霊園と墓石店選びをサポート お電話で霊園・墓地探し フリーダイヤル 0120-432-221(平日:9:00〜17:00) 鎌倉新書のWEBサポートデスク
いいお墓
鎌倉新書について 霊園を選ぶ お墓を建てる お参りする よくある質問
お墓の費用 石材店を選ぶ お墓の話 お墓のリフォーム 何でも相談
 

 

<先ず最初に>

advice 1. 公営墓地なら、いくつかの石材店で見積りを

購入者にとって「石材店が決まっていないこと」は大きなメリットの一つです。業者や墓石の価格を比較し、自由に選べるからです。

公営墓地の場合、自治体が運営しているという経営面での安心感があり、よほど不便な場所でない限り人気があるようです。そのため応募しても、すべての人がすぐに使えるわけではありません。

ですが運良く抽選に当たった場合は、このメリットを活かしてください。多くの民営や寺院墓地では、墓石を買う石材店が決められています。また同じ霊園・墓地では、同じ大きさ、デザインであればどの石材店で墓石を建てても、その料金は一律になっているようです。公営の場合そのような制約はありません。

当選後の石材店選びでは、何軒かを比較する際に見積もりを取りましょう。石材店を決める要素はいくつかありますが、公営墓地の場合、墓石の料金も一つのポイントとなります。

ただ、応募の際、特定の石材店に申し込み代行を頼むと当選後はそこでお墓を建ててもらうことになり、他店との比較はできなくなります。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

<霊園を選ぶ>

advice 2. どのタイプがいいか最初に話し合っておこう!

霊園・墓地は「公営」「民営」「寺院」と、それぞれ特徴があります。

ウチの場合、その違いを踏まえることなくお墓選びをスタートしてしまいました。そしていくつか見て廻った中から、ある寺院墓地に決まりかけました。ところが「戒名を付けなくてはいけない」という条件に引っ掛かり、最初からやり直すハメに。最終的に霊園が決まるまで、時間も気力も使うこととなりました。

「お墓」は死に関わることですから、当然宗教上のことも問題となります。初めに、ご家族や身内で予算や場所などの条件を確認することはもちろん、信仰や宗教観、戒名のことまで話し合い、どのタイプが自分たちに合うのかをある程度決めておくとスムーズだと思われます。

「話し合いなんて面倒くさい。誰か一人が決めればいいんじゃない?」って思いますか?
でも、なかなかそう上手くいかないのがお墓選びです。なぜか親セキの叔母さんが口を出してきたり、父親と息子の意見が対立したり、ということが起こりがちです。その意味でも、お互いがどのように考えているかの確認が必要だと思われます。わたしのように“長男の嫁”として意見は言い出しにくい、という場合もあるかもしれません。でも、遠慮は禁物です。自分が入るお墓であればなおさらのこと。後々話がこじれると面倒です。まずは自分の夫に希望を伝えるところから始めてみてはどうでしょう?

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 3. 実際の運営会社を確認!

民営霊園では、経営主体の公益法人、またはお寺から管理運営を委託されている企業がどこなのか把握しておきましょう。できれば、その経営状態も調べておきたいところです。

法人や企業が経営破たんを招いても、永代使用権は法律である程度守られ、そう簡単にお墓がなくなることはないようです。

ただ、経営のいき詰まりが霊園の管理運営面の悪化を招くことはあります。・参道や周辺の掃除が行き届いていない・管理人が常駐しなくなった・管理料が上がったなど、利用者にとってはありがたくない事態も起こりうるのです。

広告では実際の管理会社がはっきりしないこともあります。その場合「事業主体」「経営主体」として載っている宗教法人(お寺)に直接尋ねて下さい。経営主体のお寺がわからなければ、その霊園の許可を出した自治体で教えてくれます。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 4. 宗教面の条件を確認!

 民営の霊園であっても、宗教面での諸条件はチェックしておきましょう。
 例えば民営霊園のすべてが「宗旨宗派を問わない」とは限りません。中には「在来仏教のみ」としていることもあります。その場合、いわゆる新興宗教は断られることになります。
 民営では宗教法人が経営主体でも、そのお寺の檀家になる、ということはありません。真言宗のお寺が経営しているからといって、その信徒にはなることは求められません。
ただ「法要の際、自分たちの連れてくる宗教者を自由に連れて来られるかどうか」。この点に関しては、確認が必要です。
 例えば、長男がお墓を引き継ぎ、次男が新たに民営霊園でお墓を購入したとします。その開眼法要の際、代々が檀家となっている寺の住職に来てもらおうとしたところ霊園から断られた、というようなことがあります。
 たとえ「宗旨宗派問わず」となっていても、その霊園の紹介する宗教者しか呼べない、ということがあるからです。条件は霊園ごとに違いますから、自分たちで僧侶を呼びたい場合はそれができるかどうか購入前に確認して下さい。
「各宗派の僧侶手配します」とは一見便利なようですが、こちらの自由にとはいかないこともあるのです。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 5. 檀家とは? 戒名で気をつけること?

