬は一定の土地に様々な人のお骨と混ざって納骨される為、ある特定の故人のお骨に対して拝むことが出来ません。値段は比較的安価なので魅力的ではありますが、やはり拝んでいたら他の人の骨だったというのが私個人的にネックでしたので、選択肢から外しました。

納骨堂

納骨堂にあまりいいイメージがなかったのですが、想像以上に良かったです。どうかしらと思っているなら見学に行ったほうがいいです。

納骨当日は雨でしたが、悪天候が全然きになりませんでした。納骨堂は納める骨壷の数に限りがあるのが弱点。その点が問題にならないなら、施設の素晴らしさ、交通の利便性、管理の充実と、核家族時代には最良のお墓だと思います。

屋内納骨堂に絞って見学を重ねました。どこも大変丁寧にゆっくり説明してくださるので助かりました。それぞれ、雰囲気が違うので時間が許す限り見学することをお勧めします。
「搬送式納骨堂」という新しい形の納骨堂なので、親戚に受け入れてもらえるか心配でしたが、全く問題なく評判も大変良かったです。特に遠方の年配者には、駅から近いという点が高評価でした。

石材店について(選び方、設計・施工など)

石材会社はたくさんあります。そしてたくさん電話もかかってきます。中には高圧的な担当者もいて驚いたことも。

営業スタイルも様々です。所構わず電話攻勢し、少しでも上積みしようという意気込みが強い営業には閉口しました。

実際に足を運んでもらい、購入者の世代や予算に応じた選びやすい提案をしてくださった石材店の営業さんからの購入を決めました。

綺麗で駅から近いのがなにより。対応していただいた石材店の方が丁寧で好感が持てたのが決め手。お墓を購入するのは初めてなのでこういう縁を大事にできたのが何よりでした。

故人の出身地の話をしたところその地方の形式等色々と調べて頂き、私たち親族もとても嬉しく思っています。

とても納得いく内容になりましたので、担当の方には色々と相談してみるといいと思います。

出来るだけ購入者の希望を叶えようとする態度が好感が持てました。
また、お墓の決定まで予算やどんな墓苑が良いのかなど、色々と相談に乗って下さったり、予算に見合った諸費などにも相談に乗って下さったり親切でした。

お墓の生前準備

元のお墓が遠方にあるため、改葬先として契約。いざお墓が必要になってからの購入で大変でしたので、生前に準備しておくのが良いと実感。墓守に過分な負担のかからないお墓を準備して置いてほしいです。

お墓の引っ越しは面倒なので、高齢になる前がおすすめ。

自身が元気なうちにあちこち見学するのも、用意するのも、心が落ち着くように思います。

50代前半の当方で早期かとも思いましたが生前にお墓を立てる「寿陵」は家に幸福と長寿をもたらすとの言葉もございますし、重ねての来訪により「●●霊園」が当方の想い叶うところと思えました。墓石選びやデザイン等も担当者様にも親身なアドバイスと心添えを頂きまして希望を反映させることができ、文字通り当方の「寿陵 人生の彩」として「いいお墓」を持てました。
霊園の特色に触れられ想いの叶うチョイスのため手間隙をかけて頂くことをお勧めいたします。皆様方におかれましてもどうか、お心とご希望の近しいお墓「いいお墓」の建立のご縁をお祈りいたします。

お墓は、生前に本人がどの形態がよいか決めて、さらに購入しておくのが理想だと思います。

故人の考えを良く聞いておくと迷わずに決められると思います。樹木葬にしたいと言われていましたが色々なタイプがありびっくりしました。自然に帰りたいという考えを尊重して選びました。

お墓の購入で驚いたこと

金銭的な理由で、土地先購入させていただきましたが、墓石も一緒にセット購入の方が安いようです。あと、角地が高いのは知りませんでした(笑)

祖父母の墓も20年近く前に購入しましたが、当時より様々なニーズに合わせた、形態や価格設定が増えて、とても選び易くなっていると感じました。

石材店さんはいずれも誠実ですが、霊園に張り付いて詳しくご存知の方と、広いエリアを担当する中の一つ、という状況の方がいらっしゃるので、注意が必要です。ただ、後者の方が多くの霊園をご存じな分、情報が多いので参考になります。

墓石の種類や彫刻など昔と違って自由に出来ることも知りました。

クリスタルのお墓は非常にめずらしいですが、コンパクトで綺麗し、今後流行りそうにおもいます。

調査結果とともに、購入経験者の生の声からも、多様化・細分化する消費者の実態を読み取ることができます。霊園・墓地を探されている方、これからお墓を建てる方、ゆくゆくお墓が必要になると考えている方など、多くの方の参考になれば幸いです。

取材依頼/掲載情報に関するお問い合わせ

当調査内容に関するご質問、掲載や取材の希望については以下までお問い合せください。

株式会社鎌倉新書/広報・PR担当
Mail:pr@kamakura-net.co.jp

当調査データの無断転載を禁じます。すべての著作権は株式会社鎌倉新書または情報提供者に帰属します。また、当調査データを利用したい場合は事前にご相談ください。