【発見】座禅だけじゃない!お寺の新しい使い方

法事・法要などの僧侶派遣サービスだけでなく、日常生活の中で“お寺”や“お坊さん”が、以前より身近になっているように感じます。

でも、せっかくお寺に興味を持っても、実際に足を運んでみるのは抵抗を感じる方もいるかもしれません。「辛い修行をしなくてはいけないのでは?」「浅い知識では行ってもあまり意味が無いかもしれない」とネガティブに思う人も多いのではないでしょうか。

一般の人たちがお寺へ行くようになるポイントは敷居を低くすること。

実は、お坊さんたちも、より多くの人に仏教を身近に感じてもらえるように、さまざまな努力をしています。

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習い事の延長線上にお寺のイベント

東京の下町、深川にある臨済宗妙心寺派 長光山陽岳寺

ここで副住職を務める向井真人さんも、日夜仏教を広めるため奔走している一人。他の場所で座禅と関わっていたのをきっかけに、陽岳寺でも座禅を始めるべきではないかと行動しました。

座禅会を開始したところ、評判は上々。お客様も大変喜んでくれました。

この座禅会のモットーは「みんな初心者」。習い事の延長線上のイベントと考えることにより、敷居がぐっと低くなります。参加しやすい環境を作ることによって、しり込みすることなく仏教の入口に立つことができるのです。

イベントを続けるにつれ、「座禅以外のこともやれば面白いのでは?」と考えた向井さんは、その後ヨガのインストラクターと縁もできて、お寺でヨガのイベントも開講するようになります。

そもそもヨガは仏教と深い関わりを持つので、ごく自然な輪の広がり方と言えますね。不動の態勢を取る座禅と比べ、アクロバティックな動きも多いヨガ。

それぞれのイベントによって雰囲気も違うため、多彩な人達が集まってくるのも特長の1つ。みんなで身体を動かした後は小説法の時間も設けられ、仏教の真髄に触れる機会もあります。

日本の文化もお寺で体験

身体を使うイベントに終わらず、最近では茶会も開かれるようになりました。こちらもヨガと同じように縁のある人に頼みました。

ここでもやはり気軽に参加できることを目的とし、お茶の道具を持っていなくても参加可能。お寺で伝統文化を体験できれば、外国人の参加者もちらほら見えるようになるかもしれません。

駅チカ寺院のイベント

このほかにも、イベントを開催しているお寺はたくさんあります。

例えば、東京・港区にある道往寺でも、気軽にお寺に行ける、イベントを開催しています。

もちろん写経もその一つ。筆など必要な道具はお寺で用意しているので、手ぶらで行けます。都営浅草線の泉岳寺駅から歩いて1分程度にあるお寺なので、お寺をちょっとのぞいてみようかな? という方にも適しています。

このほか、東京・大田区の安詳寺では、お寺好き・神社好き男女の縁結び・婚活を目的とした、“瞑想体験コン”を開催したりと特徴的(とっぴ?)なイベントを行っています。

お寺の境内、本堂というちょっと厳か過ぎて入りづらいかもしれませんが、中に入ってしまうと静かで落ち着いた、居心地のいい空間だったりします。

せっかく門を開いているお寺もあることですし、ためしにのぞいてみてはいかがでしょうか?