“檀家”は江戸時代が産んだ社会制度ですが、現代において「檀家になる」とは具体的にどういうことでしょうか?
お寺のお墓を購入すると定期的にそのお寺で回向を受け、法要ではお経をお願いします。故人の供養でお世話になるわけです。それに対し、檀家はお布施などの名目で経済的にそのお寺を支えていきます。

その檀家になるためのお金「入檀家志納金」を、最初に求められることがあります。いわばメンバーになる入会金のようなものです。入檀家志納金は「永代使用料」に含まれていることもあれば、別途かかることもあります。お墓購入前に、必ず住職に確認して下さい。

また宗教上忘れていけないことは“戒名”。寺院墓地ではお墓に入る際は原則、戒名を付けることが求められます。しかもそのお寺の宗派のものでなくてはダメです。

一般的に“戒名”と呼ばれる仏弟子としての名前、ホーリーネームですが、浄土宗では“法名”日蓮宗では“法号”といいます。また宗派ごとに付け方も違います。

寺院墓地で戒名について気をつけたいのは、次のような場合です。

  @「無宗教葬」を希望している
Aお葬式を違うお寺の僧侶にあげてもらった
B改葬(お墓の引越し)で、新たにお寺のお墓を買った
C2つの家のお墓を1つにまとめてお寺のお墓へ

@最近希望者が増えている無宗教葬ですが、お寺のお墓に入る場合、戒名を付けていないという理由で断られることがあります。

A例えば都内で葬儀を上げ、故郷のお寺に埋葬するという場合。葬儀の際に付けた宗派と故郷のお寺の宗派が違えば、戒名の付け直しを求められることもあります。その場合、新たに戒名料を支払うことになります。

BC改葬などで新たにお寺のお墓を求める際も、故人の戒名の宗派は確認しておきましょう。行き先のお寺と宗派が違えば、同じく問題が生じます。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 6. 「自分の目で、足で確認」が基本&見学の7つ道具?

広告やチラシで使われている写真は、その霊園・墓地の一部分。大抵は一番いいロケーションを使っています。わたしの場合も、そこだけをイメージしていて実際見学に行くと「あらら、そうだったの?」ということがありました。施設や地形など、広告だけではわからないことは多いものです。

アクセスに関しては電車のいくつかの路線が使える、バス停から歩ける、ということだけでも「交通至便」となっていたりします。言葉に惑わされずご自分で調べたうえ、お墓参りに利用するであろう交通機関を使ってみることをおススメします。

その意味でも、見学時には周辺地図を持参したいところです。他に方位磁石(霊園やお墓の向きを確認)、メジャー、カメラ(後から撮ったものを参考に)などもぜひ。

広告に載っているのは基本的な情報のみ。見学時には使用規則や石のこと、納得いくまで質問しましょう。筆記用具は必需品です。

夫婦2人で、というような場合は1人が営業マンに聞く係、もう1人がそれを書き留める、というように役割分担してもいいかもしれません。霊園をいくつか廻ると、「あれ、あそこはどうだったかしら?」という混乱が起きることも。事前に霊園のオリジナル・チェックシートを作ってもいいですね。

ウチの場合、1日に目一杯5、6ヶ所見学したこともありました。そんな時は間食できるもの、飲み物は必携。場所によっては、近くにコンビニもないこともあります。加えて空腹になるとイライラして喧嘩モードになりやすく、その対策として。(もちろん人によりますが)荷物にならない程度に飲み物や軽いおやつなどもあると、イザという時(?)助かります。

こうしてみると「霊園見学に持っていくもの」って、ほとんどハイキングや山登りの場合と変わらない感じですね。実際、霊園内をあちこち見て廻ったり、時には登ったりと「歩く」ことが多くなります。足元はスニーカーなど、動きやすいもので出掛けましょう!

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 7. “永代使用料”って、そもそも何?

