三鷹メモリアルグランデの現地レポート

■ロケーション
　2012年3月17日、三鷹市内にグランドオープンしたのが、西洋風ガーデニング霊園の「三鷹メモリアルグランデ」だ。
JR中央線「武蔵境駅」より車で約5分、幹線道路「東八道路（30ｍ道路）」沿いという武蔵野エリア内での交通至便な場所に位置している。
霊園自体は幹線道路沿いにあるが、三鷹市は文教地域であるため、一本道路を入れば閑静な住宅街が広がる。
また、周囲には多くの公園があり、有名な神代植物公園や深大寺、武蔵野の森公園、野川公園などが近隣に点在している。国立天文台や調布飛行場、国際基督教大学などの施設も近くにあるほか、多磨霊園もほど近いなど、墓参の行き帰りで散策する場には困らないだろう。

■施設の特徴
　ヨーロッパの森を散策するイメージをコンセプトに、癒やしや安らぎをテーマとして造られた同園。空間デザイナーを起用して、管理棟を含めて霊園全体で統一したデザインを施しているのが特徴だ。四季の花々や随所にレイアウトされた樹木などの植栽についても、ただ植えるのではなく、どこから見ても絵になるように配置。西洋風ガーデニング霊園のイメージ作りに成功をしている。
　また、霊園名に「グランデ」と付いているように、霊園に高級感を出すことに勤めている。例えば、参道は御影石貼りだ。これは水はけが良く、雨の日や雨上がりの墓参も安心という効果もある。さらに、中央には木陰を演出する休憩スペースを兼ねたバーゴラ、霊園エントランス近くには近代的でシックな雰囲気の管理棟を設置するなど、見た目の雰囲気も美しい。
　そのほかに、霊園内はすべて段差がないバリアフリー設計を採用し、高齢者や障がい者の墓参にも配慮している。水汲み場も霊園内の随所に配置。霊園規模からみて数が多い5ヵ所に設置して、余計な負担がかからないようにしているという。また、霊園にはあまりないことだが、管理棟内にAED（自動体外式除細動器）を設置している。購入費用は安くはないが、利用者に少しでも安心感を与えたいという思いで決めたという。
さらに、駐車場は駐車しやすい平置き式を採用し、近隣エリアから気軽に来園できるよう自転車置き場も完備している。また、各駐車スペースも広く、通路もゆったりとした幅が取られているため、駐車しやすい造りとなっている。

■アクセス
　同園へ電車で行く場合には、JR中央線「三鷹駅」、あるいはJR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」よりタクシーで約5分。JR中央線「吉祥寺駅」よりタクシーで約8分となる。
　バスで行く場合には、数多くの本数がある。代表的なのは、JR中央線「三鷹駅」で小田急バス「朝日町・朝日町三丁目・車返団地」行きに乗車して「木の実保育園」バス停下車。徒歩約6分。あるいは、JR中央線・西武多摩川線「武蔵境駅」で小田急バス「吉祥寺駅」行きに乗車して「吉野南」バス停下車。徒歩約2分となっている。
　車で行く場合は、中央自動車道「調布I.C.」より約6分。三鷹市東八道路沿いとなる。