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那覇市は沖縄県の県庁所在地で、国際空港である那覇空港や離島と本島を結ぶ那覇港があることから、沖縄県の玄関口ともされる都市です。現在の街の人口は、2019年8月現在で約32万人が暮らしています。
那覇市の平均気温は23℃ほどで、冬場でも10℃を下回ることはほとんどありません。夏場は日差しが強く、気温の上昇もありますが、本州ほどの猛暑日にはあまりならないことが特徴です。
琉球王国の時代から東南アジアの流通の拠点として発展してきた歴史があり、本州とは雰囲気の異なる街並みが広がっています。その象徴ともいえるのが首里城で、本州にあるお城では目にすることのないような、目の覚めるような朱色の城郭を一目みようと多くの観光客が訪れています。
この記事では、そんな那覇市のお墓事情について紹介していきたいと思います。
那覇市でお墓を建てようとした場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、那覇市のある沖縄県の一般墓の相場をみていきましょう。
那覇市のある沖縄県の一般墓の価格相場は約256万円とされています。全国の一般墓の中央値が約40万円となっているため、かなり高額であることが分かります。
では、一般墓を建てるための土地の相場はどれくらいなのでしょうか。確認してみると、一般墓用の土地の相場も約256万円と、やはり全国の中央値の約34万円に比べて非常に高い相場となっています。
沖縄県でお墓を建てる場合、一般墓代と土地代の合わせて約512万円ほどが必要になることが分かります。
沖縄県の相場に照らし合わせてみると、那覇市でお墓を建てる際の費用感が想像しやすいのではないでしょうか。しかし、この相場は沖縄県のものなので、那覇市内でもお墓のタイプを別の形にするなど、選択肢によってもう少し費用を抑えられる可能性もありますので、早くから情報を集めておくと良いかもしれません。
ここでは、那覇市の死者数と墓地数についてみていきましょう。
まずはじめに、那覇市の死者数ですが、那覇市の人口統計をみてみると、2000年の年間死亡者数は1,851人、2005年には2,069人と2,000人台を超え、その後は年々死亡者数は増加の一途をたどり、2017年には2,712人となり、近いうちに3,000人を超えるかもしれません。全国的に高齢社会となっている中で、那覇市も例外なく老年人口が増加しています。そのため、これからも死者数は右肩上がりで増加していくと予想されます。
次に、那覇市内にある墓地数についてみていきましょう。那覇市内にある墓地は2010年には497ヵ所でしたが、2017年には454ヵ所と、43ヵ所も減少しています。死者数が増加し続けているのに対し、減少傾向がみられるのが気になるところです。
今後、那覇市の死者数が増え続けることによって墓地数が不足してしまう、という事態も十分考えられます。希望の霊園があるのにお墓を建てられないという事態をさけるためにも、早いうちからお墓について調べたり準備をしておくと良いかもしれません。
那覇市の地図を確認してみると、那覇市は東西に横長く、西側は東シナ海に面し、丘陵地帯があるものの、市内のほとんどの地域が平地になっています。市街地は平地に広がっており、市内の墓地も市街地に建設されているのが分かります。主な移動手段には、自動車、バス、モノレールなどが挙げられます。
自動車を使う場合、市内にはいくつかの国道が張り巡らされており、広く市内を回ることができます。沖縄県はモノレール以外の鉄道が運行していないこともあって、バスの交通網が発達しています。しかし、バスを利用すると渋滞などによって時間が読めないことや目的地までの時間がかかることなどデメリットもあるので、事前に調べておくと良いかもしれません。モノレールの場合、バスと違って時間がかかる、時間が読めないといった事態はありませんが、路線が1路線しかないため、市内の要所以外にはアクセスしずらいという難点があります。墓地の場所や、利用できる移動手段をあらかじめ調べてから、適切な方法で向かうと良いでしょう。
ゴールデンウイークやお盆などの長期休暇を利用して遠方から那覇市を訪れたなら、お墓参りだけなくグルメを味わったり観光地へ足を運びたいと思う方もいるでしょう。那覇市には冒頭で触れた首里城といった有名な観光地や、本州では味わえないようなグルメも多いので、時間のある方は那覇市内を散策してみるとお墓参りの楽しみが増えるかもしれません。
沖縄県は元々琉球王国であったという歴史から、お墓の形も本州とは異なった形をしています。沖縄県のお墓の形状にはいくつか種類があり、石垣に囲まれ、亀の甲羅のような屋根のある亀甲墓、凝灰岩をくり抜いて作る掘り込み墓などがあります。中でも、破風墓と呼ばれる形式のお墓は、1870年代に入るまでは琉球王国の王族のみにしか許されていない形状のお墓でした。
