お墓参りで供える花について

2018年6月27日

お墓参りで供える花とは、「五供」と呼ばれる基本的なお供え物の一つです。美しい花をお供えすることによってご先祖様や自分の気持ち、参拝に来る方の気持ちを清らかにする効果があると言われています。また、お墓参りでは切り花を飾ることによって、人間の命のはかなさと命の大切さを知ることができるとも言われています。

今回は、そんなお墓参りで供える花について、その意味、種類、供え方などをご紹介します。

お墓参りでご先祖様に花を供えることをした経験がある方は多いと思います。

この「花を供える」という行為には、綺麗な花をご先祖様に供えることで、お墓参りをしている自分の心と、ご先祖様の心を清らかにする意味合いがこめられています。また、花を供えることで、人間の人生の無常観を表すと言われています。活けたばかりの花はみずみずしく美しいものです。しかし時が経つにつれて枯れてしまい、花から感じる生命力が無くなってしまいます。その様子は人が一生を迎える様子を表していると言われています。

お墓参りで選ぶべき花の種類とは

お墓参りの際にどのような種類の花を供えればよいのか、選び方がわからずにお悩みの方もいらっしゃると思います。

基本的に特定の花を供えなければいけないといったルールはありませんが、より長持ちをするような花が好ましいと言われています。また、枯れてもあまり散らないような種類の花を供えるようにするのがよいでしょう。その他、毒のある花、棘のある花、香りの強い花は避けるのが無難で、このような特徴を持つ花の例としては、彼岸花やバラなどが挙げられます。

造花について

花には生花以外に、造花もあります。先述の通り、お墓参りで供える花は長持ちするほうが好ましいです。造花は、長く美しい状態を保つことができます。この点では供える花として適しているように思えます。

 

しかし、お墓参りをする際に造花を供えることは、あまり好ましくないと言われています。宗派によって考え方もさまざまですが、一般的に灯・華・香の3種類をもって仏の慈悲や智慧を表すものとされています。花によって、この3つをお墓に供えることができるというわけです。そのため、造花を供えた場合、灯・華・香のうち「香」の部分が問題となります。ご先祖様が香りを召し上がることができなくなってしまうということです。そのため、造花はお墓に供える花としてあまりふさわしくないと言えます。

お墓参りでの花の供え方

まず、お墓参りで花を供える際は、より長く花の寿命をもたせてあげるために、葉の部分は水につけないようにします。葉が水についた状態だと、腐りやすくなってしまいます。水に浸した状態で茎を鋭利なハサミなどで斜めに切ってあげることで、花がより水を吸収しやすくなり、普段より長持ちするようになります。

また、先述のように、花はお参りする人の心に影響を与えるという考え方があります。お参りする人の心を穏やかにすることを考えて、その方向に花を向けて供えるというやり方もあります。

お供えする花の購入場所

お墓参りで供える花は、一体どこで購入したらよいのでしょうか。大型スーパーに入っているような花屋、もしくはホームセンターに入っている花屋などが挙げられます。自宅の近所に花屋があるなら、予算を伝えて、その範囲内で花を作ってもらうのもよいでしょう。この方法なら、自分で一つひとつ値段をチェックする手間を省けます。

また、自分で選ぶより、お店の方に選んでもらった方が、お墓に合った花を選んでもらえるかもしれません。

お供えをした花の回収時期について

お墓参り後、いつ花を回収すればよいのか疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一般的に、花を供えた後は次のお墓参りまでそのままにしておくという場合が多いです。

墓地や霊園によっては、枯れてしまった花は管理者が片づけてくれる場合もあります。

まとめ

普段そこまで意識しないかもしれませんが、今回ご紹介したように、お墓参りで供える花には意味があり、選び方や供え方にもポイントがあります。次回お墓参りに行く時に、ご紹介したことが少しでも参考になれば幸いです。

 

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