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 久しぶりにお墓参りに行ったら、草が生え放題で墓石もホコリやシミで汚れているという経験をした人は少なくないでしょう。郷里を離れて遠くで暮らしていて、あまりお参りに行けないのでお墓のおそうじについて悩んでる人も多いようです。

■いつもきれいなお墓のために

 毎年お参りに行くたびに草が生え放題では、気持ちよくお参りをすることはできません。
 多くの霊園では、管理料というものを毎年、あるいは毎月支払うようになっています。寺院墓地でも、管理料を支払うところは多いようです。
 管理料を支払っているのだから、お墓の掃除や管理は霊園やお寺がやるものだと考えがちですが、実はこの管理料は、通路や緑地、その他の施設に関する管理のための料金です。個人のお墓の区画内の管理・清掃は、原則として使用者が行なうことになっています。

 

だから、自分の家のお墓は、自分で清掃しなくてはならないのです。
 ただ実際には、お墓のある場所から遠く離れた場所に住んでいて、あまりお参りに来ることができないような人もいます。そうした人のために、定期的に清掃を行なうサービスもあります。
 このサービスを希望する場合、霊園の管理事務所や、墓石を購入した石材店に問い合わせるといいでしょう。また、依頼する前にきちんと料金とサービスの内容を聞いておくことも大切です。

■自分でできるお墓の手入れ

それでも「先祖のお墓はやっぱり自分で掃除したい」と考える人は、お参りに行く時に1時間くらいは掃除の時間をとっておきましょう。
掃除のポイント

 
 
●墓石を洗うこと
 墓石は、水を含んだスポンジかやわらかい布で洗います。それでも汚れが取れない場合、タワシを使ってもかまいません。ただし彫刻の部分や角は欠けやすいので、力を入れすぎないよう優しく磨いてください。水垢やシミがついていて、磨いても取れない場合は仏壇店などにシミ抜き用の洗剤が売っているので、これを使えばだいたいのシミは取ることができます。普通の家庭用洗剤はかえって傷みますので使わないで下さい。
文字が掘ってあるところは歯ブラシを利用すると便利です。
磨き終わったら水を拭き取って掃除終了です。
 
 

●敷地内の草むしり
 草むしりのためには、小さな鎌を持参すると便利です。玉砂利が敷いてある場合、砂利の間の草の根っこが取りにくいのですが、鎌があれば簡単に取ることができます。
 敷地内に植木が植えてある場合、木が大きくならないようにせん定する必要があるので、植木ばさみも持参するとよいでしょう。木が大きくなるにつれて根っこも広がり、石の柵を圧迫して、ひび割れや崩れの原因となります。
 また、墓石のまわりに敷いた玉砂利が土に沈んで見苦しくなっていることもあります。この場合、園芸用のシャベルで玉砂利を掘り起こして、目の粗いザルに入れ、水で洗ってから、敷きなおします。

墓地はご先祖さまの遺骨が眠っている大切な場所です。
いつもきれいにしておきたい場所です。
掃除の時も、ご先祖さまに対する奉仕の気持ちを忘れずにいましょう。
 
 


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