那覇市内には、琉球歴代国王が眠る破風墓があります。玉陵(たまうどぅん)と呼ばれ、世界遺産にもなっているこの王墓は沖縄県でも最大の破風墓です。特徴的な連続した3つの室では、東室では洗骨された王と王妃の遺骨を、中室では洗骨までの遺体を、西室にはその他の王族の遺骨を安置していました。1501年の創建以来、1931年に最後の被葬者を迎えるまでの400年あまりの長きにわたり、王族の眠る場所として人々に大切にされてきました。
第二次世界大戦の沖縄戦では、首里城とともに旧日本軍の総司令部が近くにあったことから甚大な被害を受けましたが、1974年から3年の歳月をかけて復元され、往時の姿を取り戻しています。現在では玉陵のすべてではありませんが、一部施設が公開されており、資料の展示やガイドブックなども発行されています。
那覇市観光のハイライトといえば首里城が挙げられるかもしれませんが、玉陵はその首里城のすぐ隣に並んでいます。興味のある方は首里城だけでなく、歴代の王たちの眠る玉陵にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
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那覇市での霊園・墓地の費用相場(目安購入価格)は、一般墓91万円、永代供養墓83万円、樹木葬83万円、納骨堂83万円です。
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一般墓とは、墓石のある従来型のお墓で、家族や一族など家単位で承継する伝統的なお墓を指します。ご遺骨をカロートと呼ばれる納骨室に納めて供養し、霊園や寺院に墓所の管理費を支払うことで永代に渡って使用することができます。墓石については石材店に依頼して建墓や彫刻を行うことになります。
一般墓のメリット・デメリットや選び方については「一般墓のメリット・デメリット、費用と建て方を解説」の記事で詳しく解説しています。
永代供養墓とは、お墓を承継する人がいない場合に、霊園や寺院が遺族に代わり永代に渡ってご遺骨を管理・供養してくれるお墓のことを指します。墓石型や樹木型といったさまざまな種類のお墓に「永代に渡って供養をする」というサービスが付いたお墓だといえます。少子化や高齢化が進んだ現在では、子どもや家族への負担を減らしたいという考えから、承継者がいても永代供養墓を選ぶケースが増えてきています。
永代供養墓のメリット・デメリットや選び方については「永代供養墓とは - 種類と費用、選び方のポイント」の記事で詳しく解説しています。
樹木葬とは、墓石を建てず、樹木や花を墓標として埋葬するお墓のことを指します。埋葬方法はさまざまで、ご遺骨を最初から土に埋葬するタイプや、粉骨して骨壺に納め個別埋葬するタイプ、一定期間経過後に合祀するタイプなどがあります。永代供養付きが一般的なので、埋葬後の管理やメンテナンスを個人で行う必要がないのもメリットの一つです。樹木葬は、民営霊園や寺院のほか、近年では都立霊園などの公営霊園でも導入され、人気が高まっています。
樹木葬のメリット・デメリットや選び方については「樹木葬とは - 種類・特徴や費用相場」の記事で詳しく解説しています。
納骨堂とは、ご遺骨を主に建物内に安置し供養するもので、室内にある仏壇式やロッカー式などのお墓のことを指します。自動搬送式納骨堂といった機械式のものもあります。主に都市部を中心に、近年樹木葬とともに注目を集めており、駅から近く、天候を気にせずお墓参りできる施設が多いことも人気の理由の一つです。
納骨堂のメリット・デメリットや選び方については「納骨堂とは - 種類と費用相場、メリット・デメリット」の記事で詳しく解説しています。
一般的なお墓購入の流れを以下でご紹介します。
墓石があるお墓の場合、上記①から④まで最短で2~3カ月かかるため、スケジュールに余裕をもって動くことをおすすめします。
また、購入前には必ず現地見学を行いましょう。現地見学の際には、交通手段やアクセスしやすさの確認と、資料や写真では分からない情報や霊園の雰囲気を知るほか、管理費や埋葬料など後で必要となる費用の有無、納骨・埋葬方法、個別埋葬の期間、お墓参りや法要で利用する施設・設備や利用時間、霊園の管理体制、近隣で供花やお線香が入手可能かなどについても確認しておくとよいでしょう。
「いいお墓」では、お墓に関する知識や情報を「はじめてのお墓ガイド」という形で提供しています。
以下でお墓選びに役立つ記事をピックアップしましたので、お墓探しや現地見学、購入前の参考情報としてぜひご活用ください。
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