お墓の上手な掃除方法【Q&A】

2018年7月7日

Q.先日、お盆に田舎に帰省した際お墓参りに行きました。久しぶりに見た先祖代々のお墓は、風雨にさらされた為かだいぶ汚れた印象を持ちました。良い掃除の方法があればご教示ください。

回答

まず、お墓の周りのゴミや草、枯れた花、線香の燃えカスなどを取り除きます。

樹木を植えている場合、枝葉が墓石を覆ってしまわないようにさっぱりとせん定します。木は大きくなるにつれて根も広がり、石の柵を圧迫してしまうので、ひび割れや崩れの原因にもなります。定期的な手入れを心掛けたいものです。軍手やゴム手袋、小さな鎌やスコップ、植木ばさみなどを持っていくとよいです。

墓石のまわりに敷いた玉砂利が土に埋もれて汚れている場合は、スコップで掘り起こし目の粗いザルに入れ、水で洗ってから敷き直すと見違えるようにきれいになります。

次に、墓石自体の掃除になります。

墓石は水を含んだスポンジや柔らかい布で丁寧に磨きます。その時は墓石の高いところから行います。手が届かない場合は墓石にのぼっても構いませんが、石はとてもすべりやすいので注意しましょう。それでも汚れが落ちない場合はタワシを使いますが、金タワシは墓石を痛めるので避けます。

家庭用洗剤などを使うとシミの原因になったり墓石を痛めてしまうので、水洗いを基本にします。特に古い墓石では石の中に浸み込み斑などができる場合があります。

竿石の文字の中などの汚れ、ゴミを取り除いてください。よく歯ブラシを使うと説明されることが多いですが歯ブラシの場合意外と先が太く届きにくいことが多いです。割り箸の先を多少削って使うと便利です

花立て、線香皿、ローソク立てなどもきれいに水洗いしてください。最近は取り外し可能なものが増えているので、やりやすくなっています。

お塩・お酒・木のアク・苔・枯葉・スチール缶などは石を劣化させます。特に海辺では潮風にさらされていますのでこまめに洗い流したいところです。
苔を発生させないよう洗ったあとは乾いた布で濡れた石を拭き取りましょう。