パタヤの街を一望できる丘の上 ワット・プラヤイ(タイ)

丘の上で鎮座するビッグブッダ

タイのパタヤといえばビーチリゾートやその周辺の歓楽街で世界的に知られていますが、そんなエリアにもとても有名なお寺があります。それが「ワット・プラヤイ」、通称は「ビッグブッダ」です。

1977年に建立されたワット・プラヤイは、パタヤの中心ウォーキングストリートあたりからなら車で15分ほどの場所にあります。

通称の通り、金色に輝く大きな仏様。ここチョンブリー県の仏像としては最も大きく、高さは18mもあります。

タイのワットプラヤイにある迫力ある蛇神ナーガとビッグブッダ

迫力ある蛇神ナーガとビッグブッダ

お寺自体が小高い丘の上にあり、その中心にあるビッグブッダはさらに長い階段の上にあります。

その階段の欄干は「ナーガ」と呼ばれる蛇の神様となっていて、長い胴体が上へ上へと続き、その先に見えるビッグブッダは、実際よりももっと大きく見えるのです。

ここのナーガは歯の一本一本やうろこまで見事に彫られています。ナーガはインド神話に起源を持つ蛇神様。お釈迦様が悟りを開いたときに周囲を守ったことから、古来、深い信仰を集めているのです。

タイ・ワット・プラヤイにある牙とうろこまで細かく掘られたナーガ

牙とうろこまで細かく掘られたナーガ

ビッグブッダからの展望

ナーガの階段を上り、間近で見上げたブッダは明らかに日本の仏様と違うお顔。目がフニャッとしていて愛嬌があり、笑っているようにも見えました。

愛嬌のある表情で鎮座するビッグブッダ

そしてビッグブッダの周囲にあるのは、タイのお寺ではよくある曜日の仏様です。

日本では「何曜日に生まれた?」と聞かれても答えられる人は少ないでしょうが、タイでは生まれた曜日を大切にしていて、その曜日の仏様にお祈りをするが一般的なのです。タイに行くなら、自分の生まれた曜日を確認しておくと良いでしょう。

タイのワットプラヤイでは生まれた曜日の仏様へお祈りを捧げる

生まれた曜日の仏様へお祈り

この丘の上はパタヤの街が一望できる展望台としても有名です。この日は小雨が降っている残念なお天気でしたが、晴れた日にはたくさんのリゾートホテルの先に、青く広がる海が見えるのです。

この海はマリンスポーツも盛んで、空にはいくつものパラセーリングが飛び、水上を爽快に走るたくさんのモーターボートがリゾート気分を高めてくれます。

美しいビーチリゾートを一望できるタイのワットプラヤイ

美しいビーチリゾートを一望

屋外に鎮座する仏様と展望台だけだと公園のようにも感じてしまうのですが、そこにはとても厳かな雰囲気がある礼拝所がありました。

薄暗い中には、少しだけ外の明かりが入り、落ち着いた金色のお釈迦様と高僧の像が照らされています。背後には釈迦誕生や、ヒンドゥー教の女神アプサラの舞いが描かれていました。

厳かな空間に浮かび上がる釈迦と高僧

11ヵ月経っても外れない聖糸サーイシン

参拝者にお祓いをしてくれるお坊さんがいました。私もお願いをすると、まずは右手首にミサンガのようなひもを巻いてくれて、それからずっと小声で「ノウモクサマンダ…」と真言を唱えているようでした。

それがとにかく丁寧に時間をかけてくれるのです。一人に対してお経とご法話までしてくれて、5分はかけてくださったでしょう。とてもありがたい時間でした。

僧侶からの丁寧な祈祷と聖糸サーイシン

…長い時間ありがとうございます。何よりも健康をお願いしたいのですが。

「大丈夫ですよ。あなたとあなたの家族の幸せ、災いがないように、グッドラック!と祈りました。」

このミサンガのようなひも状のお守りは「サーイシン」と呼ばれる聖糸。この日からもう11ヵ月も経つのですが、いまだに右手首にしっかりと巻かれているのが不思議です。

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アジアの聖地から
この記事を書いた人
齋藤 浩司

齋藤浩司(株式会社B-WAYグループ 代表取締役)
互助会から葬儀社を経て2001年同社創業。2002年に葬送支援NPO法人を創設。2010年には宗教法人を新規認証。CSR活動として、2007年お寺で余ったお供え物を困窮世帯へ届けるフードバンクを設立。2013年からは東南アジアの貧しい子ども達への生活・教育支援を開始し、現在はカンボジアのスラムで孤児院と幼稚園を運営。活動時に各国の聖地を訪れ、宗教家や現地の人々から文化を学んでいる。東京都新宿区出身。

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