はじめてのお墓ガイド
霊園・墓地のことなら「いいお墓」

霊園・墓地・永代供養墓・樹木葬・納骨堂の種類から価格・費用、建墓のポイント、石材店の選び方のほか、お墓の引越し・改葬、墓じまいなど、お墓のことをはじめての方にもやさしく解説します。

お墓購入の流れ

お墓の購入は、マイホームの購入と同じように、人生で一度あるかないかという大きな買い物です。

自分や家族だけでなく、子や孫の代まで引き継いでいく大切な場所となるため、正しい知識を身に付け最良の選択をしたいものです。

しかし、非日常的な作業でもあるため、どのように検討を進めてよいのか分からない人も多いと思います。

そこで今回は、お墓購入の流れや、大切なポイントについて説明します。

まず、お墓を購入する基本的な流れは、以下のようになります。

1:事前準備、家族や親戚との相談
   ↓
2:購入物件の情報収集
   ↓
3:現地見学
   ↓
4:石材店と打ち合わせ
   ↓
5:最終確認と契約
   ↓
6:施工、引き渡し

それぞれについて簡単にご説明します。

1:事前準備、家族や親戚との相談

事前に、家族や親戚など身内で話し合う機会を作り、お墓を購入する理由や、予算、場所などについて検討しておきます。

はじめての経験となるため、お墓に関する情報収集も必要です。

2:購入物件の情報収集

お墓購入の大まかな方向性が決まったら、次は購入物件の情報収集に移ります。

ネットでの情報検索や物件の資料請求などで、気になる物件を絞り込み、現地見学の予約をします。

3:現地見学

実際に現地に足を運び、物件に関するさまざまな条件を自分の目で確認します。

現場でなければ分からないことも多いため、購入前には必ず現地を見学しましょう。

4:石材店と打ち合わせ

石材店に希望条件を伝え、霊園と区画、墓石、費用などについて詳細な打ち合わせを行います。お墓購入の流れにおいて、山場ともいえる重要なポイントです。

5:最終確認と契約

打合せで決めた内容について最終確認を行い、石材店と契約を締結します。文字通り最後になるため、少しの疑問や不安も残さないよう確認する作業となります。

6:施工、引き渡し

お墓の施工を行い、完成後引き渡し確認を行います。

問題なければ、料金を支払い、必要に応じて法要なども実施します。

購入する物件を選ぶ

実際に物件を購入する際、気を付けるべき点などについて詳しく説明したいと思います。

お墓選びの際のポイント、重視すべき条件

お墓を選ぶ際、最初に決める条件は「埋葬の形」です。

つまり、誰がお墓に入り、誰がお墓の面倒を見るのかという点を明確にしておきます。

まず、どの種類の墓なのかを確認しましょう。

お墓の種類

家墓:家族で入るお墓

個人墓:一人で入るお墓

夫婦墓:夫婦で入るお墓

合祀墓[ごうしぼ]:合葬墓とも呼ばれ、血縁関係がない人と一緒に入るお墓

以上がお墓の種類です。

何を目的にお墓を購入するのかで、その後の方向性が変わってきます。

お墓の購入する際は、大きなお金が動きます。

そのため、予算をどれくらいにするかも重要なポイントです。

また、ローンが可能な物件かどうかなど、支払い方法についても確認しておきます。

一般的にお墓を購入する際の相場としては、管理費を除き、合計150万~200万円程度だと言われています。

ちなみに霊園・墓地は、経営する主体(宗教法人・自治体・公益法人)によって寺院墓地、公営墓地、民営霊園の3種類があります。経営主体によっても、価格帯はそれぞれ違います。

お墓の場所選びも、大切なポイントです。

交通の便や、周辺環境などについても確認しておきましょう。

また、墓地の設備や、区画の面積が適切かどうか、管理が行き届いているかという点については、細かくチェックが必要です。

施設によっては、宗派による規則や、資格などの詳細についても異なる部分が多いため、忘れずに確認しておきます。石材店が安心できる経営、管理体制かという点も絶対条件となります。

お墓づくりに必要な3つの費用

お墓づくりに必要な費用は、大きく分けて、「永代使用料」「墓石費用」「管理費」の3つとなります。

「永代使用料」とは、該当する土地をお墓として使用する権利を得るための費用です。また、土地を購入するのではなく権利を購入するだけであるため、転売できないことが一般的です。

