“いい石材店(石屋さん)選び”が、納得のいくお墓造りに密接に関わってきます。また、石材店とは、お墓の購入後も墓石の修繕や、納骨法要などでお付合いが続きます。
「石材店」と一口に言っても、業態や特性もそれぞれで、会社規模も大手から家族経営の所までさまざまですが、以下石材店を探す前に、抑えておきたい要素です。
※民営霊園、寺院墓地では石材店が指定されているケースがあります。その際、指定されている石材店以外での建墓依頼ができなくなりますので、その旨ご注意ください。

まず、こちらの要望や状況をじっくり聞いた上で、親身になって質問に答え、意向を汲み取った上で提案してくれる所かどうかというところが、いい石材店を見分けるポイントだと言えるでしょう。
※一方的に営業してくる所や、専門用語を乱用して煙に巻いたりする姿勢がみられる石材店には注意
※石材(石種)の特徴、工事方法や途中経過についても説明してもらいましょう

店舗が近くにあれば、気軽に立ち寄って相談することもできますし、何か困ったことがあれば霊園現地まですぐ飛んできてくれます。
品揃えの豊富な展示場をもつ石材店では、たくさんの実物大の墓石を見てイメージを喚起することができます。
また、長く地域に根ざして活動している石材店は、それだけ信用に見合う仕事をしてきたといえますので、社歴のチェックもしておきましょう。(地元密着型の石材店では、仮に悪い噂があれば事業を継続することが困難になります)

墓石サンプルだけでなく、実際に霊園現地にて建墓したお墓をみせてもらうことが重要です。
出来たばかりのものではなく、3年以上経ったお墓をみせてもらうと、より具体的な施工レベルや仕事の質がわかることが往々にしてあります。

- 「見積書」・・・明確でわかりやすいもの。(石種まで書かれているかどうか)
- 「完成図面」・・・CADや3Dグラフィックを使って完成予想図を作成するところもあります。規定墓の場合は図面がない場合があります。
- 「各種契約書」

石材の品質表示を正確にしているかどうかもチェックしておきましょう。
「白みかげ」「黒みかげ」というのはあくまで“通称”です。石材の原産国・地名、銘柄名、等級などによって、価格や品質、特徴も大きく異なってきます。
「石の種類についての表示や説明がきちんとされているかどうか」のポイントは重要です。

お墓は建立すればそれで終わりというものではなく、長い間維持していくものです。アフターフォローや保証などの具体的内容について、あらかじめ石材店に確認しておきましょう。口頭での「安心サービス」や「曖昧な保証」は後々のトラブルになりますので、文章に残しておいてもらうことが大事です。

お墓の建立、施工において重要となるのが基礎工事です。表にはみえない部分ですが、地域や土地の特性によって基礎工事の方法も変えることがあります。縁の下の力持ち的基礎工事ですが、これがしっかりしていないとお墓は長持ちしません。墓地の地質も含めてよく理解している石材店さんであれば安心です。

■ 「大幅な値引き、安易な値引き」には注意が必要
単純に価格だけで判断しないようにしてください。
値引き額があまりに大きい場合や、安易に値引きに応じる所は、もともと高い値段をつけていたり、不良品であったり、質を落した施工である危険性も否めないので多少の注意が必要です。

■ 業界団体に加盟しているかどうか
全国・地域には石材組合などの大小業界団体があります。団体に加盟することにより、相互交流・学習などを通し、質の向上をはかっています。万が一の際にも、他の組合内でフォーローしてくれることもあります。
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■ 「お墓ディレクター」資格
「お墓ディレクター」とは、日本石材産業協会が主催する資格で、「日本のお墓文化の発展とお墓に関する正しい知識の普及を図るために作られました。お墓に関する正しい知識とアドバイスを与えてくれる「お墓ディレクター」を取得している社員がいるということは、石材店を選ぶ際のひとつの基準になるでしょう。

【福朗の寄り道】:不逞の輩にご注意
墓地の販売権を一時的に取得して売り逃げする悪徳ブローカーや、無許可で霊園販売する輩が、ごく一部とはいえ存在します。
「あなただけに特別価格で提供する」とか、「今日契約してくれれば、○○○万円値引きする」といったように過度に契約を急がせる業者の営業トークに惑わされて、勢いで決めてしまわないようにしてください。
また、「○○日までに建立しないと不幸になる」的な不安を煽るような言動をされる販売業者にも十分注意してください。
時間を空けて何度か話をしている間に、実体や本音がみえてくることがあります。
じっくり、慎重に!迷った時は周りにも相談しましょう。

