はじめてのお墓ガイド
霊園・墓地のことなら「いいお墓」

霊園・墓地・永代供養墓・樹木葬・納骨堂の種類から価格・費用、建墓のポイント、石材店の選び方のほか、お墓の引越し・改葬、墓じまいなど、お墓のことをはじめての方にもやさしく解説します。

お墓にかかる費用 – 地域別の墓石・永代使用料の平均価格は?

お墓の費用は?

お墓を購入することはめったにないことですから、費用がいくらかかるのか不安な方も多いのではないでしょうか。最近では、ネットで格安の値段の墓石を販売している石材店もありますが、霊園や寺院への永代使用料・管理費、開眼法要の費用など、お墓を建てる際にはさまざまな費用が必要です。また、石材やデザイン、区画面積によって、金額も異なります。
ここでは、お墓を建てるときにかかる費用の相場についてまとめました。

永代使用料とは、お墓を立てるための土地を所有する権利に対して支払う代金のことです。

法律が整備された現在、各自治体から認可を受けた場所のみしか墓地として利用することができません。そのため、お墓を立てるときには寺院や公霊園、民営霊園に永代使用料を支払うことになります。

なお、お墓の土地は購入するものではありません。あくまでも寺院や霊園から借りている土地であるため、所得税や相続税、固定資産税などの税金の対象にはなりません。

また、当然ながら借りている土地を他人に転売することもできません。

永代使用料をきちんと収めていれば、お墓を立てた土地を所有する権利はずっと持ち続けることができます。

しかし、支払いが滞ればその権利も消滅します。

これはつまり、お墓を継ぐ人がいなければ立てたお墓を維持できないということを意味します。

そのため、お墓を立てるときには誰が継承していくかを考えておくことが大切です。

購入したお墓の永代使用料の平均

広い?狭い?購入したお墓の土地の平均面積

購入したお墓の土地の面積は、全国平均が1.44㎡です。しかし、前述したように面積当たりの永代使用料は都市部ほど高いため、お墓の土地の平均面積は都市部ほど狭くなっています。

主要都道府県別にお墓の土地の平均面積をみてみると、東京都は0.63㎡、神奈川県は1.22㎡、埼玉県は1.30㎡となっています。

なお、東日本の平均は1.42㎡、西日本の平均は1.49㎡です。お墓を立てる場所で悩んでいる場合は、このような地域ごとの違いも頭に入れておくといいかもしれません。

購入した区画面積の平均値

全国  1.44㎡
東日本 1.42㎡
西日本 1.49㎡

主な地域の区画面積の平均値

東京都:0.63㎡

神奈川県:1.22㎡

千葉県:1.76㎡

埼玉県:1.30㎡

愛知県:1.50㎡

大阪府:1.47㎡

京都府:0.96㎡

兵庫県:1.31㎡

広島県:1.54㎡

福岡県:1.66㎡

(鎌倉新書 第7回「お墓の消費者全国実態調査」より)

墓石・工事にかかる費用とその内訳

一般的に「墓石代」といったときには、棹石、外柵、納骨棺、香炉、花立などのお墓を立てるために必要な石材一式と、彫刻料や工事代金、さらに香皿などの金属付属品をすべて含んだ代金のことを指します。

墓石代によって、お墓を立てるために必要な総額は大きく変わります。墓石の相場や墓石代に幅がある理由について、正しく理解しておくことが大切です。

購入したお墓の永代使用料と墓石費用の平均

一般墓購入時にかかる費用で主なものは、土地を使用する料金、永代使用料と、墓石価格です。なおお墓を建てるための工事費用も、墓石代に含みます。

一般墓の平均購入額は174.1万円です(第9回 2018年3月15日発表)。「100万円未満」「100万円~140万円未満」の価格帯がそれぞれ21.9%とボリュームゾーンとなっています。

その内訳は、永代使用料が平均62万1,782円、墓石価格は平均114万3,069円となりました。

なお、墓石の価格は様々な要素から決められています。

特に注目したいポイントは、「石材店」「石の種類」「石の使用量」「墓石の加工」「墓地の立地」の5つです。

>>お墓の消費者全国実態調査はこちら

墓石の価格を決めるポイント

石材店

同じお墓を立てるにしても、利用する石材店によってやはり代金は異なります。

可能であればいくつかの石材店を比較してみるといいでしょう。

なお民営霊園では石材店を指定している場合がほとんどであるため、自由に石材店を比較検討したいのであれば公民霊園をおすすめします。

石の種類

墓石に使用される石の種類は非常に多く、国産の石では50種類以上、外国産の石では100種類以上あるといわれています。

この中でどの石を選ぶかによって、墓石代は大きく異なります。

なお、必ずしも国産の石が高価で外国産の石が安価だとは限りません。

石の産地だけで判断するのではなく、一つひとつの値段を確認するようにしてください。

石の使用量

石の使用量が多ければ、当然墓石代も高くなります。

選んだ墓地の区画が広ければそれだけ広い石が必要になるため、値段も上がるといえるでしょう。

なお石の種類によっては、石の使用量が増えると墓石代がさらに割り増しで上がっていきます。

これは、大きな石が希少であるためだといえます。

墓石の加工

手の込んだデザインの墓石であれば、それだけ加工のための代金がかかります。

特にオーダーメイドのデザインで墓石を加工してもらうときには墓石代も高額になるといえるでしょう。

オリジナルのデザインを考えるときには、加工料についても頭に入れておくことが大切です。

墓地の立地

最後に、墓地の立地です。

立地条件が悪い場合には、それだけ工事のための費用が高くなります。

具体的には、運搬する距離や通る道の悪さ、お墓を立てる区画の周辺状況などです。

きちんと整備された墓地であれば、施工費用は抑えられるといえます。

このように墓石代は多くの要素から総合的に算出されるため、理解しにくい部分もあるかもしれません。石材店が墓石代をホームページに明記していないことが多いのは、このためです。

