タイで2番目に参拝者の多い寺 ワット・ソートーン(タイ)

近代的な美しさワット・ソートーン新本堂

無病息災だけでなく、その絶大なご利益で宝くじも大当たり。
美人社長は衣類のネット販売が大成功、お礼に持ってきたのはユニークなお供えものでした。

タイで二番目に参拝者の多いお寺

タイのチャチューンサオ県にあるワット・ソートーン。1764年に建立された歴史のあるお寺ですが、この新しい本堂は1996年に完成したものです。全体的に青みがかったグレーを金が縁取り、一本だけそびえたつ尖塔はヨーロッパのお城のようです。タイを象徴するキンキラのお寺と比べると、とても新鮮で近代的なかっこよさがありました。

参拝者の数はタイで二番目

本尊のソートーン仏は無病息災に大変なご利益があると評判です。そしてそのご利益を裏付けるのが参拝者の数。なんとタイ全土であの王室守護寺院のワット・プラケオに次いで第二位なのです。タイで最も位が高いワット・プラケオに訪れるのは、殆どが世界中からの観光客です。一方でこのワット・ソートーンにはタイ人の方々がお参りのために訪れているのです。それを比較すると、ご利益という点ではタイで圧倒的に支持されているのではないでしょうか。

絶大なご利益で宝くじも大当たり

しかし本堂にはどう見ても、無病息災のお参りではないような方々がたくさんいます。その人たちおみくじのような棒が詰まった筒を、ジャラジャラ、ジャラジャラと大きな音を出して振っているのです。どうやら棒には数字が書いてあって、その数字をもとに、何と宝くじを買うというのです。日本では「宝くじが当たりますように!」なんて仏様の前で堂々とお願いすることではないでしょうが、タイの人たちはいたって本気です。

宝くじが当たりますように!と真剣にお祈り

そしてお寺を出ると、宝くじのお店が何十軒もならんでいて、お参り後の参拝者を待ち構えているのです。「宝くじが当たりますように」はお寺公認、大当たりするらしいです。

出口では宝くじのお店がずらり待ち構えてます

美人社長も商売繁盛のお礼に“ゆで卵”

そしてユニークなのは、ここのお供えものは“ゆで卵”なのです。一個や二個なら日本でもお供えする人もいそうですが、ここに来る人はカゴいっぱいのゆで卵を持って来ていて、ゆで卵をお供えする専用の棚まで設置されているのです。

カゴいっぱいのゆで卵が専用棚に並びます

その由来はこうです。その昔、貧しい人がこのお寺に来て「願いごとが叶ったらゆで卵を捧げます」とお祈りしたのです。その人にとっては精一杯のお礼がゆで卵だったのでしょう。そして、そのお願い事は見事に叶ったことから、ゆで卵を持ってくることが習慣になったとのことです。
今では多ければ多いほどご利益があるという噂も広まって、両手にカゴや、何重もの箱に詰めてくる方もいるくらいです。

商売繁盛のお礼にゆで卵を持ってきたお二人

花柄のワンピースと明るい植物柄のおしゃれなお二人、ここではかなり目立つ美人です。この二人もカゴからあふれるほどのゆで卵を持って来ていました。
「私たちは二人でインターネットで洋服販売をしているのですが、このビジネスを始める時に、このお寺にお参りをしました。するとすごい流行りのネットショップになったのです。だから今日はたくさんのゆで卵を持ってお礼に来ました。このお寺は本当にご利益がありますよ」と大喜びでした。

参拝を終えると、タイの民族衣装で着飾った踊り子さんたちが伝統舞踊を踊っていました。とてもきれいです。これは他のお寺でもあるのですが、お布施を渡すと感謝の舞を仏様に奉納してくれるのです。こうゆう踊りまで見れるのがタイのお寺の好きなところです。

仏様へ奉納する美しい伝統舞踊

 

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アジアの聖地から
この記事を書いた人
齋藤 浩司

齋藤浩司(株式会社B-WAYグループ 代表取締役)
互助会から葬儀社を経て2001年同社創業。2002年に葬送支援NPO法人を創設。2010年には宗教法人を新規認証。CSR活動として、2007年お寺で余ったお供え物を困窮世帯へ届けるフードバンクを設立。2013年からは東南アジアの貧しい子ども達への生活・教育支援を開始し、現在はカンボジアのスラムで孤児院と幼稚園を運営。活動時に各国の聖地を訪れ、宗教家や現地の人々から文化を学んでいる。東京都新宿区出身。

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