はじめてのお墓ガイド
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【アジアの聖地から】ラオスの国章に描かれる寺院 タートルアン(ラオス)

ラオスのシンボル“タートルアン”
ラオスのシンボル“タートルアン”

ラオス最高峰の寺院であり、45mの黄金の仏塔は国のシンボル。
商社に勤め始めたお二人が、一年で一番盛り上がるタートルアン祭りを教えてくれました。

 

首都を築いた王が再建

ラオスの首都ビエンチャンに、ラオス最高峰の寺院であり、国のシンボルと言われるタートルアンがあります。国章にまで描かれていることからも、国を代表する寺院であることが分かります。

 
タートルアンは紀元前3世紀に、ブッダの胸骨を納めるため、インドから派遣された僧侶により建立されたという説があります。その後、廃墟となったこのお寺は、16世紀にラオスの前身であるラーンサーン王国のセーターティラート王により再建されました。この王は当時の首都をルアンパバーンから現在のビエンチャンに移し、タイ北部からも多くの文化を取り入れました。正に首都ビエンチャンを築いた王様です。

 
タートルアンの入口にはこの王が勇ましく銃剣を抱え、ドカッと座っています。自分が築いたビエンチャンをいつまでも高くから見守っている威厳と誇りに満ち溢れた姿、少し微笑んだお顔はとても満足そうです。

 

首都を築いたセーターティラート王

首都を築いたセーターティラート王

 

国のシンボル、タートルアン

美しい植栽に映える仏塔と宮殿

美しい植栽に映える仏塔と宮殿

遠くからでも目を引くのが45mもある黄金の仏塔。
この仏塔こそが国章にも描かれる国のシンボルです。金一色、過剰な装飾もなく、金の平面が美しく生かされていて、このシンプルさがより品格を放っているのです。十分に幅をとった敷地は、緑の美しい芝生で覆われ、ここが特別な場所であることを感じます。パワースポットとしても名高い仏塔、気を感じながら芝生の上をゆっくり歩いてみるといいでしょう。

 

最高位の僧侶が住む豪華な宮殿

最高位の僧侶が住む豪華な宮殿

宮殿の中で物語る数々の仏画

宮殿の中で物語る数々の仏画

北側に構えるのが、ワットタートルアンヌアという豪華な宮殿です。ここは“ラオス仏教総主教宮”とも言い、ラオスの仏教会で最高位の僧侶が住んでいます。
全体的に朱を基調とした美しい模様と、広々とした空間、壁には隙間なく仏画が展示されています。仏画には昔の僧侶が大衆に布教をしている様子や、僧侶の生活などが描かれています。一枚一枚の絵が何を伝えているのか、そこに描かれる物語を連想するもの楽しいでしょう。

穏やかな微笑みの涅槃像

“穏やかな顔”と評判の涅槃像

“穏やかな顔”と評判の涅槃像

併せて見ていただきたいのが、タートルアンの隣接地に横たわる金の涅槃像です。バンコクのワットポーの涅槃像は世界的に有名で45mもありますが、こちらはその半分くらいでしょうか。そして、多くの人が口をそろえるのが“穏やかな顔”。だいたいの仏様は穏やかな顔をしていますが、この仏様のお顔は格別です。ニッコリとした眉毛とたれ目、寄り目も愛嬌があり、口元は優しく微笑んでいます。
この仏様を眺めていたら、誰だって力が抜けて温厚な気持ちになれることでしょう。

年末にはラオス最大のお祭り

年末のお祭りを心待ちにするお二人

年末のお祭りを心待ちにするお二人

お参りに来ていたお二人にお話しを聞いてみました。

 
「私たちは会社の同僚です。二人とも就職したばかりなんですよ。シンガポール系の商社で営業職に就きました。セールスが上手くいくように、そして平和と健康を祈りました。」
「このお寺で有名なのは、11月にあるタートルアン祭りですよ。一週間も続くお祭りでラオス全土から多くの僧侶が集まります。屋台もたくさん出て、毎年30万人くらいの人々で賑わっているんです。お祭りの前は、お酒や遊びを控えて、お祭りが始まると同時に解禁されますから、みんな大騒ぎです。ラオスでいちばん盛り上がるお祭りですよ。今度はお祭りの時に来て下さいね。」

 

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お墓コラム
この記事を書いた人
齋藤 浩司

齋藤浩司(株式会社B-WAYグループ 代表取締役)
互助会から葬儀社を経て2001年同社創業。2002年に葬送支援NPO法人を創設。2010年には宗教法人を新規認証。CSR活動として、2007年お寺で余ったお供え物を困窮世帯へ届けるフードバンクを設立。2013年からは東南アジアの貧しい子ども達への生活・教育支援を開始し、現在はカンボジアのスラムで孤児院と幼稚園を運営。活動時に各国の聖地を訪れ、宗教家や現地の人々から文化を学んでいる。東京都新宿区出身。

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