しかし、契約によって権利の詳細条件が異なることもあるため、契約前に必ず確認するようにしましょう。

「墓石費用」とは墓石本体の費用と、墓石を加工する費用、お墓の施工費が含まれます。加えて、墓石は、石の種類やデザインによって、大きく値段が変わるので注意しましょう。また、広めのお墓を造る場合は、お墓の周囲に柵を設ける必要があり、別途外柵費用が発生することもあります。

最後に「管理費」ですが、墓地内の共有施設の共益費と考えるとよいでしょう。

継続的に費用が発生します。相場として、寺院墓地は、年間で6,000~25,000程度、公営墓地は~8,000円程度、民営霊園で5,000~15,000円程度です。

詳細な情報は、問い合わせ・資料請求で

ネットなどで、ご自分の希望条件にあった霊園や墓地を検索していくうちに、気になる物件がいくつか出てくるかと思います。

そんなときは、実際に問い合わせや資料請求をしてみましょう。

物件に関する詳細な情報が手に入るため、さらに深い検討に入ることができます。

無料で簡単に資料請求できる会社も多いので、ぜひ活用しましょう。

不明な点は現地見学で何でも確認すること

資料請求でも、物件のある区画や価格などの詳細について、大よそ把握できます。

しかし、それでも不明な点が残ると思います。

ですので、不明な点については実際に現地見学をすることでクリアにしていく必要があります。

めぼしい物件を幾つかピックアップし、現地見学のアポイントを取りましょう。

無料の送迎バスや、交通費を負担してくれる会社もありますので、積極的に活用し不明な点はすべて現地で確認しておきましょう。

申し込み・契約と必要な書類

では、申し込み時に必要な契約と、準備する書類などについて説明します。

墓地の物件に関する契約

物件が決まったら、まず申し込みをします。お墓は、墓地の永代使用権と墓石で構成されており、価格や契約もそれぞれに準拠します。

墓地の永代使用権については、宗教法人や財団法人、あるいは民営の霊園や墓地の経営主体と契約します。一方、墓石については、石材店との契約になります。

墓地を契約する際は、「墓地使用申込書」を記入し、永代使用料、管理費などを支払い、同時に必要書類を揃えます。この時必要な書類についてはそれぞれの霊園・墓地によって異なります。

複数の書類が必要な場合もあれば、住民票のみというところもあります。また、「建墓工事届」「工事契約書の写し」が必要な場合もあります。

墓地の使用契約が締結されると、「墓地使用許可証」(永代使用承諾証)が発行されます。納骨の手続きは、納骨の日時が決定した際に行う場合が多いようです。

墓石の契約

墓地が決まったら、次は墓石の契約です。

注文書や建墓ローンの契約書などに記入し、墓石を注文します。その後、「墓地使用許可証」と、墓石の「工事届」を提出します。

墓地が決まってから墓石を建てるまでの期間は、霊園によって異なります。例えば、3年以内といった規定を設けているところもあります。

遺骨を埋葬する際にはまた、別途、手続きを行います。「埋葬許可証」と「墓地使用許可証」などを墓地管理者に提出することで、手続きできます。

デザイン(墓石の形状や石の種類)の決定

お墓の形は、大きく分けて3種類あります。普段慣れ親しんでいる、いわゆる日本のお墓の形状である「和型」、シンプルな「洋型」、個性的な「デザイン型」です。

墓石の形状

「和型」は昔ながらの伝統的なお墓の形で、最もシェアがあり流行りすたりのないデザインともいえます。

墓石の形は、宗旨・宗派や地域によって決まります。伝統を重んじる方や、子々孫々に渡ってお墓を利用したい方におすすめです。

次に、「洋型」ですが、和型のような決まった形はなく、デザインが豊富なのが特徴です。

そのため、石の色に合わせた柔軟なデザインで作ることもできます。しかし、自由にデザインを選べる反面、珍しい形のお墓になることがあるため、家族や親戚とよく話あって決める必要があります。スタイリッシュなお墓を建てたいという方におすすめです。

最後に「デザイン型」は、洋型と同様に自由なデザインができることに加え、石以外の素材も選択できるため、さらに自由度の高い墓石を作ることができます。

どんな形のお墓でも作れるため、個性的で目立つお墓を建てたい方におすすめです。しかし、洋型以上に目立つお墓になる場合もあるため、家族や親戚の理解が必須であることと、複雑なデザインの場合は費用が割高になる点にも留意する必要があります。

