あなたが見学に行った先の霊園で、あるいは石材店で、石の一部を標本にした“カタログ”を見せてもらうかもしれません。
黒やグレーばかりではありません。茶系、緑、青、ピンク、赤系と様々な色が見られます。値段もマチマチ。「どれを選んでいいものか…」と迷うことも多いかと思います。
色に関してはカタログだけで決めずに、その石を使って造られた実際のお墓を見せてもらって下さい。やはり全体の色味となると、印象が変わってくるものです。
ただ、墓石を“色”だけで選ぶのはやめておきましょう。
やはり墓石は、墓石としての適性が大切になります。「硬度」「吸収率の低さ」「キメの細かさ」がそのポイントといわれています。
石の種類によるこうした特徴は、自分でも、ある程度は調べることができると思います。ですが、例え「この石はこういう特徴だ」ということがわかっても、その石を多くの石から見分けることは難しい。例えば神戸の御影石と中国のそれとを並べられて判別せよ、と言われてもシロウトには無理な話です。石についてはプロのアドバイスに耳を傾けざるを得ません。
ですから、まずはそのアドバイスを求める石材店に、プロとしての力量を問いかけてみましょう。
| |
「この石の吸水率は?」
「硬度はどうですか?」
「産地はどこですか?」
「この地域での適性は?」 |
質問に答えられなかったり、まともに答えず値段で石を勧めるようなところは、お墓を任せるに値するとは言えません。 ちなみに墓石の良し悪しは、その値段では決まりません。商品として人気が高く、(採取)量が少なければ値段が高くなるのは石でも同じです。
長年その土地でお墓として使われてきたものは、墓石として一定の評価ができますが、だからと言って外国産が良くない、という話しではありません。墓石としてその地域の風土に合っていれば良い石、ということになります。墓石のほとんど(80%以上)を輸入に頼っているという現状でもあります。
そういう話を含め、よきアドバイスをくれる石材店を選ぶことが大切です。 |