都立多磨霊園【都立霊園現地レポート】都立霊園で唯一長期収蔵施設を有する多磨霊園

多摩地域にある都立多磨霊園は、府中市と小金井市にまがる公営墓地です。日本で最初の公園墓地であり、また多くの著名人が眠っていることから、由緒と格式のある霊園として知られています。交通機関や幹線道路との接続がよく、霊園中央にはバスも通っていることから、交通アクセスの良い霊園としても人気です。

また、都立多磨霊園には都立霊園で唯一永続的に使用できるロッカー式の納骨堂があります。青山霊園・谷中霊園にもロッカー式の立体埋蔵施設がありますが、立体埋蔵施設の場合は遺骨を個別に保管できるのは20年間だけで、その後は合葬となります。一方、多磨霊園の場合は30年ごとに使用料を支払って更新すれば、永続的に遺骨が個別に保管されます。

都立多磨霊園の基本情報から令和元年の募集要項までご紹介します。

都立多磨霊園の概要

1923(大正12)年に創設された都立多摩霊園は、都立霊園の中でも最大規模の公営墓地です。

敷地面積は128ヘクタールで、その広さは東京ドーム約28個分に相当します。

また、園内には1600本のソメイヨシノが植えられており、桜の名所としても有名です。

都立多磨霊園の募集墓所

令和元年で募集が出ているのは「一般埋蔵施設」「長期収蔵施設」になります。

一般埋蔵施設

従来型の和墓の埋蔵施設です。

【一般埋蔵施設】面積:1.50~2.00㎡  使用料:2,680,500~3,574,000円  募集数:60ヶ所  年間管理料:1,320円

長期収蔵施設(みたま堂)

ご遺骨の一時預かり、長期収容(30年・更新可能)ができる施設です。

【長期収蔵施設】収蔵数:6・4・2体用  使用料:6体用・379,000円 4体用・303,000円 2体用・227,000円  募集数:35カ所  年間管理料:6体用・5,240円 4体用・4,190円 2体用・3,140円

都立多磨霊園へのアクセス

都立多磨霊園は、西武多摩川線「多磨駅」から徒歩5分です。また、JR中央線「武蔵野小金井駅」と京王線「多磨霊園駅」からも霊園行きのバスが出ています。

京王線を利用する場合は、北口のバス停から京王バス「多摩町行」もしくは「武蔵野小金井南口行」のバスに乗車し、「多摩霊園表門」で下車。霊園の正門までは徒歩約1分です。

西武多摩川線「多磨駅」

京王線「多磨霊園駅」北口

JR中央線を利用する場合は、南口6番から京王バス「多磨霊園行」に乗車し、「多磨霊園表門」で下車。霊園の正門までは徒歩約1分です。

中央自動車道「調布インター」から車で約7分です。甲州街道(国道20号)白糸台交番前交差点から北へ真っ直ぐ進むと霊園に着きます。また、園内に駐車場はありませんが、道路が大変広く、園内通路の路肩に止めてお参りすることが可能です。

また、「多磨霊園行」のバスは霊園内を縦断しており、霊園北側にある「多磨霊園裏門」停留所、敷地中心部にある「霊園中央二十号地」停留所、中心よりやや南側の「霊園南七号地」停留所も利用することができます。

都立多磨霊園の園内マップ

都立多磨霊園は、総面積1,280,237㎡、約68,000区画、26区画に分けられている大規模霊園です。

墓地の形態はさまざまで、敷地の大半を占める「一般墓地」のほか、ロッカー式納骨堂の「みたま堂」「合葬式墓地」「芝生墓地」「壁墓地」があります。

都立多磨霊園の管理事務所

都立多磨霊園の管理事務所は、正門の右側にあります。

事務所前には貸出用のバケツや桶、ほうきなどがあります。また、事務所内では、剪定ばさみ、刈込ばさみ、線香トレイ、ライター、剪定のこぎり、スコップ、雨傘・日傘、枝葉などの運搬袋を貸し出しています。これらが必要な場合は、事務所内の職員にお尋ねください。

管理事務所の奥には休憩所も用意されています。

休憩所内には畳スペースもあり、広々としています。

エアコンも付いているため、夏場に涼みたい時はお立ち寄りいただくことをおすすめします。

一般墓のほか永続的遺骨が個別に保管される「立体埋蔵施設」があるのは、都立霊園ではこの多磨霊園だけになります。

日本初の大規模公園墓地でありながら景観が美しく保たれ、著名人も多く眠るなど、由緒と格式がある霊園です。

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