お墓の値段を安くするには?お墓の相場とその内訳

お墓の値段とは、お墓の購入を検討される方にとって大切なことにもかかわらず、具体的なことがわかりにくいという問題があります。お墓の値段は石の種類や加工、また立地などで決まります。そのため、実際にお墓を購入する際は、墓石選びやデザインなどが重要になってきます。そこで、墓石の種類や相場、樹木葬など新しいタイプのお墓を選択するなどお墓の費用を抑える方法について紹介します。

お墓の購入を検討する際に、ホームページなどに値段を明記しないお店が多いと感じたことがあるかもしれません。

そもそも、お墓にはさまざまな費用がかかるため、価格に幅があります。そのため、出された見積もりが事前に明記した価格と大きく違うこともあり、お客様の混乱を招かないようにあえて表記していないのです。

お墓の値段に幅がある理由

一言でお墓といっても、その内容はさまざまです。お墓の値段は墓地の永代使用料(土地代に該当する費用です)や、墓石と工事費が大半を占めており、どちらも土地や墓石の種類やランクによって価格が変わります。

お墓の値段の相場(墓石購入の場合)

お墓の相場は、墓地の永代使用料と費用と墓石の平均相場によって計算できます。

 

墓石の値段の平均相場=永代使用料+墓石の平均相場

 

お墓を購入する場合、土地代に加えて墓石工事費などを含めると、約100万から220万程度が平均的な費用とされています。地域によって実際にかかる費用が違うので、お住まいの地域の平均相場を確認するとよいでしょう。

お墓の値段を決める要素

お墓を新たに建てる際には「永代使用料(土地代)」と「墓石工事費」「管理料」が必要で、この三つの価格によってお墓の値段が決定します。永代使用料は公営霊園や民間霊園、寺院墓地、共同墓地など経営している団体や墓地の大きさによって違います。

墓石の種類産地、石の使用量や広さ

墓石には、国産のもので約50種類、外国産のもので100種類程度の選択肢があります。さらに、ほとんどの石に種類と等級があり、値段も変化します。他にも石材の中には希少なものもあるため、お墓の広さだけでなくお墓の大きさや石の使用量も値段に影響します。

墓石の加工の有無(彫刻、磨き直し)、形状、加工の場所(日本、中国など)

墓石の加工も値段に影響するポイントの一つです。近年は故人が好きだったものを彫刻することもあり、お墓の形状やデザインにこだわると値段が高くなります。

また、磨き直しなど墓石の見栄えを良くするための加工も値段に影響します。中国と日本では加工費用に差があり、一般的に中国の方が安く加工することができます。

墓石の立地に関わる運搬道の幅、区画周辺の状況(施工費用)など

墓石の施工費用も、お墓の値段を左右します。駐車場などから墓地までの距離がどれくらいあるか、クレーンや台車が通れる道幅やスペースがあるかなどで変わってきます。

墓地までの運搬道や区画周辺で特別な工事が必要な場合は費用が加算されることがあります。

お墓の値段のモデルケース

墓石の平均価格は114.3万円、永代使用料の平均価格は62.1万円で、これに管理費などがかかります。これらを合計すると、お墓を購入した方の約9割が200万円以内に収まっています。墓石の予算には地域差も大きく、例えば北海道では133.8万円、九州では222.0万円となっており、かなりの幅があります。都市部では土地が高いのでお墓の費用も上がる傾向にあります。

また、平均的な墓地と墓石を購入した場合を想定すると約176.4万円と管理料がかかります。

お墓の値段を安くするには

お墓の値段を安くするためにはいくつかの方法があります。

一例としては、お墓を設ける区画の広さにこだわらない、一般的な墓石を選ぶ、デザインにこらない、既製品の購入を検討するなどの方法があります。他にも新しい埋葬方法を検討することで安く抑えられます。

新しいタイプの埋葬方法と値段の相場

近年、樹木葬や合祀墓など新しい埋葬方法が出てきています。これらの相場についてご紹介します。

納骨堂、合葬墓、合祀墓、樹木葬

最近、従来のお墓だけではなく納骨堂や合葬墓合祀墓、樹木葬といった新しいタイプのお墓の人気が出てきています。これらのお墓は個別に墓石を必要としないので値段を抑えることができます。例えば納骨堂や合葬墓合祀墓であれば10万円程度から入ることができ、樹木葬では一人あたり60万円程度から埋葬できます。

お墓の値段を判断する際の注意点

墓石の値段だけを参考にお墓を購入してしまうと、後々思わぬトラブルにつながることがあります。保証関連や安い理由についても確認し、納得してから購入するようにしましょう。

墓地や霊園によって指定の石材店がある

墓地や霊園によっては石材店が指定されている場合があります。

自分で安い墓石を探すことができないので、お墓の値段が高くなる可能性があります。一般的に民間の墓地の場合は石材店が指定されていることがほとんどです。寺院の場合はどちらの可能性もあるため、お寺に確認しましょう。

一方で、公営の墓地には石材店が指定されていません。自分で安い墓石を探す場合は、信頼できる業者に依頼しましょう。

お墓の購入、永代供養以外にかかる費用がある(管理費など)

樹木葬などの新しいタイプのお墓を選んだ場合は、年間5,000円から10,000円程度の年会費などが必要になる場合があります。

まとめ

お墓の値段は地域や石の種類と大きさ、加工の有無、墓地が施工しやすい状況にあるかどうかで大きく変わります。値段に幅があり、ホームページなどに値段を載せていない業者も多いため、複数の石材店などに見積もりを依頼して、比較検討すると満足のいくお墓を購入できるでしょう。

お墓の費用の比較検討を希望される方や、地域の相場などを知りたい方は、お気軽にご相談ください。

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