【行ってきました】新しいお墓「月の森」。納骨堂もペットと眠れる樹木葬も、ぜんぶ永代供養のお墓でした

埼玉県の北葛飾郡に、公園のような永代供養墓「月の森」が誕生しました。

「自然に還る」をテーマに、樹木葬や納骨堂、合葬式墓地など、4つの永代供養墓があるほか、ペット用のお墓もあります。

2016年4月2日に開かれた、オープニングセレモニーに行ってきました。

 

 

月の森ってどんなお墓?

「月の森」は、東武伊勢崎線・越谷駅から東に約5kmくらいのところにある、無量寿院というお寺にあります。

「月の森」という名前からも変わるように、月がテーマになっています。

眠る人、ここを訪れる人、すべての人を癒してくれる、安らぎの場です。

「いろんな人を受け入れることができる永代供養墓」ということを大切にしていて、一見、公園のような空間なのですが、永代供養墓のテーマパーク……という感じ、で伝わるでしょうか?

ゆっくりと散歩もできる庭園の中に、さまざまなかたちの永代供養墓があります。

 

 

三日月祈りの森

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丸い敷地の中に納骨堂があります。

上から見ると、納骨堂の屋根の部分が、三日月のように見えるのだそうです。

丸く三日月にそって回遊していくというイメージです。

 

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納骨堂の正面(三日月の内側の線に当たる部分)は、奈良の正倉院をほうふつとさせる校倉造。釘を使わずに檜を組み合わせて、きれいな曲線を描いています。局面に組むことで独特の模様も浮かびます。

施設は新しいですが、その中で歴史性にからめることで、伝統に根付いた落ち着きがあります。祈りという気持ちに応えたいという想いがあるそうです。

 

DSCN5793納骨堂の中に入ると木の香りが心を落ち着けてくれます。

ここでは個別に遺骨を安置できるほか、一定の期間が過ぎたのちにも、同じ納骨堂の中にある合祀墓に合祀されます。

納骨堂の前には、一本、大きなシンボルツリーが立っています。そして、円の中心部に祈りの場が設けらえています。

納骨堂と祈りの場の周囲は丸く、銅版で表面を飾った塀で囲ってあります。

お寺の屋根のように、時間と共に少しずつ色合いが変わっていくことで、故人の想いが永代に息づいていきます。そこに、現在使われている建材にはない、時の流れが浮かび上がります。

 

 

ペットと眠れる樹木葬

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個人や夫婦が、ペットと一緒に入れるお墓です。

内側に円を描くように木が植えられていて、遺骨を埋める大地は芝生におおわれています。大切な家族、そして家族同様に暮らしてきたペットと共に、ずっと一緒にいられるのが魅力です。

やはり周りに丸く囲いがあり、銅版で装飾が施されています。

 

 

樹木葬

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少し小高い丘のようになった空間に、木が植えられています。

個人や夫婦、兄弟姉妹、家族、そして友人たちなど、仲の良かった人と一緒に眠るお墓で、1区画に4霊まで埋葬することができます。

上から見ると長方形のかたち。囲いがなく、広々とした空間が広がって行くように感じます。

 

 

合祀墓

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多くの人が一緒に眠るお墓です。

故人と語らうと同時に、自分を見つめて、静かに瞑想する場でもあります。

祈りの場には丸い白いプレートがありますが、これは密教の修行の方法の中で、お月さまを見て瞑想する「月輪観(がちりんかん)」と、梵字の「阿」という字を見て瞑想する「阿字観(あじかん)」とを表しています。

「阿字観」(写真では右側)のプレートは、ライトアップすると梵字が浮かび上がるようになっています。

 

 

ペットが眠るお墓もあります

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ペットだけが眠る永代供養墓もあります。

 

 

開眼法要って迫力あるっ!

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「月の森」のある無量寿院は1430年から続くお寺で、ご本尊は不動明王(お不動さん)です。

この日は、宮本慶通住職が導師を務めて、開眼法要を執り行いました。

 

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永代供養墓を一つずつ回って、法要を行います。

開眼法要というと、家のお墓を建てたり、仏壇を購入した際に行われるものと思っていましたが、霊園などが開かれるときにも、これから故人の気持ちを祀っていきますということで、法要が営まれるんですね。

屋外でしたが、お経もすごく響くのと、お坊さんのたたく太鼓もカッコ良かったです。

お坊さんって、ある意味、エンターテイナーなのかもしれません。

 

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