墓石の劣化の年数や原因など

墓石の劣化とは、年数が経つにつれ墓石の艶が無くなったり、風合いが変わってしまったりすることです。経年劣化には独特の魅力もあるため、無理に綺麗にする必要はありません。しかし、日常の汚れが溜まり見た目が損なわれてしまう劣化もあります。これはこまめに掃除することで美しさを保つことができます。

この記事では、お墓の耐用年数や劣化の原因、劣化を遅らせる掃除方法などをご紹介します。

お墓というと、漠然と長持ちするイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。しかし、実際にどれくらい持つのかはっきり分かっていない方も多いかもしれません。

お墓の耐久年数は、短くて30年、長くても150年程というのが一般的です。これは使われる石や基礎工事などさまざまな要因によっても変わります。

例えば、墓石によく使われる御影石は非常に耐久性に優れており、半永久的に持つともいわれています。ただ、石自体がいくら長持ちしても、基礎工事が正しく行われていなければ、劣化は早くなってしまいます。石材店によって接着剤などの資材は異なります。正しい工事がされていなければ、3年ほどでつなぎ目が剥がれてしまうことも考えられます。

このように、どのような基礎工事をしたかによって、お墓の耐久年数はかなり変わってしまうのです。お墓を建てる際には、金額だけではなく、使用する素材などもしっかり確認するようにしましょう。お墓は度々建てるものではありません。信頼できる石材店を見つけましょう。

墓石が劣化する原因とは?

墓石自体は長持ちするといわれていますが、汚れなどを放っておくと取れなくなったり、シミになったりすることもあります。美しく保つためには、汚れが落ちるうちにこまめに掃除することが重要です。

では、墓石はどうして劣化してしまうのでしょうか。墓石の劣化は、日常の汚れの積み重ねと経年劣化が大きな原因です。

お墓の汚れとは

墓石に付く日常の汚れは、蓄積しないようにこまめにケアする必要があります。水鉢や花立ての周りには水垢が付いてしまいがちですし、風通しが悪いとコケやカビが発生することも考えられます。鳥のフンが付いてしまうこともあるでしょう。それ以外にも、落ち葉の腐敗やお供え物から水分が出てシミができてしまうこともあります。

お墓の経年劣化とは

それに対し、経年劣化とは、雨風などの影響で長年かけ艶が無くなったり、風合いが変わったりしてしまうことです。お墓の立地によっては、海の潮風や排気ガスの影響を受けることもあるでしょう。

しかし、古いお墓には、新品のような艶はありませんが、それ特有の魅力があります。そのため、何が何でも綺麗にする必要はありません。もしどうしても気になるようであれば、墓石を磨き直すことも可能です。

劣化を遅らせたい!お墓の正しい掃除法

お墓をいつまでも美しく保つには、お墓参りの度に掃除することが非常に重要です。

その際は、雑巾やブラシ、ごみ袋、ほうき、バケツなどの掃除用具を持参するようにしましょう。霊園などでは、これらの掃除用具が用意されているところもあります。もし用意されてないようであれば、自分で購入して持参しましょう。ホームセンターなどでは、お墓参り用の掃除用具がセットになって販売されており、一度にまとめて揃えることができるので便利です。

 

まず全体に水をかけ、上から順に雑巾などで優しく拭いていきます。ご先祖様を思いながら丁寧に行いましょう。汚れをこする際も、硬いブラシや金属のタワシは傷がつきますので使わないようにします。

細かい部分は軟らかいブラシや手でなぞるようにするのがおすすめです。濡れたままだと砂埃や汚れが付きやすくなってしまいますので、最後にタオルなどで丁寧に水気を取っておきましょう。また、花立てや線香皿などのパーツで外せるものは、それぞれ水洗いします。

 

お墓の汚れを落とすには洗剤が要ると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、通常の汚れは水洗いで十分です。墓石はツルツルしているように見えて小さな隙間がありますので、洗剤を使うと変色の原因になりかねません。最近は墓石用の洗剤もありますが、お墓によっては合わないこともあるため、きちんとした知識がない場合は、避けた方が無難です。

お墓になかなか行けない場合はどうする?

お墓が遠方にあったり多忙だったりして、なかなかお参りに行けないという方もいらっしゃるでしょう。

そんな場合は、プロにお任せするという方法もあります。最近ではお墓参り代行サービスなどその種類もさまざまあります。

また、自分では落とせない汚れがある場合には、お墓のクリーニングを検討してもよいでしょう。プロが専用の洗剤や高圧洗浄などを駆使し、見違えるように綺麗にしてくれます。

まとめ

お墓を建てる時には、ついつい金額に目がいってしまいがちですが、いくら安くてもすぐに劣化してしまっては本末転倒です。金額だけでなく、基礎工事はどういったものか、どんな資材を使用するのかなども、忘れずチェックするようにしましょう。

お墓を建てるは初めてで何からしたらいいか分からないという方や、お墓についての相談をしたいという方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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