お墓の広告などでよく目にする“永代使用料”。耳慣れない言葉で戸惑う人も多いはず。お墓の特質を表した言葉ですから、曖昧にしたままでいると大変です。

霊園・墓地にそれぞれがお墓を建てる場所、その区画を「墓所」といいます。この墓所に「お墓を建て子々孫々が使う権利」に対して支払うのが“永代使用料”です。あくまで使用権を取得するだけ。「お墓を買う」とは言っても、不動産のように所有権を得るわけではありません。

そのため、永代使用料を支払っても墓所を売買することはできませんし、勝手に他人に貸すことも禁止されています。

また「お参りが不便」などの理由で、墓所を管理者に返しても永代使用料が全額戻ってくることはほとんどない、と考えておいて下さい。(使用権についてはそれぞれの霊園で規定されています)。

もう一つ勘違いしやすいのは“永代”の意味。永代使用料を支払ったら、ずーっと墓所は自分たちのもの、ではありません。“永代”は “永久”ではないからです。ずーっと使うには、“代”つまり「継承者が続いていること」という条件が付きます。霊園側からすれば、そのお墓の継承者がいなければ管理料も入らず困るからです。
例えば永代使用料を100万円払っても、次の代がいなくて10年しか使わなければ1年10万円で墓所を借りたことになります。

核家族化、少子化などで、お墓の継承はなかなか難しい傾向にあります。

誰がお墓を継ぐのか―。法律上では、お墓の使用者の指名があればその友人が継ぐことも可能なわけですが、実際には霊園の許可が必要になってきます。

  ・ 「お墓は永久ではなく永代」
・ 「お墓は買うのではなく場所を借りるだけ」

“永代使用料”という言葉からわかる、この2つの“お墓の超基本事項”をとりあえずは押さえておきましょう。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 8. 墓石にも、遺骨のためにも大事な「水はけ」「日当たり」

「水はけ」「日当たり」「風通し」は墓石にも、またお墓に納める遺骨にも大切なポイントです。

石は自然界のもの、鉱物です。種類によっては雨水を含んだ後、中の成分を一緒に吐き出してサビを出してしまうものもあります。

水を吸いやすい、吸いにくいという石の性質にもよりますが、寒冷地や極端に日当たりが悪い場所では石が水を含み凍結することもあります。凍結はひび割れの原因ともなってしまいます。

また古い石にコケが生えているのを「風流」とする場合もありますが、建てて数年の墓石にコケ、というのはどうでしょうか。

霊園自体の方角や日照時間はチェックしておきましょう。

お墓の主役「遺骨」にとっても、これらは大切な要素となります。
遺骨が納まるカロート(納骨室)は墓石の下。ここがジメジメしていると、カロート内にカビが出たりすることもあるようです。

雨が降った次の日に見学に行き、敷地内の水はけを確かめてみるのも一つの方法です。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 9. こんなことで使用権が取り消しに!?

霊園・墓地ごとの決まりゴトをまとめたものが「使用規則」。使用者資格や永代使用権についての規定の他、納骨できる範囲、事故の際の責任所在についてなども記されています。お墓を購入した後でもらうのが一般的ですが、できれば事前に読ませてもらいましょう。

民営霊園ばかりでなく公営墓地でも、それぞれ「規則」があります。例えば東京都では「東京都霊園条例」なるものが存在します。墓所を購入した人、当選した人はこの規則を守らないと使用権を取り消されます。

気をつけたいのは「管理料の支払い」と「継承者の手続き」。こういうことでも、うっかりミスがあれば大事なお墓を失くすことになってしまいます。

使用規則には例えば次のように書かれています。

  第○○条 使用権取消し
1. 管理料を3年以上納入しないとき
2. 使用者が死亡して3年を経過しても承継の手続きがないとき
3. 使用者が行方不明になり、かつ縁故者から申し出なく5年以上経過したとき

管理料は口座引落がほとんど。銀行の合併でその名称、支店名、口座番号が変わった際も手続きをしておかないと、未払い扱いになる可能性があります。

また現在のお墓の使用者(例えば父親)が亡くなったら、次に引き継ぐのは誰か(「承継者」という)を明確にして霊園側に伝えなければなりません。承継者不明や、住所がわからない場合も使用権取消しとなります。

なお、お墓は「祭祀財産」になり、複数(例えば兄弟)で引き継ぐことはできません。承継者は一人です。

「使用権取消し」となると、お墓はいったいどうなるのでしょうか。無常にも諸手続きを経て、遺骨は霊園敷地内の無縁供養塔などに入れられることが一般的です。お墓があった場所は更地にして霊園側に返します。永代使用料は戻りません。

 「そんな理不尽な!」ということにならないために、各手続きは確実に忘れずにしておきましょう!