しかし、墓石は決して安いものではありません。

石材店が指定されていない場合は、しっかりと複数の石材店で見積もりを取るようにしてください。

その他お墓の購入にかかる費用

お墓を購入する費用の大半を占めるのは、永代使用料、墓石代、そして「管理料」です。

管理料とは、お墓を建てた寺院や霊園の休憩所、緑地、トイレなど共有スペースの維持管理のために支払うお金のことです。

また、電気代や水道代なども管理料から賄われます。

管理料は寺院や霊園の立地などによって異なりますが、相場としては1年あたり数千円~数万円となっています。

永代使用料や墓石代と比べると決して高額ではありませんが、管理料の支払いを怠るとお墓の使用権が取り消されてしまうことがあるので注意が必要です。

なお、永代使用料、墓石代、管理料以外の費用としては以下が挙げられます。

彫刻代

家名、題字や題目、建立者名、建立日などの基礎彫刻は、ほとんどの場合は墓石代に含まれています。しかし、戒名(法名)彫刻には別途費用がかかる場合があります。相場は3万円~5万円です。

磨きなおし

磨きなおしの費用は墓石の状態や大きさ、石の種類によって異なりますが、一般的に20万円前後が相場だといわれています。なお、現場でクリーニングを行う場合の相場は墓石全体で7万円~8万円です。

改葬費用

お墓のお引っ越しをする場合は、新しいお墓を立てる費用のほかに元々のお墓を撤去するための費用がかかります。そのため、合計で230万円~330万円ほどかかります。なお、墓石そのものを移動させる場合の費用は移動距離などの条件によって大きく異なります。

墓石処分費用

墓石を処分するときの費用は、10万円~12万円/㎡となることが多いようです。

離壇料

お墓のお引っ越しをするとき、移転元が寺院である場合には離壇料が発生することがあります。その場合、相場は20万円~50万円となっています。

墓石を立てないタイプの平均費用

最近ではお墓の在り方も変化しつつあり、従来の一般墓以外のお墓も珍しくなくなりました。

新しいタイプの埋葬方法としては、主に「納骨堂」「樹木葬」「永代供養墓」などがあります。

納骨堂 平均購入額:98万4,706円

納骨堂は、寺院や霊園の建物の中に故人の遺骨を納めるタイプのお墓です。

一言で納骨堂といっても様々なタイプがありますが、ロッカー型や仏壇型の納骨堂であれば50万以下での埋葬も可能です。

自動搬送式の場合は機械の維持に費用がかかるため、ボリュームゾーンは40万円~60万円未満となります。

樹木葬 平均購入額:70万9,259円

樹木葬に明確な定義はありませんが、自然の中で埋葬する方法はすべて樹木葬と呼ばれます。

もっとも一般的な樹木葬はシンボルツリーの周囲につくられた区画に遺骨を納める方法ですが、ガーデンタイプなどもあります。

形式が多様であるために相場も霊園によって異なりますが、ボリュームゾーンは80万円~100万円未満となっています。

上記以外の永代供養墓 平均購入額:92万1,053円

お墓を継ぐ人がいなくなっても寺院が供養を続けてくれるお墓のことを、永代供養墓といいます。核家族化・少子化が進むにつれて、永代供養墓の需要も高くなりました。ボリュームゾーンは20万円~40万円未満です。

相場は納骨堂型であれば30万円~、合葬墓や合祀墓であれば10万円~が目安です。

(平均購入額・ボリュームゾーンは鎌倉新書 第9回「お墓の消費者全国実態調査」より)

お墓を立てた後かかる費用

お墓を立てた後にかかる費用としては、法要・納骨・埋葬関連が挙げられます。

ここでは、主な費用の相場を一覧にしてまとめました。

・開眼法要(お魂入れ):3万円~5万円

・閉眼法要(お魂抜き):3万円~5万円

・年忌法要:3万円~5万円

・戒名(法名)料:40万円

・埋蔵(埋葬)証明書発行手数料:400円~1500円

・埋葬費用:1万円~3万円

・お布施:3万円~10万円

・御車代:1万円~3万円

・御膳料:1万円前後

なお、戒名(法名)料に関しては相場が少しずつ安くなってきています。

また相場は位号によって異なり、一般的には信士(しんじ・しんし)あるいは信女(しんにょ)で5万円~20万円、居士(こじ)、大姉(だいし)で15万円~30万円、そして院号になると50万円以上といわれています。

お布施については地域性や、それぞれのお寺の格式、また住職との関係によっても異なります。

おわりに

お墓は、ほとんどの人にとって一生に一度の大きな買い物です。決して安い買い物ではないので、お墓選びをするときには相場を把握したうえで慎重に比較検討するようにしてください。

また、お墓選びで重視したいことは費用だけではありません。お墓は亡くなった先祖を供養するための大切なものです。

後から悔やまないためにも、「納得できる価格かどうか」という観点でお墓選びをしてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
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