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◆ column 10. お墓の下どうなっていますか? 

 

2007.07.03

この時期、ウチで活躍してくれるのが「納豆菌」を使ったカビ防止剤。大きさはキムチの容器程度で、もちろん納豆の臭いはせず、置いておくだけでカビの栄養分を食べてくれるというスグレモノ。
これを浴室や収納場所で使っているけど、考えてみれば、普段開けることの少ない押入れは放ったらかしだ。

人間どうしても、目に付きやすいところ、手が届くところを優先してしまいがち(だと思う)。
そういう意味では、お墓でも、コンクリなどで造られた墓石の下(納骨室=カロートと呼ばれるところ)は、開けることがめったにないだけに注意を払われなくなっているのかもしれない。

都内の石材店に勤める営業マン、Aさんの話。

―納骨室はジメジメしがちで、雨水が入ったりもします。得に問題なのは、骨つぼに結露ができてしまうことですね。以前、祖父の骨つぼを見てみたら、中は半分が水でした―

なるほど、「骨つぼを年に一度日に干す」なんてこともしないワケだけど、普段目にしない密閉された空間で、そんなことが起こっていたとは…。
納骨室は墓石を支える基礎部分でもあり、本来、骨つぼを入れるお墓の根幹ともいうべき場所。
そんな大切なところだけに、カビが発生したり、遺骨が水に浸かっているとすれば気分がいいものではない。

お墓業界も手をこまねいているわけではない。
上の墓石に取り付けて納骨室の湿気を外に出すステンレス製の通気孔や、湿気や臭いを吸収する珪藻土を加工した商品、etc。
あまり普及はしていないが、中に水が入らない骨つぼも開発されているという。
もし気になれば、石材店などを通じてこういった湿気対策商品を利用してもいいかもしれない。

これからお墓を買おう、という人は霊園の向き(方角)や立地をぜひ気にして欲しい。
今の時期、雨が降った次の日に行って、全体の水はけ状態をチェックしたり、まだ未契約のお墓の下を見せてもらってもいい。

また、霊園や墓地全体の造り以外にも着目点はあるようだ。
再び石材店の営業マンAさんのお話。

―納骨室は、最近石で造られることもありますよね。でも、上の墓石の方は磨いても、納骨室の内側を磨いているところは少ないですかね。
そこら辺は職人のこだわりの部分かもしれないけど、磨いてあれば水をはじく。磨いてないと内部のカビの原因になったりします。

それからお墓同士が背中合わせになっている場合、墓石の裏なんて見るお客さんは少ないけど、本当は、ここは磨いてあるべき。工事中や引渡しの際にチェックして下さい。こんなところも磨いていなければ、当然シミやカビの原因になりますから―

どうぞご参考に。

 

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