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 10. お墓の向きで価格が違うことも

お墓の向く方角の良し悪しは諸説あるようです。例えばある寺院墓地で、「その宗派の本山を向いているのがいい」と聞いたことがあります。反対に、お墓が本山の方角だと、お参りするときお尻を向けることになるから良くない、という話しも聞きます。その解釈方法で判断が違ってくるわけです。

東向きの方が人気が高いのか、西向きより高く設定している霊園もあります。

お金に余裕があり、方角が気になるのであれば、その信条に従って買い求めて下さい。こだわらなければ安い方で充分という気がします。

わが家が買い求めた霊園は方角による値段の差はありませんでしたが、亡くなった義母の故郷の方を向くように、と考え、西向きにしました。要は良いも悪いも買う人の気持ち次第というところでしょうか。

墓石の色に関しても、しかり。個人的には“色”よりは、吸水性や硬度といった機能面を重視した方がいいとは思いますが。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

<お墓を建てる>

advice 11. アドバイスをくれる石材店選びが大切

あなたが見学に行った先の霊園で、あるいは石材店で、石の一部を標本にした“カタログ”を見せてもらうかもしれません。

黒やグレーばかりではありません。茶系、緑、青、ピンク、赤系と様々な色が見られます。値段もマチマチ。「どれを選んでいいものか…」と迷うことも多いかと思います。

色に関してはカタログだけで決めずに、その石を使って造られた実際のお墓を見せてもらって下さい。やはり全体の色味となると、印象が変わってくるものです。

ただ、墓石を“色”だけで選ぶのはやめておきましょう。
やはり墓石は、墓石としての適性が大切になります。「硬度」「吸収率の低さ」「キメの細かさ」がそのポイントといわれています。

石の種類によるこうした特徴は、自分でも、ある程度は調べることができると思います。ですが、例え「この石はこういう特徴だ」ということがわかっても、その石を多くの石から見分けることは難しい。例えば神戸の御影石と中国のそれとを並べられて判別せよ、と言われてもシロウトには無理な話です。石についてはプロのアドバイスに耳を傾けざるを得ません。

ですから、まずはそのアドバイスを求める石材店に、プロとしての力量を問いかけてみましょう。

  「この石の吸水率は?」
「硬度はどうですか?」
「産地はどこですか?」
「この地域での適性は?」

質問に答えられなかったり、まともに答えず値段で石を勧めるようなところは、お墓を任せるに値するとは言えません。

ちなみに墓石の良し悪しは、その値段では決まりません。商品として人気が高く、(採取)量が少なければ値段が高くなるのは石でも同じです。

長年その土地でお墓として使われてきたものは、墓石として一定の評価ができますが、だからと言って外国産が良くない、という話しではありません。墓石としてその地域の風土に合っていれば良い石、ということになります。墓石のほとんど(80%以上)を輸入に頼っているという現状でもあります。

そういう話を含め、よきアドバイスをくれる石材店を選ぶことが大切です。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 12. カロート(納骨室)は?

人間どうしても目に見えるところに関心を持つのは、致し方ないところ。お墓においても、石やその造りばかりに目がいきがちではありますが、大事な部分を忘れては困ります。

お墓は、ご先祖や亡くなった方を供養する場となります。その方々の遺骨を納めるのは納骨室「カロート」と呼ばれるところ。墓石の下に位置します。地下にあるか、地上にあっても石で隠されていますが、お墓の心臓部ともいえる場所です。

使われるのはコンクリや石。段が設けられていることもあります。底は遺骨の納め方によって土のままだったり、一部コンクリートだったりします。

納骨室はお墓の土台となりますから、しっかりとした造りが求められます。また「石」造りであれば、結露を防ぐべく上の墓石と同様よく磨かれることが必要です。

骨の納め方は地域により変わってきます。@遺骨を入れた骨ツボのままA骨の一部または全骨を袋に入れてB骨ツボから出して直接、などの方法があります。

関東では骨ツボのまま納め、33年忌などの最終忌を経て土に還されることが多いようです。

現在都心では、0.5u以下の墓所を売り出していることは珍しくありません。「広さ」よりも「お参りの便利さ」というニーズに応えたカタチです。

このようなコンパクトサイズの区画で気をつけたいのは納骨室の広さです。関東では骨ツボの標準サイズは7寸(直径約21cm)。お墓によっては、骨ツボが1つ2つしか入らないタイプのものもあります。

