【都立霊園現地レポート~谷中霊園編~】下町の情緒と文化的雰囲気にあふれた都立谷中霊園

都立谷中霊園は、東京都台東区谷中に位置する公営墓地です。最寄り駅である日暮里駅から非常に近く、交通の便のよさは都立霊園の中でも一二を争います。

谷中界隈は寺町と呼ばれるほど寺が多く、霊園と隣接する寛永寺や天王寺などの墓地が入り組んで谷中墓地を形成しています。

また、周辺には「谷中銀座」と呼ばれる昔ながらの商店街があり、下町の情緒にあふれています。霊園にも江戸の香りが残っており、その趣ある風情は外国人にも人気です。谷中界隈の店などが、2015年「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン(ミシュランが選ぶ旅行者にお薦めしたい場所)」にも掲載されました。

都立谷中霊園の基本情報から令和元年の募集要項までご紹介します。

谷中霊園の概要

1874(明治7)年に創設された都立谷中霊園は、面積約10ヘクタールの広大な霊園です。園内は明るく静かで、墓所のいたるところからスカイツリーを望むことができます。

徳川慶喜をはじめとする数多くの著名人や歴史的人物が眠っており、そのお墓を見ようと多くの巡礼者が訪れています。また、園内には幸田露伴の小説「五重塔」のモデルになった天王寺五重塔の跡があるなど、さまざまな歴史や文化を垣間見ることができます。

谷中霊園の募集墓所

令和元年で募集が出ているのは一般埋蔵施設の60区画になります。お墓の費用は含まれていないため、別途自己負担でお墓を建てます。なお、使用場所は選べません。

一般埋蔵施設

従来型の和墓の埋蔵施設です。

【一般埋蔵施設】面積:1.50~2.00㎡  使用料:2,680,500~3,574,000円  募集数:60ヶ所  年間管理料:1,320円

谷中霊園へのアクセス

都立谷中霊園の最寄り駅はJR・京成線「日暮里駅」です。

「日暮里駅」西口

西口から駅を背に真っすぐ歩くと、数メートルで左手に霊園入口へと続く階段が見え、階段を上ると霊園入口にたどり着きます。

都立谷中霊園の園内マップ

都立谷中霊園は寛永寺や天王寺の墓地と入り組んでおり、霊園全体の形状が複雑になっています。

敷地の大部分を一般墓地が占めるほか、計5ヵ所の立体埋蔵施設があります。

「立体埋蔵施設」

中央園路の「さくら通り」沿いには駐在所があり、人通りの少ない時間帯でも安心してお墓参りができそうです。

都立谷中霊園の管理事務所

都立谷中霊園の管理事務所は、中央園路近く、日暮里駅から6分ほど離れた場所にあります。

都立谷中霊園には著名人のお墓が数多くあり、園内には案内板も設置されています。

徳川幕府最後の将軍・徳川慶喜のお墓は、寛永寺谷中第二霊園内にあります。お墓は柵で覆われていて、夫人と一緒に葬られています。

公共交通機関から近い好立地霊園なため、お墓参りが楽にできます。お墓参りの際に、下町情緒あふれる観光地「谷根千」エリアに立ち寄ることができるのも楽しみのひとつではないでしょうか。

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