長沼禅苑の現地レポート

●アクセス
追分駅から車で5分ほど。秋田道昭和・男鹿インターチェンジからは10分ほど。国道7号線沿いにあるローソン近くの交差点を踏切方面に曲がり、踏切を越えてつきあたりを右折、直進すると長沼禅苑の入口に着く。7号線沿いや周辺地域に看板が出ているので注意しながら進む。

●周辺環境
苑名にもなっている長沼が入口正面に広がっている。車で10分ほどの場所に秋田県立博物館や小泉潟公園があり、地元住民の憩いの場所として人気がある。

●苑内
長沼禅苑は曹洞宗自性院の別院。かなり広い苑内は、植え込みの整備や掃除も行き届いていて清潔感がある。墓域の手前に大きな駐車場があるが、奥の墓域には駐車場が3ヶ所あるので車で進んでいくこともできる。そのため人も車も注意が必要そうだ。面積順にA〜Eの墓域が区切られているが、やや分かりづらいように感じられた。
中央部に立つ長沼観音像のすぐ横に、永代供養墓「杜の塔」がある。永代供養墓のほうが印象に残る。入口から最奥部に、生垣で区切られたペット霊園がある。

●管理棟
ひときわ目立つログハウス風の建物「いこい庵」が案内所兼休憩所になっている。会食などのイベントスペースとしても使えるという。パンフレットの入手や、線香など用具の購入などもここでできる。見学の場合、まずここに行けば、管理人が親切に案内をしてくれるだろう。

●その他
・利用時間は9時〜17時。
・いこい庵のすぐ隣に、葬儀や法事を行える「祠堂伝」がある。
・秋田中央交通牛坂バス停から歩くと15分ほどかかりそう。
・芝生の広場「ポケットパーク」ではキャンプなどができ、公園としての機能もある。