お墓を買ったものの、両親の遺骨(骨ツボ)を入れたら一杯で自分の分は入らなかった、ということがないように事前に確認が必要です。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 13. 参考になる文字・図柄は石材店に尋ねても

霊園、特に最近できたところを見て廻ると、「○○家」という一般的なものも見られますが、「心」「憩」「愛」などの一文字や詩など、個性を感じさせるお墓が増えているようです。

「お墓に刻む文字」は迷うところです。一旦決めた文字を変えるとなると、石を削ってということになり費用もかかります。

実際に霊園・墓地内を見て廻ってみると参考になるでしょう。また、石材店にも見本となる文字の資料がありますから尋ねてみて下さい。

文字だけではなく花などの図柄を入れてみると、また雰囲気も変わります。これも石材店にパターンが用意されているようです。

近年は少子化により「両家墓」が増えています。例えば長男(A家)と長女(B家)、一人っ子同士が結婚し、それぞれのイエのお墓を継ぐことになったものの一夫婦で2つのお墓を維持していくことはままならず1つにまとめる、というようなケースがあります。その場合、両方の家名(A家B家)を刻むこともありますが、まったく関係ない文字を使うことも。

家名ではない文字や詩をお墓に刻むのは、そんな昨今の事情も理由のひとつとしてあるようです。
お墓を造る機会もそう何度もあるわけじゃなし、何を刻むかは悩みどころですが、今後のことも考えて決めることも必要かもしれません。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 14. 工法を確認・工事の報告をもらう

建物の耐震偽装が問題になっています。検査会社は存在していたものの、「造る」過程においてチェック機能がきちんと働かなかったこともひとつの原因でした。

お墓の場合も完成までの工程で、チェックの目があったほうが安心です。

ただその前に、石材店がどのような施工をしているかも確認しておきたいこところです。これまで造ったお墓の実物、そしてその過程を写真で見せてもらいましょう。

新潟中越地震や宮城県沖地震でお墓倒壊の被害が報告されています。基礎工事で土台に鉄筋を入れていることはもちろん、太さどれくらいの鉄筋を何本いれるのか、金具止めをするのかなどあらかじめ聞いておきましょう。

墓石においても、ただ積み上げるだけではありません。・繋ぎ目にボルトを入れる・コーキングや接着剤の使用・ステレンレス棒を入れる、など各工法があります。施工前にどのような耐震工法をとるのか、必ず確認して下さい。自分たちのやり方に自信を持っている石材店は、その情報をオープンにしているものです。

いざ施工となれば、大事なお墓ですから、各工程時に自分で現場に出向きたいところです。購入者の目があるとないのでは、施工者の姿勢も違ってきます。現場に行けない場合は、石材店に写真をつけた報告書をもらい、完成前にもらえるようお願いしましょう。

 ←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 15. 気軽に行きましょう!

「お墓に行ったら掃除しなくちゃ」「準備はどうしよう」なんてことを先に考えてしまうと、お参りも億劫になりがち。まずは故人やご先祖さまに会いに行く感覚で、気軽にいきましょう。

実際、お掃除道具は霊園で準備されていることが多く、花や線香も途中で調達できます。「行きたくなった時に手ブラで」OKです。

お参りの時期は必ずしも世間に合わせなくても。もしお彼岸やお盆が仕事などで忙しければ、そっと心の中で手を合わせつつ他で埋め合わせしましょう。GWや夏休み。故人もゆったりした気持ちでお参りに来て欲しいはずです。

ウチでは毎年お正月にお墓参りに出掛けます。寒い時期ですが、意外と人が訪れています。お墓の前で手を合わせると、新年を迎えるというあらたまった気持ちになったりします。

実は霊園の近くに、いつも立ち寄るお蕎麦屋さんがあるんです。そんなこともチョット楽しみです。帰りに行ける気の利いた手打ち蕎麦屋、おいしいコーヒーが飲める喫茶店なんてみつかれば、お墓参りも2倍楽しめそうですね。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 16. 石材店から選ぶ、もあり。

いざ「お墓を建てる」となると、霊園・墓地探しから始めることが一般的なパターンのようですが、最初に石材店を選ぶ方法もあります。

民営墓地や寺院墓地では、あらかじめ墓石を建てられる石材店(「指定石材店」のように言います)が何社か決まっていて、あなたが見学に行くと、その中の1店に割り振られます。例えば、石材店がA社B社C社と複数入っていても、ここでお墓を建てるならA社と先に決められてしまいます。