墓石に使う石の種類

デザインと並行して、墓石に使う石の種類を選びます。

値段や好みに応じて石を選択していくのですが、お墓に使う石であれば、硬くて水を吸いにくく長持ちするものがおすすめです。

墓石に使われる代表的な石材は、「花崗岩(かこうがん)」「閃緑岩(せんりょくがん)」「斑レイ岩(はんれいがん)」「安山岩(あんざんがん)」の4種ですが、国内外のものを含めると300以上の種類があります。

彫刻文字の決定

墓石のデザインと素材が決まったら、次は墓石に彫刻する文字を決めていきます。

彫刻文字

和型の場合、彫刻する文字に決まりがある場合が多いですが、洋型やデザイン型は、彫刻する文字に決まりがなく自由に選べます。

和型は縦型であるため、上から下に文字を入れます。一般的に、「○○家先祖代々の墓」「○○家の墓」「○○家」という文字が多いです。

洋型やデザイン型は、「○○家の墓」「○○家」と和型のような文字を入れる以外にも選択肢がたくさんあります。

例えば、「和」や「絆」「希望」といったように、名前を全く入れない場合もあります。アイディア次第で、どのような文字にでもできます。

書体について

文字以外に検討が必要な要素として、文字の書体があります。

楷書か行書が一般的ですが、隷書や草書、ゴシックなどの中から選択していくことになります。

また、文字の掘り方に関しても、深く掘るか、浅く掘るか決められます。

宗旨・宗派とお墓に刻む言葉

お墓には「〇〇家の墓」といった家名ではなく、題目などを彫刻することもあります。これらの墓石に刻む言葉は、宗旨・宗派によっても言葉が変わります。
それぞれの宗旨・宗派でどのような言葉を刻むのか見てみましょう。

 

天台宗:「南無阿弥陀佛(なむあみだぶつ)」。家名の上に大日如来を表す「ア」や、阿弥陀如来「キリーク」など梵字を刻むこともあります。

 

真言宗:「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」。家名の上に大日如来を表す「ア」という梵字を刻むこともあります。

 

浄土宗:「南無阿弥陀佛(なむあみだぶつ)」。家名の上に阿弥陀如来「キリーク」と記すこともあります。

 

浄土真宗系(浄土真宗本願寺派、真宗大谷派など):「南無阿弥陀佛(なむあみだぶつ)」。「倶会一処(くえいっしょ)」と刻むこともあります。

 

禅宗(曹洞宗、臨済宗、黄檗宗など):「南無釈迦牟尼佛(なむしゃかにぶつ)」。家名の上に円相といって丸を描く場合もあります。

 

日蓮宗:「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」。ひげ題目と呼ばれる独特の書体で刻みます。

 

*家名の上に梵字を入れる場合、例えば子どものお墓などでは地蔵菩薩を表す梵字を入れるというように、お墓に眠る人によって刻む言葉が変わることもあります。

 

神道:家名の下に「~の墓」を意味する「奥都(津)城(おくつき)」と書きます。「都」と「津」の書き分けについては諸説ありますが、神官や氏子など神社に貢献した家のお墓に「都」を用いるようです。

 

キリスト教:墓石に十字架を刻むことがあります。

完成引き渡し

お墓が完成し、引き渡しが終わった後、遺骨を納めるために必要な法要を行います。

納骨法要(開眼供養)

開眼供養は、地方によって、「開眼法要」「お性根入れ式」「入魂式」などと呼ばれる場合があります。

この開眼供養をすることで、仏様の魂が石に入りお墓になるといわれています。

開眼供養は、一周忌やお彼岸などに行われることが一般的です。

また、遺骨がある場合は、納骨法要を同日に行うケースも多いです。

お寺の檀家に入っていない場合、僧侶の手配などに関しては、石材店や霊園事務所に相談するとよいでしょう。

また、法要に必要な法具などについても調整しておく必要があります。

納骨

遺骨は、火葬後しばらく自宅に安置し、その後お墓に納骨することが一般的です。

通常、四十九日や一周忌に納骨式をすることが多いのですが、前述したように開眼供養の際に遺骨がある場合は、同日に納骨式を行います。

最近は、初七日法要と同日や、火葬後すぐに行う人も増えています。

ただし、これらはあくまで仏式の例に限られます。神式では五十日祭、キリスト教式であれば昇天記念日追悼ミサまでといったように、宗教によっても異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。

まとめ

お墓を購入するためには、たくさんのステップを踏む必要があります。

そのため、一度説明を聞いただけでは、すべてを理解することは難しいと思われます。不明な点がある場合は、プロに相談するのがよいでしょう。

まずは、石材店などに直接相談するのがおすすめです。

お墓を買う
この記事を書いた人
いいお墓(株式会社鎌倉新書)

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