もしそれが不自由だと感じたら、見学前にその霊園・墓地に入っている石材店(A社B社C社)を調べ、その中の1社(例えばB社)をこちらから指名して問題ありません(ただし、見学後ではダメです。くれぐれも見学前に!)。

同じ霊園・墓地に入っていれば、お墓の価格は横並びです。ただ、家を建てる場合、建設会社や工務店によって、そのできが変わってくるのと同じことがお墓でも言えます。「建ててもらう」業者の姿勢は、家の場合と同じく、見極める必要があります。

石材店は“お墓の不動産屋さん”でもあります。大抵はお墓を建てる霊園・墓地を複数持っていて、随時紹介してくれます。

もちろん、地域によっては公営墓地が1ヶ所しかないということもありますよね。その場合、必然的に霊園・墓地ではなく、石材店をどこにするか、という選択になります。

いずれにせよ信頼に値する石材店に出会うことは、より納得のお墓造りの一歩にもなるのです。

 ←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 17. なぜ地元に定着した石材店がいいの?

「あそこの石屋さんは、お父さんが子供の頃からある」。そんな話しを聞いたら、お墓を建ててもらう候補のひとつとなるかもしれません。

長くその土地に定着している石材店は、それだけ信用に見合う仕事をしてきたと言えそうです。クレームの上がるようなものを造れば、その場所で石材店として営業していけなくなるからです。

お墓は代々継いでいくもの。何十年何百年と続くわけです。いい加減に造ったり、売ったりすれば悪い評判となってゆくゆくは自分たちの首を絞めることになります。

“歴史はまだまだ”でも、良心的な業者もあります。あなたの住む地域に石材店があれば、ご近所の評判も確認しつつ、一度相談に行ってみては?

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 18. 継承者にも相談を

「子供に迷惑をかけたくない」として、親が生前にお墓を買い求めるケースが増えているようです。

ただ、決める前にもう一度考えて下さい。それは本当に子供のためになっていますか?

親が永代使用料を支払っても、お墓を引き継ぐのは多くの場合子供、子孫です。その後の管理料、寺院墓地ならお布施を負担していくのは、その継承者なのです。

本当にその場所で大丈夫ですか?お墓を建てた後、お参りに来る人の状況も考慮していますか?

子供が都会に出ているのに、自分たちが住んでいるそばに、と考えていませんか?継承者が「お参りに行きにくい」と考えてお墓を他へ移しても、支払った永代使用料は多くの場合返還されません。

お墓購入は自分一人で決めずに、継承者や家族に相談してから、をおススメします。

特に男性は、「代々継いでいくイエのお墓」という意識が高まり過ぎると、つい独善的になってしまいがちのようです。ウチでも、熱くなったのは義父と長男である夫。お墓を探す途中、衝突を起こしました(やれやれ)。

「永代供養墓」購入の場合も、継承者がいれば一度相談してはどうでしょうか?死んだ後、供養してくれるであろう人にも意見はあるはずです。

“お墓”は自分だけのもの、自分の代だけのものではありません。冷静に周りの声にも耳を傾けましょう!

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

advice 19. “お墓の引越し”は大変!

一度建てたお墓を他処へ移すのは、簡単ではありません。

例えば出身地にある代々のお墓を東京都に移したい、といった場合。都内に新しい受入れ先を用意して証明書をもらい、故郷のお墓に行き、ついでに役場に行って手続きをして証明書をもらって…。あちこち移動し、日数もかかります。

元のお墓の場所を更地にして管理者に返す費用(原則使用者側の負担です)、御魂抜きや開眼供養とお金もかかります。もちろん墓所を返しても、一度支払った“永代使用料”が戻ることは、ほとんどありません。
 これからお墓を買う人にとっても人ゴトではありません。

お墓を引越しするのは、手間も時間もお金も必要です。決める際はここでいいのか、今後のお参りに支障がないかなど長〜い目で見て判断して下さい。

←ワンポイントアドバイスの目次に戻る

「柿ノ木坂ケイの買ってわかった! お墓選びのポイント」 トップに戻る

 



霊園・墓地・墓石店選び“いいお墓”トップ運営会社個人情報保護ポリシー問い合わせリンク



・・・・・このサイトは鎌倉新書が運営しています。・・・ ・・
〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町5-3
TEL 03-5643-5951
copyright(C) 2005 e-ohaka.com All Rights Reserved.